『NHKにようこそ!』アホウな新興宗教団体に弄ばれる宗教娘

自身を省みず、架空の外敵を作るエホバの証人

エホバの証人がモデルの宗教娘が出てくる『NHKにようこそ!』。この宗教娘は不幸のどん底にいる。

エホバの証人みたいなカルト宗教を養父母が強要してくるから不幸だということもあるのだが、生い立ちゆえの不幸さを抱えた者が神の存在を求めちゃうという構図も透けて見える。

鬱積する怨念、尽きることのない社会への憎悪、怒り。
しかしそれらの怒りは、そのほとんどが自分自身へのふがいなさに由来している

だが、その事実を認めて自らの無能さを自覚する作業には、かなりの勇気を必要とする。人間ならば誰しも、自分の汚点を見つめたくはない。
そこで陰謀論者は、自らのふがいなさを外部に投影する。
自らの外に、架空の「敵」を作り出してしまう

これ、エホバの証人。

我が身を省みず、サタンがいるから世の中が悪い、人間は原罪を持っているから不完全だと。だから、神様助けて~と。

いやいや、正しい方向に努力しないお前が無能なだけだろ。神にすがらず、自分の知力・体力総動員で努力しろよ。それでダメだったら宗教でなく、行政や頼れる親兄弟、民間の団体やら、いろいろ調べて様々なところに当たってみろよ。なんでカルト宗教一択にしちゃうの?

さらに、この手のカルトは、自分たちが真理の民だから世間から迫害されている、とかのたまう。

そんなことねぇよ。子どもを輸血拒否で殺し、体罰を推奨してきたから、正当な非難を受けているだけだろ。

不幸な宗教娘

宗教的な修行によって得られる悟りも、薬物によって得られる悟りも、それらは結局のところ、同じ物である

つまり、幻覚。そこに真理はない。マトモなモノにはたどり着かない。

そして、例の連中がいきなり訪問してくる。

来訪者の顔に貼り付いているいる微妙な笑みと、彼女の全身から立ち上っている微妙なオーラ

不幸の伝道者、エホバの証人。歯が乾きそうな貼り付いた笑顔。

2冊の小冊子を差し出してくる。

目を覚ませよ!

どるあーがの塔

なんというネーミングセンス。エホバの証人たちは組織の運営側からいいかげん「目を覚ませよ!」と言われ続けて、やがて150年。いまだに全世界800万人のマインドコントロール信者が存在する。

そして、布教活動に付き合わされる不幸のどん底にいる2世信者。

このような十七、八(推定)の年端もいかぬ娘が、新興宗教などという阿呆な団体に弄ばれている

なんという悲劇。これがエホバの証人2世の残酷な現実。アホウな宗教団体に弄ばれ、二度と戻らない時間を搾取される。

そして、いきなり訪問した家の住民からは

新興宗教愛好娘などという頭のおかしい人間

という、評価を下される。外見だけ見れば、しごくもっともな評価なんだけど、中には強制的に連れ回されていて、本人が信じていて頭がおかしくなっているわけではない人もいる。しかし、外から見ればみんな一緒。哀れすぎる。


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