腕力に訴えてモノゴトを解決するエホバの証人、無根拠な格闘技禁止

格闘技禁止、エホバの証人の子ども

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)から。『ものみの塔の終焉』11章「格闘技と平和の精神」より。

日本に蔓延するカルト宗教「エホバの証人」。私はその2世信者だった。2世信者というのは親の信仰を強制される子どものこと。エホバの証人は、日本ではものみの塔聖書冊子協会という宗教法人が統括的な運営を行っている。

エホバの証人には禁止事項が多く、戦闘的なこと全般が禁止。兵役から武道まで。学校に通う子どもにもこの影響が出る。格闘技の授業は禁止だし、運動会の騎馬戦なども参加できない。中には進級できず退学になった生徒も存在する。

私も中学生のときには柔道の授業を見学するはめになった。エホバの証人だからという、とんでもなく恥ずかしい理由で。

中学3年生のときにはカルト信仰を断ち切っていたので、数回柔道の授業に参加。しかし、親に柔道着は買って貰えなかったので、友人のを借りた。

他人の汗臭い柔道着を着るのはイヤだったので(貸して貰っておいてひどい言い分ではある・・・)、後半はサボり気味に。宗教問題児が普通の問題児になってしまった。

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エホバの証人が格闘技禁止の理由

エホバの証人が格闘技を禁止している理由は以下。『ものみの塔の終焉』が「学校とエホバの証人」という小冊子から引用している。 

ほとんどのエホバの証人は格技を練習することは良心的にできないと感じています

そんなことねぇよ。他人の気持ちが分かるはずないだろ。少なくとも、私がエホバの証人であることを強要されていたときには、そんなこと感じていない。

なぜなら、そのような技術は、実際に人と争うときに用いられることがあり、そうした技能に心得のある人は問題の解決法として腕力に訴える場合のあることが観察されているから

なんたる偏見。絶対そんなことありませんから。ボクサーが他人殴ってたらきりないじゃん。格闘技心得のある人間が、腕力に訴えて物事を解決するのを観察したって何の統計?どこをどう観察したの?

実は、腕力に訴えて物事を解決するのはエホバの証人が最も得意とするところ。だからそう考えちゃうんだろうね。まるでエホバの証人自身を観察したかのよう。

腕力での解決はエホバの証人の専売特許

エホバの証人は懲らしめという体罰で腕力を行使する。腕力を用いて、子どもの教育という問題を、その場限りで解決した気になっている。

エホバの証人の子どもたちは、腕力に訴えて物事を解決する術を痛い目にあって習う。しかも親から。そして、腕力が物事を簡単に解決する方法だと思い込む。結果、自分も同じ腕力人間になってしまう可能性が高い。

暴力禁止なら体罰も禁止だろ。

体罰今はやっていない、とエホバの証人は言うんだけど、オレはしこたま叩かれましたからね。親に叩かれる痛みと恐怖は忘れられない。今でも夢に見る。

今やっていないのは結構なんだけど、かつて全世界で子どもたちを叩きまくるようけしかけたのは事実。宗教組織として責任をとって貰いたい。自らの首で。もちろん、首を獲るのに腕力は使いませんよ。

武力で守られているのは自分たちなのに

日本人が平和に学校に通えるのは、武力で自衛しているから。国が丸腰だったらとっくのとうにどっかの国に占領されてるよ。

エホバの証人のお膝元の米国でも同じ。のうのうとエホバの証人が無意味に活動できているのは、世界一の武力で国民が守られているから。

その現実から目を逸らし、武力を備えることや格技を練習すること、それイコール行使することと結びつけている。愚かで浅はかな短絡的思考。


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