忠実だが思慮深くない奴隷

統治体の権威付けのための14万4000人の教義

エホバの証人の教義では油注がれた忠実で思慮深い奴隷と言われる14万4000人の人々の選別は現代に入ってから終わったことになっている。もはやだいぶ昔になってしまったが1935年にその選別が終わったとされている。この選別が1世紀に始まり現代まで長引いたことになっているのには重大な理由がある

ものみの塔協会の中にエホバの証人全体を統率する統治体と言われる人々がいる。ピラミッド構造のものみの塔協会の中で統治体はその頂点に君臨している。1世紀以来2000年もかけてだらだらと昇天組の14万4000人が選ばれ続けてきたことになっているのは彼ら統治体の権威付けのためなのである。統治体のメンバーは漏れなく14万4000人の残りの者なのである。

統治体の成員は神により選び出された天に昇る人々なのだというのがものみの塔協会の主張である。統治体のメンバーがこの終わりの日にものみの塔協会の出版物を通してエホバの証人に神の意志を示しているということになっているのだ。人々を洗脳するためにそういった権威付けが必要だったのである。

14万4000人の世代交代

残りの者と呼ばれる14万4000人の最後の方の人々がちょうど現代に生き残っていてエホバの証人たちへ神の意志を中継しているというのがものみの塔協会の造り上げたストーリーである。このちょうどというのがまさにものみの塔協会にとって都合の良いストーリーなのだ。あまりにも壮大だが自身で創作した話なのでものみの塔協会や統治体にとって都合良く出来ているのである。

ものみの塔協会の作り出したこの14万4000人の教義は、残りの者全てが死に絶えた時にハルマゲドンが起こりこの世の事物の体制”が終わるとされている。ものみの塔協会はただのカルト宗教なので彼らが主張する形でのハルマゲドンは来ない。そのため彼らの産みだした残りの者たちも死に絶えることなく継続され世代交代していかざるを得ない。統治体も同様である。

残りの者が全員死んでハルマゲドンが来るのだが、決して終末は来ないので残りの者たちもゾンビ的にいついつまでも生き残っていくしかないのである。そのため”天的級”と言われるご立派な残りの者ですらサタンに欺かれ”つまずく”ことがあることになっている。道を踏み外して昇天の資格を失うと14万4000人に欠員が出ることになる。代わりに新しく立派そうな信者が選ばれる。こうやって残りの者の世代交代が行われるのである。終わりの時という土壇場でどうやって道を踏み外すのか不思議なものだが、それほど悪魔サタンの攻撃が強まっているというのがものみの塔協会の主張である。ものは言いようである。

寄付や活動を続けるエホバの証人信者が地球上にいる限りものみの塔協会という組織は維持され統治体も残りの者も継続されてしまうのである。全世界の忠実だが決して思慮深くなかったまさに統治体の奴隷となっているエホバの証人たちがいつか目を醒まし、ものみの塔協会が底辺から崩壊することを私は深く願って止まない


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