宗教2世の脱会時、親に対する罪悪感
『宗教2世』、Session3-3より。『2世たちの、その後』、脱会当時者の声。
親が悲しむ様子を見て、親を裏切ったという罪悪感と申し訳なさで、涙が止まらなかった
これは旧統一教会の2世信者と思われる人の言葉。エホバの証人2世だった私も同じ経験をした。親をエホバの証人に残して脱会したとき、泣きはしなかったが、親を裏切るという思いは強かった。
この葛藤のため、脱会の意思をもってから、脱会するまで3年ほどかかった。小学校高学年から中学校2年生までの期間を無駄にした。
エホバの証人をやめたい自分と、エホバの証人を強要されている自分の違いに苦しんだ。本来の自分でない自分を過ごした時間。取り返しのつかない時間をエホバの証人に奪われた。
子どもに対して、親を裏切るという罪悪感を感じさせるのがカルト宗教。宗教は人生のスパイスに過ぎないのに、ここまでの罪悪感を子どもに持たせる宗教は、この世界に必要ない。
宗教2世が、脱会後に求める過剰なモノ
“『宗教2世』、宗教と過剰な世界からの解放の先に待つのは・・・” の続きを読む