エホバの証人2世の子どもの背が低い理由とは・・・

子供の健やかな成長を妨げるエホバの証人

夜型のエホバの証人の子ども

エホバの証人の集会と呼ばれる集まりは、週に3回行われる。基本的には王国会館と呼ばれる場所で、会衆という地域の単位で集まって開催される。
※2022年追記、現在の集会は週2回。コロナ禍では王国会館でなく、Zoomのリモート形式で行われていた。2022年4月から見切り発車で王国会館での集合型集会が再開された。現在2023年はZoom+集合の併用で集会が開催されている。

私が王国会館に連行されていた地域では、火曜日と木曜日に夜の集会が行われていた。19時頃から始まって、終わるのは21時くらい。

これにはエホバの証人の幼児も連れて行かれる。私も物心付いた頃からエホバの証人の集会に連行されていたので、すっかり夜型の子どもだった。

こういった親の宗教を強制される被害者は、宗教2世と呼ばれている。エホバの証人の場合は、エホバの証人2世とも。

夜の集会は21時頃に終わるのだが、すぐに帰れるわけではない。集会後の王国会館では、交わりと称して信者同士の馴れ合いの時間になる。これが1時間くらい。帰宅するのは22時すぎになる。

集会に行く前に夕食を食べて、風呂にも入っていくのだが、やはり帰宅後には小腹が空くので、再度夜食を食べることもあった。小学生なのに、眠るのが日付をまたぐ頃になる。私は完全な夜型の子どもで、朝はなかなか起きられなかった。

こんな生活では子どもの睡眠の質はとても低い。エホバの証人の子どもたちは、健やかに成長することができない。低身長、低育成がエホバの証人2世の子供の常なのではないだろうか。

と言いつつも、私の身長は同年代では高い方なので、あくまでも私の偏見的予測。とはいえ、子どもを夜に連れ回しちゃダメだって。

さらに、エホバの証人であることが異常なストレスを伴う。学校行事など、禁止事項が多く、集会ではハルマゲドンなどの誤った価値観をしこまれる。

子どもにとって、エホバの証人の集会は成長を妨げるモノ。エホバの証人の親は、子どもを連行するのをすぐにやめるべき。

そもそもエホバの証人をやっていても得をすることなど一つもない。親も一緒にエホバの証人をやめるべき。

社会不適合者エホバの証人2世、家畜生活からの脱会

エホバの証人2世の正体~抱える闇、タイプ分類、社会生活

子どもの精神的成長にも悪影響があるエホバの証人

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エホバの証人の王国会館閉鎖のための、逆伝道奉仕活動

全国3000のエホバの証人の王国会館を閉鎖する

エホバの証人の王国会館を閉鎖させる逆伝道奉仕活動

最近、空き家になっていた実家整理のため、昔住んでいた田舎へ通っている。

私は両親との3人家族で、両親は、私が生まれた直後に狂信的なエホバの証人に変貌した。私の子ども時代は、エホバの証人2世として厳格にものみの塔の教理を適用された。

私は14才のときに、自分の意思で何とかエホバの証人をやめた。私が20才を過ぎて家を出た後、両親も時を違えてエホバの証人をやめる。この脱会のタイミングがずれたために両親は離婚に至り、私の家族は崩壊。こうして私の実家は現在まで15年も放置されていた。

久しぶりに田舎へ帰ったので、脱会直前まで連行され続けたエホバの証人の王国会館を見に行ってみた。王国会館というのはエホバの証人の集会場のこと。

今までの私なら絶対にしなかったこと。カルトの集会所に近づくなど、危険極まりない行為だし、エホバの証人2世だったことは、忘れ去って封印したい過去だから。

このブログを書き続けることで私は、ようやく自分のエホバの証人2世だった過去を見つめることが出来るようになってきた。私にとって書くことか一つの癒しとなっている。

また、最近決意を堅くしたことが、

ものみの塔を、この世から消滅させるために逆伝道活動を行わなければならないということ。エホバの証人としてカルト被害を被っている人々の解放が、このブログの目的。

パステルカラーの王国会館を、いつまでも避け続けているわけにはいかない。そのための実地調査で、かつて連行されていた王国会館を見に行ったのだった。

王国会館から脱出し真実を見つけよう

エホバの証人の王国会館の閉鎖

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エホバの証人の王国会館と、荘厳な宗教施設との違い

荘厳な寺院とエホバの証人の王国会館との違いは?

宗教施設に宿る人々の力と思い

私は、エホバの証人をやめて、キリスト教や宗教そのものを忌避する志向に陥っている時期があった。

エホバの証人の子どもだったために、エホバの証人が異端とするキリスト教の諸教会や日本の寺社仏閣を避けるよう教育を受けた。宗教施設に対するエホバの証人の偏見がなかなか拭えなかった。

それに加え、エホバの証人というカルト宗教でひどい目にあった。宗教はもうこりごり。神はいない。無宗教で無神論者です、という立場だった。

ところが、ここ最近では文化財などの建築物が好きになり、古今東西の教会から寺、神社などを巡るのが趣味になった。

参拝しに行くのではなく見学に行く。ついでに賽銭を入れて柏手くらいは打つが。大概の人の宗教心なんてそんな程度。エホバの証人のように、何もかもすべぶてを神、というか組織に捧げる必要などない。それこそ危険なカルトの要求。

キリスト教の教会は、エホバの証人の王国会館とは違い荘厳な雰囲気。多くの職人が精魂込めて造り上げた装飾。それらには何らかの力や願いが宿っている。

日本の社寺も同様。精緻な彫刻とそれを維持する人々の努力の結晶。簡易建築のエホバの証人の王国会館とはレベルが違う。そして数千年もの昔から、多くの人々が祈りを込めたパワーがそこにはある。

宗教施設に宿るのは人間の技術力や努力、そして願いや祈り。神が鎮座しているわけではない。人が自分の姿や心に似せて神を造った。それを理解していれば正当な宗教施設は怖くない。

人間の姿に似せて想像された神

エホバの証人の王国会館とは?

エホバの証人の王国会館、羊を迷子にして喰いものにする仕掛け

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エホバの証人(JW)の王国会館に流行る病、末期症状は・・・

エホバの証人の王国会館に流行る病

私は、最初からエホバの証人の王国会館が嫌いだった

私は生まれながらのエホバの証人だった。小さな頃から、狂信的な信者だった両親によって、エホバの証人の王国会館という集会場へ連行されていた。

エホバの証人の王国会館とは信者にとっての教会のようなもの。エホバの証人の王国会館では週に3回も、教団の集会が開かれる(2021年10月現在では週2回)。集会ではムダに熱烈な講演や教団の宗教本の討議などが行われる。

私が生まれて最初の記憶は、このエホバの証人の集会にまつわるもの。エホバの証人になりかけだった母親によって、私は王国会館に連れて行かれた。3才くらいだろうか。

王国会館での記憶は定かではないのだが、エホバの証人の集会中に、私はおとなしく座っていることが出来なかった。

私が普通の元気な子供だったからなのか、私のSOSだったのかは解らない。とにかく私は、最初からエホバの証人の王国会館が嫌いだった

エホバの証人の子どもがお利口な理由は体罰を受けているから

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エホバの証人(JW)の王国会館に病気の人が多い理由

限りある一日だから今日に意味がある

エホバの証人の王国会館で開かれる集会とは

私は、物心がつく頃から14才になるまでを、エホバの証人2世として育てられた。両親ともに狂信的なエホバの証人という、神権家族で成長した。

神権家族とは、エホバの証人用語で家族全員がエホバの証人という、どっぷりマインドコントロールされた痛い家庭のこと。

小学校に入る前は、エホバの証人の伝道布教活動にほぼ毎日連れて行かれた。そして、週に3回もあるエホバの証人の集会にも必ず出席させられていた。

集会とは、エホバの証人の王国会館という集会所で開かれる集まり。当時は、週3回、決まった曜日に開催されていた。地域によって集会の日程には若干差があり、一つの王国会館を複数の会衆で使いまわしていることもある。

会衆というのは、地域毎のエホバの証人の集まりの単位で、総員100人程度に収まるよう分割されている。

病気で学校を休んだ日であっても、夜になってちょっとでも回復していればエホバの証人の集会には連行された。

両親は、教団による深いマインドコントロール状態にあり、エホバの証人のことが何より最優先だった。周りを客観的に見れなくなるのがカルト被害者の特徴。エホバの証人にとって、親族や仕事、さらには家族よりも大事なのが集会だった。

エホバの証人の王国会館とは?

エホバの証人の王国会館は病人の巣窟

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カミングアウト出来ない、エホバの証人2世という出自

JW2世のただただ過ぎ去っていく人間関係

エホバの証人の王国会館での事故

小学生の頃、流行った遊びがあった。息を止めて顔面に力を入れるというもの。危険なので絶対に真似をしないで欲しい。私は小学生の頃、これを繰り返しやっていた。顔が尋常でなく紅潮するので、それで周囲を驚かせるという遊び。

子供の頃の私はエホバの証人の集会へ連行されていた。週3回。エホバの証人の集会は王国会館という建物で行われる。

私は集会が終わっても、なかなか帰宅することが出来なかった。”交わり”と称して、両親は他の信者と長く話をする。帰るのは最後の方に近かった。

その間、顔面を紅潮させる遊びをしていたことがあった。顔を赤くして、他の子供を驚かして遊んでいた。

ある時、鏡の前で自分の真っ赤になった顔を見て、その後の記憶がしばらく無くなった。どうやら脳が貧血状態になって倒れたようだ。私は地面に倒れていて、王国会館の壁には大きな穴があいている。

倒れた私がぶつかって壁が壊れてしまった。建て替えたばかりの新築の王国会館の壁に大きな穴を開けてしまったのだった。

エホバの証人の王国会館とは?

この時に思ったのは、何と恥ずかしいことをしてしまったのだろうということ。変な遊びをしていて壁に大きな穴を開けてしまった。もうすぐ中学生という年齢でそんなことをしでかしてしまうとは、何と恥ずかしいことか。

しかし、しばらくするとまあ問題はないかという結論に至る。どうせこの王国会館に来ている連中との付き合いもあと何年かの間。私はいつかはエホバの証人をやめたいと願っている。

それだけの付き合いの人間に対して恥をかいたって別に良い。そもそも、いつか全くの赤の他人になる人間たちなのだ。

本音で語れないというエホバの証人2世の苦悩

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エホバの証人(JW)の王国会館の狂気、マインドコントロール集会

JWのマインドコントロール集会

エホバの証人の集会は危険なマインドコントロールの始まり

エホバの証人の集まりは集会と呼ばれる。信者たちは王国会館と呼ばれる集会所に集まり、集会に参加する。集会では公開講演と呼ばれる単独の講演や、機関紙「ものみの塔」の討議などが行われる。

エホバの証人の信者は集会の間、熱心にノートをとる。決まりでもないのだが、皆が必死に大学ノートに公開講演の内容などを書き取っている。こうなると同調圧力が働き、ノートいっぱい書き取った信者が立派という雰囲気に。

何となく王国会館に来たという人も時間が経つと同じように変化していく。女性信者に集会に連れて来られた非信者家族も、初めのうちは居眠りしたり暇そうな顔をしたりしている。

しかし、熱心にノートを取っている子供の2世信者を見て、次第に変化していってしまう。子供までもが壇上からされる小難しい話を熱心に聞いている。大人である自分がふざけている訳にはいかないと、どうしても思い込んでしまう。

エホバの証人とは、こんなにお利口に子供を育てることができる宗教なのかと勘違いしたときにはアウト。本質を見失っている。実際は、大人しく座っていないと懲らしめ部屋でゴムホースで思いっきりお尻を叩かれるから、それが嫌で子供たちは大人しくしているだけ。このように、

エホバの証人の子供たちは新たな信者を獲得するためのネタにされている。これがエホバの証人のマインドコントロールの第一歩。

強烈なマインドコントロール効果をもつエホバの証人の公開講演

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エホバの証人の王国会館での熱烈な歓迎はカルトの証し

JWの王国会館

エホバの証人の王国会館で行われるマインドコントロール

エホバの証人の王国会館では集会と呼ばれる信者の集まりが開かれる。集会では、講演や教団の宗教本を利用した質疑応答、信者による実演などが行われる。

公開講演と呼ばれる講演は○○兄弟と呼ばれる男性の※献身した信者のみが行い、女性の信者が行うことはない。エホバの証人社会は完全な男尊女卑の古くさい思考の組織。

※献身とはバプテスマとも呼ばれ、キリスト教的には洗礼・浸礼のこと。エホバの証人の献身は、ものみの塔協会という組織に自身の全てを捧げますよという誓いを立てることを意味する。本人たちはエホバという神に誓っているつもりなのだが・・・。

公開講演には派手な身振りや言葉の抑揚が付属していて、あいまあいまに座っている信者が拍手をする。今となってみると、尋常ではない光景。王国会館の空気に酔いしれて、閉塞した一体感のもとでマインドコントロールが進行していく

エホバの証人養成のための神権宣教学校

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原始的なマインドコントロール手法、エホバの証人の賛美の歌と祈り

JWの祈りによるマインドコントロール

エホバの証人の賛美の歌とは

エホバの証人の宗教活動の特徴3つ。

  1. 信者が家から家に布教で歩き回る。テレビなどでコントに使われているアレ。
  2. 週に2~3回、集会と称して信者が集まる。
  3. 特殊信条を絶対厳守。輸血拒否だとか、各種他の宗教行事や選挙の拒否。

集会の開催は私が連行されていた頃は、週3だったのが週2へと減少。
※2022年現在、コロナ禍のため集会活動はZoom、布教活動はLINEや手紙などでも行われるようになっている。
※2023年追記、家から家の布教も停滞気味?少なくとも我が家には、ここ5年は来ていない。今ならウエルカムなんだが・・・エホバの証人は余計な時にしかこない。きっとやっと、来たと思ったら、忙しいときで、相手できないんだろうな・・・。

そのうちに、カルト臭を拭おうとして、特殊信条を取っ払って、輸血OKとか言い出しそうなのだが。終末思想で信者の恐怖心を煽っている限り、この教団は信者の自由を奪うカルトなので、要警戒。
※2023年追記、案の定、輸血は信者個人の自由だとか言い出し始めた。輸血したら自動的にエホバの証人を自ら断絶したことになるだけで、教団側から排斥したりはしないという理屈らしい。
とはいえ、終末思想で恐怖心を仕込んで、輸血したら自ら滅びの道を選ぶことだと脅している。それを信者の自由だと言うのは、やり口が汚すぎる。

私は、30年近く前になるが、エホバの証人であることを親に強制されていた。そして、未だにその傷を引きずっている。そして今、エホバの証人の集会に連行されていた頃の記憶を掘り起こし、このカルトの危険について警鐘を鳴らしている。

今回は、エホバの証人の集会で歌われる賛美歌と祈りについて。

エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

エホバの証人には、「エホバの証人の王国会館」という専用の集会所がある。その王国会館で集会が行われるときには、盛大に「賛美の歌」と呼ばれる賛美歌が歌われる。個人の家で集会が開催される場合は、さすがに賛美歌は歌わない。

賛美歌はたしか100曲ほどもあって、独自の賛美歌の本まで出版されている。賛美歌の伴奏のカセットテープなども製作されており、それらを含めた宗教本にまつわる寄付金はエホバの証人の収入源となっている。

現在ではCD、さらにはデータ化されているのかも知れない。集会の始まりにはそのカセットテープを流す係の人がいて、賛美歌を全員で合唱する。

マインドコントロールを深める長い祈りの時間

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自宅をものみの塔に献上するエホバの証人、マインドコントロールの完成

自宅を献上するJW

エホバの証人の会衆と群れとは

エホバの証人は、地域ごとに会衆という単位に分割されている。この会衆で宗教法人登録しているケースが多く(ほとんどこのケースなのか?)、国内では、それらの会衆をものみの塔聖書冊子協会が管理・統括している。

会衆の成員は最大100名程度。信者の増減に伴い、会衆は分割や合併を繰り返す。各会衆には○○会衆と大まかな地域名があてはめられている。

会衆の下に群れという単位もある。○○の群れという、もっと小さな地域名称で呼ばれている。

群れというのはエホバの証人が自身のことを羊に例えているから。対照的な羊と山羊、羊飼いに従順で忠実な羊をエホバの証人に、ちょっと自由気ままで攻撃的な山羊を信者でない一般の人々に例えている。

会衆や群れの単位で、集会と呼ばれるエホバの証人の集まりが開催される。

私がエホバの証人の集会に参加させられていた1990年代は、平日の夜に週2回集会が開かれていた。そのうちの1回は群れ単位での開催だった。

エホバの証人の集会は、基本的には王国会館という集会所で行われる。王国会館1つに対して基本は1つの会衆だが、会衆が複数割り振られていることもある。都市部など会衆が分割された場合は、元々の王国会館を複数の会衆で共有することになる。

群れ単位での集会は、王国会館では場所がまかなえないので、信者の個人宅での集会開催となる。

私の家でも、群れの集会が開かれていた。毎週火曜の夜になると、車が何台も近所の路上に停められる。そして、葬式か何かかという尋常でない人数の信者が集まってくる。異様な光景が繰り広げられていた。

路上駐車は近所迷惑だし、周辺住民にとっては、夜遅くに集まって何をしているのか抜群の不信感。

母は、自宅で集会のある日は家の掃除など準備にかかりきり。

集会が終わっても、信者はなかなか帰らないので、小学生だった私も夜寝るのが23時をまわるのは普通、場合によっては日付をまたぐことも。

育ち盛りの小学生にとって不規則・寝不足な生活が良いはずがない。

エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

自宅までを教団に献上するようになったらおしまい

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