元エホバの証人2世の宿命、この世から「ものみの塔」を消滅せよ

元エホバの証人2世の宿命

私のトップシークレット

私の20代の頃の話。付き合っていた彼女に、私が過去にエホバの証人であったことが発覚し、指摘される。それが直接的原因だったのかは分からないが、この彼女とは、しばらくして別れることになった。

私が元エホバの証人2世であるということは、40才になった今でも誰にも話したくない事実。私にとって最も触れられたくない、最低な話題。

罪の意識があったり、後ろめたいところがあるわけではない。私がカルトにだまされたのではなく、生まれながら、親ゆえにエホバの証人2世として育てられただけ。被害者ではある。

私は14才のときに、自分の意志できっぱりと足を洗っている。親の洗脳を受け続けた少年期を、自分の考えで否定した。この宗教のせいで一家は離散しているけど、そんな家庭はどこにでもある。それでも、

エホバの証人2世だったという過去には触れられたくない。自ら進んで、誰かにこの秘密を話すなんてこともまずない。

エホバの証人2世の子どもの苦しみ

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『解毒』~エホバの証人夫婦の離婚率が高い原因とは

エホバの証人夫婦の離婚率が高い理由

元エホバの証人2世女性の離婚経験者が書いた『解毒』

この本には筆者自身の離婚・再婚の経験も書かれている。

エホバの証人は教理上の正当な理由がないと離婚ができない。作者の離婚理由はエホバの証人の教理的に正当でなかったために、教団側に再婚の自由なしと規定された。そのため、筆者はエホバの証人組織から排斥され、苦しむ。

排斥については『解毒』~日本初の排斥エホバの証人の本

エホバの証人はDV夫とも離婚できない

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『解毒』:日本初の排斥エホバの証人の本、エホバの証人の排斥とは?

日本で初めての排斥されたエホバの証人による著書

元エホバの証人2世の排斥者が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が、顔出し実名で書いた『解毒』。私は単行本で読んだのだが、家族に隠れて読みたいという人は電子書籍がおすすめ。

本書が、日本では初のエホバの証人排斥者による執筆であることが、作中で触れられている。

排斥とは、エホバの証人の組織から追い出されること。重大な戒律違反を犯した信者に適用される。私のイメージでは、ほとんどが婚姻外の性交渉、もしくは背教行為。

エホバの証人の場合は、教団に対する不信感の表明や、教理の矛盾の指摘程度の些細なレベルから背教行為とみなされる。

エホバの証人の排斥とは?

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エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

エホバの証人の集会が開かれる王国会館(イメージ)

エホバの証人の集会とは

エホバの証人には、集会と呼ばれる集まりがある。集会は、「エホバの証人の王国会館」という、エホバの証人にとっての教会のような所で開催される。

通常であれば、王国会館で集会が開かれるのだが、2021年現在、コロナ禍でリアル集合での集会は中止されている。神に是認を受けた集会でクラスターが発生するはずはないのだが、なぜ中止しているのだろうか?

迫害下でも集会を隠れて開き続けていたはずなのに、急に現実的な判断をしたのは、さすがのご都合主義のものみの塔協会。組織上層部も、実は神の是認を全く受けていないことは理解しているのだろう。

基本的に信者は健康を害している人が多い(気がする)ので、基礎疾患ありの状態からコロナになると劇的にヤバい。日本では信者の高齢化も進んでおり、この辺りを鑑みての総合的判断だろうか。

※2022/4追記。4/1からリアル+リモートのハイブリッド!型で集合型集会が再開される。現役信者には集合の同調圧力がかかっており、相当にプレッシャーになっている様子。だったらもうやめりゃいいじゃん。

エホバの証人の王国会館に病気の人が多い理由

エホバの証人の集会の日程・曜日は?

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エホバの証人のマインドコントロールを解く3つの手段まとめ

エホバの証人のマインドコントロールを解除する

ものみの塔の自作自演の予言

エホバの証人はものみの塔協会によってマインドコントロールされている。真理はものみの塔協会だけがもたらすと思い込まされている。それゆえに、外部の良心ある人々の忠告には一切耳を貸さない。

教団外部の人の忠告や助言に、ものみの塔への批判が含まれているとする。すると、批判であることが明らかになったその瞬間、批判者は悪魔サタンの手先だと決めつけられてしまう。

これは、

ものみの塔が事前に手を打っているから。あなたがエホバの証人になると、必ず家族や身近な人が反対します。それはサタンの攻撃なのですと、さも予言風にささやいている

騙されている本人は、この予言が成就したと思い込み、ますます盲信を強める。ものみの塔の言うことは当たると。そりゃ、身内がカルトにハマれば誰でも止めるんだが。この段階になると手が負えない。止めれば止めるほど、意固地になる。

マインドコントロールは、初期の段階で止めるのがベスト

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エホバの証人がマインドコントロールされる原因3つまとめ

エホバの証人がマインドコントロールされる3つの理由

エホバの証人のマインドコントロールとは

エホバの証人たちは、ものみの塔協会によって深くマインドコントロールされている。その手法は以下の3つ。

  1. 恐怖
  2. 反復
  3. 情報統制

エホバの証人の恐怖心を募らせるハルマゲドンとは

1つめは恐怖心を煽ることによるマインドコントロール。ハルマゲドンという終わりの日が近づいている、というのがものみの塔の教理。

当初1914年にハルマゲドンが来ることになっていたのだが、この予言は目下延長中。まあ、ハルマゲドンなんか来ないんだけどね。

ハルマゲドンでは、この世の事物の体制が滅ぼされ、善良なるエホバの証人だけが生き残る設定。その後、地球は健全・清潔なパラダイスに改良され、エホバの証人はそこで永遠の命を享受するというストーリー。

エホバの証人たちは、このハルマゲドンで死ぬのが怖くて、ものみの塔の言いなりになっている。自分の命惜しさに、自分の人生、命そのものを無駄遣いしている。

恐怖で平常心を失い、トンデモ教理を信じ込む。エホバの証人を続けてしまった結果、訪れる未来の方が恐怖なのだが。

ものみの塔の宗教本による反復

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元エホバの証人2世の洗脳状態、30年目の解放と回復

元エホバの証人2世の30年目の解放

エホバの証人らしい非正規雇用での就労を余儀なくされる

パチンコで喰っていくんだと、私は20代半ばで会社を辞めた。これには、エホバの証人らしくない生き方をしなければならない、という強迫観念が強く影響していた。私が生まれつきのエホバの証人2世だった反動。

私は、エホバの証人をやめたからには反エホバ的生き方が必須だ、と思い込んでいた。エホバの証人らしい=真面目、真面目=会社員、パチプロのプータローなら、最もエホバの証人らしくないという短絡的発想。

結局、このパチプロ生活は長く続かず、破綻する。喰うに困る前に、私は非正規雇用で働き始める。これだと、まさにエホバの証人っぽくなってしまう。エホバの証人はだいたい非正規雇用で働き、残りの時間を宗教活動に充てる。

とはいえ、喰っていくためには仕方がなかった。今さら正規雇用の働き口が簡単に見つかるはずがない。私は、就職氷河期の真っただ中に短大卒ながら、割と安定した会社に就職していた。

しかし、反ものみの塔的生き方を実践するために、安定や普通、真面目というイメージのある会社員を辞める決断をした。

私は、組織に対する盲目の忠実さ、盲信から来る組織崇拝こそがエホバの証人の根幹だと、無意識に感じていた。これが自分の中にあることを否定するために、組織、会社を辞め、一匹狼としてパチプロになるという選択をした。

これが完全に裏目に出て、傍目にはいかにもエホバの証人っぽい非正規雇用という立場に転落。フルタイムの正社員として働き、社会的地位を確立するだけで十二分にエホバの証人らしくなかったのだが、当時の私はそれに気付かなかった。

何とも皮肉な話だが、ハルマゲドンを信じ込んでいたので仕方がない。ハルマゲドンですべて滅ぼされるので、会社員として地道に働き続けることなどできないと思い込んでいた。

30年目のエホバからの解放

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ものみの塔に復讐する3つの方法とは?まずは・・・

ものみの塔協会に復讐するには・・・

ものみの塔に対する復讐

私は生まれてこの方、ものみの塔協会の洗脳下にあった。14才のときに、エホバの証人をやめるも洗脳は解けず。20代前半で、ようやくものみの塔の不義に気づき、洗脳解除に至る。

20代前半の私は、いかにエホバに証人らしくない生き方をするかに集中していた。非エホバ、否ものみの塔。これは私にとって、ものみの塔への復讐だった。

エホバの証人2世の子どもとして、14年もの年月を過ごし、人生を汚染されたこと、家族を失ったこと。私は、反ものみの塔的生き方をすることで、ものみの塔に対して復讐しているつもりだった。

かくあらねばならないという、エホバの証人的思考停止状態

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不真面目であろうとする、生真面目な元エホバの証人2世

不真面目であることに真面目に取り組む元エホバの証人2世

さらに道に迷う、元エホバの証人

私は、20才を過ぎて初めて、ものみの塔の洗脳から目ざめた。ほぼ生まれたと同時に始まった、長く深い洗脳状態は20年もの間続いた。

ハルマゲドンは来ない。この世の終わりは来ない。寿命まで生きられる。私はその事実を知ったが、これまでの惰性で、怠惰な生活を続ける。

そうしているあいだに、私の中に一本の芯が生まれた。非ものみの塔思想。否エホバという考え方。ずっと長い間、エホバの証人に縛られてきた、その反動。いかにエホバの証人と正反対の生き方をするか。私は人生の主題をここに置いた。

これが、絶賛迷子道への入り口だった。

見た目は真面目なエホバの証人

エホバの証人=真面目。私のイメージはこれ。お堅くて面白くない奴ら。子どもの頃から、そんなエホバの証人たちに囲まれて生きてきた。

ものみの塔は自身の戒律に従うことを信者に強制するが、その戒律に反しない限りは上位の権威にも服するようにと教えている。

上位の権威とは、親、年長者から始まり、学校の先生、校則、法律、政治権力へと続く。既存の権力構造すべて。

既存の権力は、神エホバが一旦は認めているモノであり、上位の権威に服することはエホバの主権に従うことである。というロジック。

このため、エホバの証人は法律をはじめ、世の中の決まりを遵守する。エホバの証人の教理に背かない限りはという条件つきではあるが。兵役だとか国旗掲揚、選挙などには参加しないが、普通に生活している限りは、普通の市民に見える。

さらに、ものみの塔は模範的な市民であれとも教えており、エホバの証人は変わってはいるけれども、ぱっと見には真面目には見える。

反エホバという生き方とは・・・

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エホバの証人は、ものみの塔の情報統制から自由になろう!

実は娼婦だったのは・・・

エホバの証人2世としての私の経歴

  • 1980年代初頭、狂信的なエホバの証人だった両親の一人息子として誕生
    ※後に発覚したが、私が生まれて1年ほどで両親は信者になった様子
  • 1990年代中頃、両親に対してエホバの証人をやめると宣告するが、ものみの塔の洗脳状態は解けず
  • 2002年~2003年頃、ハルマゲドンの到来時期を予想しようとして、『14万4000人の残りの者』について調べる。そこで、「ラッセルの墓がピラミッド」というネット記事を見つけ、洗脳解除

ネットの記事が要因となり、ものみの塔による私の洗脳が解けた。ものみの塔協会初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルの墓がピラミッドになっているという記事。ものみの塔の不義、あやまちではなく隠匿、これを知ることで一気に洗脳から解放された。

元々、疑問に感じていたものみの塔の姿勢や、教理に対する不信感がすべてつながる。ものみの塔は欺瞞に満ちたカルトであると確信した。

ものみの塔の不都合な真実

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