エホバの証人が操作するwikipedia、背教者と交わるエホバの証人

背教者と交わるエホバの証人

私はエホバの証人にとって背教者なのか?

エホバの証人のwikipediaがものみの塔仕様に捻じ曲げられて変更されている件。

当方としては黙っておれず、真実の姿に書き換える。それを先方の仮想エホバの証人が書き換えるというイタチごっこ。そこから、wikipediaを操作する先方の仮想エホバの証人と双方向のやり取りに発展。一日一回は論戦を交わす仲良し?に。

今考えていることは、私が背教者であることを明かした方が良いのか?ということ。

私は、自分からエホバの証人になったわけではない2世信者だったので、背教者であるつもりはない。腐ったカルトに受けた被害をキッチリお返しすることと、ものみの塔が存在しない正しい世界に戻したい。という方針で活動している。

もともと従うつもりはなかったので、ものみの塔に背いていると言われる筋合いは無い。とはいえ、エホバの証人の立場から見ると背教者であることは確実。

エホバの証人は背教者と交わることを禁止されている。であるなら、私が背教者であることを、wikipediaを書き換えている仮想エホバの証人に明かした方が良いのではないか。明かすのがフェアなのではないかと考えた。

wikipedia担当の仮想エホバの証人との、ここまでのやり取りは前回の記事

私は未だにエホバの証人に洗脳される危険があるのか?

Continue reading “エホバの証人が操作するwikipedia、背教者と交わるエホバの証人”


『解毒』~カルトの洗脳が解けやすい人、解けにくい人の違いとは?

元エホバの証人2世信者が書いた『解毒』

エホバの証人を脱会した女性が書いた『解毒』。カルトの洗脳の解けやすい人、解けにくい人の記述が興味深い。AmazonのKindleUnlimitedに登録すれば無料で読める。(2023年11月現在)

カルトの洗脳が解けやすい人とは

この本では、カルトの洗脳が解けやすい人として『生まれつきのタイプ』があると書かれている。

世の中の人は、事の本質に『気づきやすい人』と『疑わずに信じてしまう人』の二つのタイプ

『気づきやすい人』は『要求水準』が高い人で、少数派。こちらが解けやすい人ということだろう。

『疑わずに信じてしまう人』は『要求水準』が低い人で、多数派。

『要求水準』が高い人は、自分で納得するまで調べて考える人で、作者もこちら側に属すると診断されている。

私は、洗脳が解ける前にエホバの証人をやめた。エホバという神は存在すると信じてしまっていたが、その神を見限った。「ハルマゲドンで憤死上等、今、オレはサッカーを優先するんだ」と14才の時に決断。両親と決別、脱会に至る。

洗脳は解けず、自分の決心と心中。ということは、私も自分の考えやものみの塔の教理を『疑わずに信じてしまう』多数派なんだろうと考えた。

一方、この本の作者は洗脳が解けるのに33年かかっている。しかも洗脳が解けるのに、親友の死という重い代償を支払っている。

作者に比べると、私は洗脳が解けるまで20数年、洗脳が解けたのはインターネットで見た「ラッセルの墓はピラミッド」という記事。私は、この信憑性が定かでない記事をも『疑わずに信じてしまう』のだが、このおかげで私の洗脳は解けた。

私の洗脳の解け方なのだが、この本の作者に比べると、時間も要因も軽い。とはいえ、20数年と失った家族を返して欲しいものだが。

カルトの洗脳が解けやすい者のすべきこと

脱会当時14才の私は、「人間の生は限りあるゆえに価値がある」と考えた。よって、永遠の命を配りまくるエホバの証人とは決別。

また、私は子どもの頃から、ものみの塔の推奨する生き方に疑問を感じ、教理や組織の体質(というか、ダサさ)に矛盾を感じていた。

例えば、長老とか古いエホバの証人ってなんであんなにバカなんだろう?とか。

輸血はともかく鯨の肉を喰っちゃダメって言うが、他の動物肉は完全に完璧に血抜きができているのか?大型魚の刺身とか結構血みどろの時ないか?ということは、輸血拒否も、そこまで命がけでやるべきことなのか?といったこと。

元々、ものみの塔を疑っていたので、『ラッセルの墓はピラミッド』の記事で勘づいた。「ものみの塔は嘘つきで、真実を隠蔽するために信者に対し外部情報を制限している」と。これで洗脳はパッと解けた。すべてのつじつまが合った。

エホバの証人の経験が長い人ほど愚かなのは、完全に騙されているから。そして、騙し続けるために教団側はフレッシュな情報を遮断している。ものみの塔がペテン師なら、疑念は全て解決、すべてがただのでっち上げだったということ。

これらが一瞬で繋がった。どうやら私も『気づきやすい』側の人間だったのかも知れない。ずっと疑っていた。「真理の組織ってこんなダサいのか?」と。

『気づきやすい』側の私でも、20数年という時間と一家離散という代償を支払っている。『解毒』著者も同様、多大な被害を受けている。

この落とし前をつけるべく、私はものみの塔を崩壊させるための活動を行っている。

『気づきやすい人』に生まれ、生まれながらにエホバの証人としてすごしたことは、私の運命。すべては、エホバの証人をこの世から一掃し、ものみの塔を崩壊させるという私の宿命のためだと、『疑わずに信じている』。

ものみの塔協会のマインドコントロール手法


『解毒』~エホバの証人2世の長い戦い、洗脳解除・脱会後の延長戦

元エホバの証人2世の戦い、洗脳解除後も続く

エホバの証人の洗脳が解けた女性の書いた、『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』。洗脳が解ける瞬間が鮮やかに描かれている。現役エホバの証人の人が読むなら、電子書籍がおすすめ。

私は初めて「エホバ」という存在の異様さを痛感した。それは、三十三年間、一度も感じたことの無い、新しい感覚と意識だった。まるで麻酔から覚めた時のように、私には「痛いこと」を「痛い」と感じる機能が存在していた。

この本の著者は、友人信者の死がきっかけで洗脳が解除された。作者は排斥処分というエホバの証人的村八分になっており、死の床にある友人に会えなかった。そのまま友人は亡くなる。

排斥状態にあったため、エホバの証人の友人と今生の別れが出来なかった。不条理な別れを嘆いているときに、この状態を生む神が果たして「愛の神」なのか?と考える。そして、エホバとは「愛のない神」であり、つまり「存在しない」と気付いた。

組織の掟によって、親友の死に際にも会わせて貰えないという壮絶な経験。作者は「底つき体験」と書いているが、これが著者の洗脳解除のカギになった。

そして、同じ苦しみを味わい、先に旅立っていった数多のエホバの証人2世の「戦友」のために、生存者としての自分の責任を果たそうと決意。だが、これで終わりではなかった。

エホバの証人の戦い

Continue reading “『解毒』~エホバの証人2世の長い戦い、洗脳解除・脱会後の延長戦”


『解毒』、エホバの証人の輸血拒否と洗脳されやすい人

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が書いた『解毒』

エホバの証人脱会者の書いた『解毒』、「エホバの証人=毒、ものみの塔協会は信者を洗脳している」と、この本は書いている。全くその通り。

現役エホバの証人にとっては背教本ということになる。家族がいまだエホバの証人という人がこっそり読むなら、電子書籍がおすすめ。

大昔に読んで、本棚の中に隠してあったのだが、最近引っ張りだしてチラチラと読んだ。目に触れないよう本棚の奥に隠してあったのは、やはり自分がエホバの証人2世だったという事実が、デリケートで隠しておきたいことだから。

この本の著者は顔出し・実名で執筆。本の表紙にも大きく顔が映っている。私にはできない勇気と決断。やはり、かつてエホバの証人2世の子どもだったということは、私にとってはいつまで経っても人生の恥部であり、秘密にしたいこと。

エホバの証人の輸血拒否による児童殺人事件

Continue reading “『解毒』、エホバの証人の輸血拒否と洗脳されやすい人”


元2世信者という痛みを、エホバの証人組織に対する刃とする

元エホバの証人の描く未来

エホバの証人2世の子ども時代

私は生まれながらのエホバの証人2世だった。2世とはカルト宗教の被害者2世代目のこと。わが家の場合は、両親ともにエホバの証人だったので、私も当然のようにエホバの証人として育てられた。

14才中学2年生の秋に、私は自分の意志でエホバの証人を脱会。

エホバの証人組織は、信者の恐怖心を煽り洗脳する。神エホバがハルマゲドンというこの世の終わりをもたらす。その最終戦争を生き残れるのは、教団の教えに忠実で、善良なエホバの証人だけ。

私もこの恐怖心に支配されていた。物心つく前から、両親や教団から、繰り返し、繰り返し教え込まれる。この状態で洗脳されない方法があるというのだろうか?

元エホバの証人の人生の迂回

Continue reading “元2世信者という痛みを、エホバの証人組織に対する刃とする”


元エホバの証人2世の洗脳状態、30年目の解放と回復

元エホバの証人2世の30年目の解放

エホバの証人らしい非正規雇用での就労を余儀なくされる

パチンコで喰っていくんだと、私は20代半ばで会社を辞めた。これには、エホバの証人らしくない生き方をしなければならない、という強迫観念が強く影響していた。私が生まれつきのエホバの証人2世だった反動。

私は、エホバの証人をやめたからには反エホバ的生き方が必須だ、と思い込んでいた。エホバの証人らしい=真面目、真面目=会社員、パチプロのプータローなら、最もエホバの証人らしくないという短絡的発想。

結局、このパチプロ生活は長く続かず、破綻する。喰うに困る前に、私は非正規雇用で働き始める。これだと、まさにエホバの証人っぽくなってしまう。エホバの証人はだいたい非正規雇用で働き、残りの時間を宗教活動に充てる。

とはいえ、喰っていくためには仕方がなかった。今さら正規雇用の働き口が簡単に見つかるはずがない。私は、就職氷河期の真っただ中に短大卒ながら、割と安定した会社に就職していた。

しかし、反ものみの塔的生き方を実践するために、安定や普通、真面目というイメージのある会社員を辞める決断をした。

私は、組織に対する盲目の忠実さ、盲信から来る組織崇拝こそがエホバの証人の根幹だと、無意識に感じていた。これが自分の中にあることを否定するために、組織、会社を辞め、一匹狼としてパチプロになるという選択をした。

これが完全に裏目に出て、傍目にはいかにもエホバの証人っぽい非正規雇用という立場に転落。フルタイムの正社員として働き、社会的地位を確立するだけで十二分にエホバの証人らしくなかったのだが、当時の私はそれに気付かなかった。

何とも皮肉な話だが、ハルマゲドンを信じ込んでいたので仕方がない。ハルマゲドンですべて滅ぼされるので、会社員として地道に働き続けることなどできないと思い込んでいた。

30年目のエホバからの解放

Continue reading “元エホバの証人2世の洗脳状態、30年目の解放と回復”


ものみの塔に復讐する3つの方法とは?まずは・・・

ものみの塔協会に復讐するには・・・

ものみの塔に対する復讐

私は生まれてこの方、ものみの塔協会の洗脳下にあった。14才のときに、エホバの証人をやめるも洗脳は解けず。20代前半で、ようやくものみの塔の不義に気づき、洗脳解除に至る。

20代前半の私は、いかにエホバに証人らしくない生き方をするかに集中していた。非エホバ、否ものみの塔。これは私にとって、ものみの塔への復讐だった。

エホバの証人2世の子どもとして、14年もの年月を過ごし、人生を汚染されたこと、家族を失ったこと。私は、反ものみの塔的生き方をすることで、ものみの塔に対して復讐しているつもりだった。

かくあらねばならないという、エホバの証人的思考停止状態

Continue reading “ものみの塔に復讐する3つの方法とは?まずは・・・”


人生から宗教を切り捨て、目に見えるモノを指針とする

エホバの証人をやめたあとの人生

エホバの証人のマインドコントロール

2002年から2003年頃、私は20代前半だった。20年もの間、ものみの塔の深い洗脳下にあったのだが、遂に解放された。

私は、生まれながらのエホバの証人2世だった。「天にエホバという神がいて、ハルマゲドンというこの世の終わりは近い」、ずっとそう信じ込んでいた。しかし、それらは全部、ものみの塔の虚偽だと気付く。これが洗脳が解けた瞬間。

洗脳が解けた瞬間についてはこちら

洗脳解除によって私は、20才をすぎて自分の根幹を失ってしまった。どうやって生きていったら良いのか、何を人生のファーストプライオリティとすべきなのか全く不明。生まれたての赤ん坊状態になってしまった。

惰性で生きる元エホバの証人2世

この後、私は惰性で生き始める。吸っていたタバコを、そのまま吸い続けた。なぜタバコを吸い始たのか?そして、なぜ吸い続けるのか?そのメリット、デメリット、タバコをやめた場合のメリット、デメリットは?

自身の根幹を失ったのだから、一から全部考えるべきだったのに、私はそれをせず、惰性のまま生活を続けた。

心の底からものみの塔が憎かったし、ものみの塔のせいで失った家族のことは悲しかった。とはいえ、ハルマゲドンで明日にでも即死する恐れはなくなった。これは喜びだったし、洗脳が解けた興奮状態にもあった。

そのため、何かをじっくり考えるというよりは、そのまま目先の楽しさを享受する安易な選択をしたともいえる。洗脳解除の翌日は普通に会社に行き、退社後はパチンコ屋に行き、勝てば飲みに行くという、いつも通りの享楽的な生活。

新しい人生の指針が、小さな小さな反エホバ思想

Continue reading “人生から宗教を切り捨て、目に見えるモノを指針とする”


元エホバの証人2世の覚醒の瞬間、洗脳解除の理由とは?

元エホバの証人2世の覚醒の瞬間

エホバの証人2世という過去は、人生の恥部

21世紀初めのこと。私は、エホバの証人についてインターネットで調べようとしていた。『14万4000人の残りの者』の人数を調べれば、ハルマゲドンの到来時期がわかるだろうと考えたから。

生まれながらのエホバの証人2世だった私が、教団を脱会したのが14才のとき。1994年のこと。それ以来、意識してエホバの証人を避けてきた。

エホバの証人2世だった過去は、私の人生の恥部だから。

小学校の節分で私だけ鬼のお面をつけられず、豆まきを教室の端から見ていた。あの時の屈辱感。同じ屈辱感を小学校から中学校のあいだ、何度も味わった。

エホバの証人2世だった屈辱的な過去と決別すべく、私は全力でエホバの証人らしくない生き方をしてきた。いつハルマゲドンで死んでも良いように。そのハルマゲドンがいつ来るのか?

ノストラダムスの大予言もはずれ、時代は21世紀になっていた。

増加し続ける、エホバの証人の14万4000人の『残りの者』

Continue reading “元エホバの証人2世の覚醒の瞬間、洗脳解除の理由とは?”


元エホバの証人2世、暴走人生の先に待つ『残りの者』の真実とは?

インターネットに待っていた『残りの者』の真実

私がエホバの証人をやめた理由

私の両親は、狂信的なエホバの証人信者だった。彼らによって、私はほぼ生まれながらのエホバの証人2世信者として育てられた。

私は、自分の意思で14才のときにエホバの証人を脱会。14才のときの脱ものみの塔宣言は、両親との決別を意味していた。

ものみの塔の教理に従って生きるより、私は、自分の夢や願いにそって生きたかった。思い通りに生きることで、神エホバに滅ぼされても一向に構わなかった。

一瞬の輝き、刹那こそが人生のすべて。14才の私はそう決断し、両親とエホバの証人を捨てた。

元エホバの証人2世の強烈洗脳状態

神エホバに滅ぼされるというのは、ものみの塔の予言解釈であるハルマゲドンのこと。ものみの塔のハルマゲドン設定では、忠実なエホバの証人以外の人類は、神エホバの裁きの業火で焼き尽くされることになっている。

その後、地上は自然だらけのパラダイスになり、ハルマゲドンを生き残った真面目なエホバの証人たちは、そこで永遠の命を享受する。

失笑を禁じ得ないトンデモ教理。生まれながらのエホバの証人2世だった私は、子どもの頃からこのトンデモ教理を教えられて育った。

そのため、14才になっても洗脳状態からは抜けられず、いつかハルマゲドンが来ると信じていた。

だから、今をこの瞬間をやり尽くして生きる。そうして走り続けた。明日、ハルマゲドンで死んでも後悔のないように。全力疾走している間に、私は22才~23才になった。時も移り変わり、21世紀になっていた。

エホバの証人をやめてできること

Continue reading “元エホバの証人2世、暴走人生の先に待つ『残りの者』の真実とは?”