エホバの証人がマルチ商法にハマる3つの理由
『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』。元エホバの証人2世の著者が書いた本。絶版なので読むなら中古購入で。
本作の著者は、一部のエホバの証人がマルチ商法を行っていると書いている。エホバの証人の布教に時間を割きやすく、手っ取り早く稼げるので
数多くの証人たちがマルチ販売に走る。
とのこと。
確かに、私がエホバの証人2世だった頃、母は自然食品だとか、健康食品を周囲のエホバの証人に紹介されて買っていた。エホバの証人は、病弱だったりアレルギー持ちだったりする人が多いので、こういう”体に良い系”にハマりやすい。
私は至って健康だったので、油ギトギトのマクドナルドとかの方が好きだったのだが・・・
あと、
エホバの証人みたいなカルトに入っちゃう人は物事を信じ込みやすい、疑わない体質の人が多い。「こんなにも健康に良いんです」とか言われると、「この人が言うのなら間違いない」と、自分も買っちゃう。
そして、良かれと思って親切のつもりで、どんどん勧誘していく。本人は正しいことをしているつもりなのだが、その行為がマルチ商法が成立させているのは間違いない。
- 信者が信じ込みやすい体質の人が多いこと
- 親切を振りまくことが正しいと思い込んでいること
- 心身に問題を抱える人が多いこと
これら3つの理由で、エホバの証人とマルチ商法はマッチングしやすい。特に健康になれます系のマルチの餌食になりやすい。
『ドアの向こうのカルト』:真理真さん作成のエホバの証人解約のためのpdf
エホバの証人そのものがマルチ商法
自分が正しいと思っていることや、自分の親切心が、相手にとって正しいどうかなんて誰にも分らない。それを無感覚に押し付けてくるのがエホバの証人。
少しは考えよう。駅前で派手にすっ転んだ人に
「大丈夫ですか?」と駆け寄るのは親切なのだが、転んだ人はそれを望んでいるだろうか?恥ずかしいから放っておいて欲しい、見て見ぬふりをして欲しいケースもある。
少なくとも私はそうだ。頭を打って意識を失っているとかで無ければ、そっとしておいて欲しい。何が何でも駆け付ければ良いわけじゃない。
これと同じで、健康に良いからと、どんどん勧誘すれば良いというものではない。誰かにとっては健康だったとしても、皆にきくわけじゃないからムダ金を払うことになりかねない。小さな親切が大きな迷惑だということ。
そもそも健康になったことと、その健康食品に何かの因果関係があるのか?別の要因があるに違いない。
エホバの証人は悪気があるわけではないから、この辺を考えれば、自分のやっていることがマルチ商法という迷惑行為だとに気づける。(少しでも、マトモな思考回路が残存しているなら。残念ながら、そんなエホバの証人は少ないか?)
そして、この本の著者も書いているが、エホバの証人そのものがマルチ商法。ネズミ算的に信者を勧誘するシステム。
エホバの証人は、正しい唯一の真理だと確信して信者を増やそうとする。しかし、あなたにとっての真理が、オレにとっての真理だとは限らない。
ものみの塔の言うことは全部ウソなんだけど、百歩譲って真理だとしよう。それでも、オレにはものみの塔の真理は必要ないよ。
ハルマゲドンで死んでもいい。エホバの証人だらけの楽園で、永遠に節制した欲望を抑え込んだ生活をするのはまっぴらごめん。ハルマゲドンまで太く短く、自分の欲望に忠実に生きるよ。
だから、エホバの証人がやっている勧誘は迷惑行為にすぎない。
そもそも1000%、ハルマゲドンは来ないから、エホバの証人がやっている勧誘行為は災厄を振りまいているだけ。
“マルチ商法を行うエホバの証人、自分のやっていることを顧みろ” への1件の返信