エホバの証人サイトから、長崎大学准教授の意見書が消えた理由

エホバの証人サイトから意見書が消えた理由

「日本のエホバの証人公式ウェブサイト」に長崎大学准教授の意見書が掲載されていた件。この件、長崎大学に苦情と問い合わせを入れたのが2024/7/15。

返答がないままの2024/8/2に当該意見書がエホバの証人サイトから消失しているのを確認。

大学から返答メールもきたので、それに対して再度質問メールを送付(2024/8/7)。ここまでが昨日までの記事

長崎大学から、2日後に返答メールがくる。また事務課から。

質問①長崎大学では、池谷和子氏の教育者としての資質に問題なしと判断されているということですか?

池谷和子氏は、身体的虐待を、車道に飛び出した子どもの腕を引いて叱ることと同一化する偏った主張をされています。

それでも、国立大学で教鞭をとることに問題なしと、長崎大学では判断されているということでしょうか?

に対して

【ご質問①への回答】

今回の意見書は、当該厚労省のガイドラインへの危惧について、あくまで法律の専門家としての見解を述べているものであり、研究者個人が児童虐待についての定義等を主張しているものではありませんので、ご指摘の教員が本学において教育研究に従事することに問題はございません。

質問②池谷和子氏の意見書が、日本のエホバの証人の公式ウェブサイトにおいて

2024年7月から8月にかけて、掲載から非掲載へと変わったのには何か事情があるのでしょうか?

に対して

【ご質問②への回答】

意見書につきましては、特定の宗教法人のウェブサイトに公表することにより、当該宗教法人に協力しているとの誤解を与えかねないことから、教員が当該宗教法人へ依頼して削除されております。

質問①に対して「ご指摘の教員が本学において教育研究に従事することに問題はございません」という回答。問題あるかないかは、大学が自ら決めることなのか?いやいや、問題大ありなんだけど。

「問題ないと判断しました」くらいなら噛みつかないんだけどなー、と思いつつも、質問②の回答がエホバの証人広報と違ってストレートだったのと、大学的にはこれ以上ことを荒立てたくないのだろう、というのを酌んで、これ以上メールの返信はしないことに。これにて終了ということにした。

エホバの証人広報に問い合わせ、長崎大学准教授の意見書取り下げの理由

詭弁准教授に教育者としての資質あり?

放っておいても、この准教授の進退問題はいずこからか発火しそうだし、私がこれ以上、火を点けずとも良いかと。

私的には、この准教授は大学をクビになって当然だと思っているし、それくらいの覚悟でカルトと懇ろやってるんだよね、と思っている。

とはいえ、エホバの証人サイトから意見書も取り下がったし、この人も職を失うのは大変だろうし、追求はこれくらいにしておこうかと。

しかし、この准教授は

  • 宗教の強制を、子どもの塾通いと一緒くたに
  • 宗教を理由とするネグレクトを、片親家庭の親が仕事のため外出することにすり替え
  • 身体的虐待を、車道に飛び出した子どもの腕を引いて叱ることと同一化
  • 親が子どもに五体投地を強要しても、虐待と認定するのはおかしい

このような

詭弁を弄して、宗教虐待を受ける子どもにとって、救いの手を差し伸べるほとんど唯一のモノである「宗教虐待Q&A」に反対している。

こんな偏った主張をしてしまう人間に、自分の子どもを指導をさせたいか?

「No」だろ。

大学側には、こういう考えかたをして欲しい。

攻めるなら名誉教授でなくて・・・

今回の大学とのやり取り。収穫は

  • 攻めるなら名誉教授でなく教授・准教授
  • 何らかの宗教法人に協力しているとの誤解を与えかねない行いは、大学側は避けたい

このあたりの知見を得られたこと。

愛知県立大学へ苦情を申し入れた件③、とりあえず決着。

大学側はクビ切ったりするのは避けたいみたい。それはそれで良いんだけど、当たり障りのない解決策で問題を先送りにしているだけでは、もっと問題が深刻化して、大学側が後で痛い目を見ることになるのではないだろうか。


“エホバの証人サイトから、長崎大学准教授の意見書が消えた理由” への4件の返信

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