マインドコントロール解除は、はじめチョロチョロ?

強固なマインドコントロールの壁を破るには・・・

依存者を放置して、純粋培養されると・・・

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』から。マルチ商法2世の体験談。昨日の記事の続き。

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マルチ商法グループにマインドコントロールされている

自分の母親に対しては、何を言っても無駄だという感覚があります

実の息子が言うのだから、そうなのだろうが、これを言っちゃおしまい。何が起こるか分からないのが人生だし、どんな些細なことがきっかけになるか分からない。

マルチ商法親は

父親との関係も切れて、姉との関係も切れて、完全にいまマルチとのつながりが生活のメインになっているので、そこで得られた情報は、自分のすべてだっていうふうに解釈している。逆に言うと、私たちがどんどん洗脳を強めていってしまった

家族がマルチ商法親を放置したばかりに、マインドコントロールが強まった。

カルト親も同様。放置してカルト漬けになると、純粋培養状態になって、ますますマインドコントロールが強固になっていく。

純粋培養される期間が長いと、依存しているマルチなりカルトなりが、やはり人生そのものとなり、絶対に手放せないモノになってしまう。

カルトにハマっている家族とは、適度に距離をとらないとこちらまで被害を受けるし、気力を削られる。しかし、完全放置せず、外界の刺激を与え続けることが必要。

マインドコントロールを解除するには・・・

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おカネを信仰するマルチ商法、エホバの証人との共通点は?

カルトにハマる人

マルチ商法2世と宗教2世の類似点と相違点

『みんなの宗教2世問題』1章『当事者たちのさまざまな声』。マルチ商法2世の声。

もはや宗教ではないのだが、マルチ商法にハマる親とカルト宗教にハマる親の類似点を発見できる。

双方の子どもが決定的に違うのは、この体験談の人だけなのかも知れないが、マルチ商法2世の子どもがマルチ商法を行わない点。宗教2世の場合は、子どもの頃から徹底的に宗教活動を行わされる。

その意味では、マルチ商法2世という表現は、もしかすると適切ではないのかも知れない。「マルチ商法に狂う親を持つ子ども」というのが的確なのだが、長いので、この本ではマルチ商法2世としているのだろう。

『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

おカネを信仰するマルチ商法

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『みんなの宗教2世問題』、被害者が加害者に転じる2つの構図

被害者が加害者に回る構図

宗教2世の被害者の加害性

昨日の記事の続き。『みんなの宗教2世問題』謎の新宗教2世の体験談。

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被害者の加害性について、この体験者は

自分の加害性、これは私だけでなく多くの宗教2世の回復の過程で直面する耐えがたい苦しみに共通するテーマではないか

と書いている。

私は児童期に教団で、自分そしてその信者のためになると言われ、それを妄信し、性的なものを含む虐待行為に加わり、苦痛を感じる一方で快感や優越感も感じていました。また直接献金を促したわけではないけれど、物の購入や入会を勧めたりもしました。

児童であること、騙されていたこと、逃げられない状況の2世信者だったこと、それらを鑑みて充分に情状の余地がある。

とはいえ、児童であったこの人から、被害を受けている人がいたとしたら?被害者の立場に立つと、相手が児童であろうとも被害は被害。

この問題、体験者のケースでは、性的虐待と勧誘という2つに分けて考える必要がある。

私にしてみれば、性的虐待もカルト勧誘も両方とも罪。しかし、法的な観点ではカルト勧誘の方は罪に問われない。なので、一旦別々に考える。

不屈の精神より、エホバの証人としての贖罪を手軽な行動で示せ

勧誘活動で被害者を増やす罪?

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『みんなの宗教2世問題』、謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教2世の体験談

謎の新宗教、2世信者の体験談

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」から。謎の新宗教2世の体験談。

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謎の新宗教の、激しく怪しい儀式が紹介されている。

本番はダメなんですけど、性的なことを一部の人がやって、みんなで見ているんです。性器と性器の交渉には至らないようなことを

もう、普通に違法。乱交パーティーと一緒で公然わいせつ罪でしょ。宗教以前の問題。この変態騒ぎに、子どもも巻き込まれているので論外。

どこからどう見てもカルトなのだが、ここまで暴走すると止まらなくなる。体験談の女性は、中学三年生のときに教団内で集団による性的暴行にあっている。

何の宗教か分からないのだが、身バレの恐れが高い小規模の宗教らしく。現代の日本に、こんな宗教が存在するというのに驚愕。

性的虐待を受けた者が、加害者側に回るエホバの証人

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宗教2世の声、子どもは親を喜ばすために生きているわけじゃない

子どもは親を喜ばすために生きているわけじゃない

子どもに宗教を押し付ける2世問題の構図

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」。創価学会2世の体験談。

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この人は、学会活動を

親が喜ぶからやっていた

子どもは、親を喜ばすために生きているわけじゃない。しかし、子どもは親を喜ばせたいと思う。それが、バカ親が子どもに宗教を押し付ける要因になってしまう。

子どもは自ら望んで宗教をやっているのではなく、親が喜ぶから仕方なく宗教をやっている。もしくは、親に怒られるから、嫌々宗教をやっている。宗教をやらないと生存できないから、耐え忍んで宗教をやっている。

初めて自分自身について悩んで、自分がまわりに合わせてばっかりで、からっぽかもしれないって思った

仕方なく宗教をやっている間に、本来の自分すら見失う。この人のように空っぽになる。

空っぽなら、まだマシな方で、自分が望んで宗教をやっていたと思い込み始める。そうなると厄介で、脱会が困難になる。大人になると、2世被害者のまま加害者側に回っていくことになる。

学会員の子どもたちを書道教室に通わせて、

新聞や選挙を頼んだりする
いま思うと子どもを使って、会員でない人を囲い込んでいた

子どもを道具にしている。

エホバの証人も勧誘に子どもを使う。子どもを体罰で縛っておいて、子どもがこんなにお利口になります。子どもの教育で悩んでいませんか?とやるわけだ。

さらに創価学会の場合は、選挙で勝つことが宗教活動の一環になっているという意味不明。エホバの証人の場合は逆に振れていて、選挙・投票の一切をしない。どっちもどっちだが。

『週刊東洋経済 2023年6/10号 宗教 消滅危機』より

カルト宗教の共通点

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20年後、30年後の自分を考えると、現役エホバの証人は脱会一択

20年後、30年後の自分を考える

40代のエホバの証人、果たして社会復帰できるのか?

生まれつきのエホバの証人2世や3世だったという人。子どもの頃から宗教漬け。そして、今でも現役エホバの証人で、現在40代付近というのが、私の同世代。

私は、そういうお先真っ暗な人たちに、エホバの証人をやめろと言っている。

私の場合は、14才でエホバの証人をやめて自由になった。洗脳がとけたのは20才を過ぎてからで、いろいろと後遺症もあった。しかし、とりあえず14才以降は、生活の全般においてエホバの証人に縛られることは無かった。

この30年間の差、とりあえずエホバの証人から自由だった者と、そうでない者。20代、30代をエホバの証人として過ごした者とそうでない者の差。

30年という時の重み。

今まで、その重みをあまり実感せずに、「エホバの証人をやめろ」「エホバの証人はやめられる」と言ってきた。

子どもの頃からエホバの証人社会しか知らず、20代~30代もエホバの証人として過ごして、40才付近になった。それで、果たして、社会復帰できるのか?

とりあえず、怖いだろうとは思う。無知は恐怖だ。

ならば、知ればいい。

いきなりでなくても良い。エホバの証人をやめることを想定して、世俗のポジションを固めていく。経済的・精神的拠り所を、エホバの証人以外の世界につくる。

人生において不可能なことなんて無い。40代で引きこもりなんて人に比べれば、まだ生まれつきのエホバの証人で40代という人の方が社会復帰しやすいだろう。

この世を彷徨うエホバの証人たち、人生は今からでもやり直せる

20年後、30年後の自分を考える

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裏切り者のカルト親、人生迷子で裏切っているモノとは?

カルトから自由になる方法

裏切り者は、カルト親

『みんなの宗教2世問題』1章「当事者たちのさまざまな声」より。正当派プロテスタント2世の体験談。昨日の記事で、カルト化した正統派プロテスタントの家庭とエホバの証人との間の類似点を挙げた。

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『正統派』と呼ばれるところでも、場所とか親によってはカルト化することは普通にある

カルト化した家庭や場所で起きたことが、組織的に起きている宗教がカルト宗教。エホバの証人こそカルトど真ん中。昨日に続いて、正統派プロテスタントカルト家庭とエホバの証人の類似点を挙げる。

この人は、正統派プロテスタントに関わるのをやめて、

やっと自分の自由な人生が手に入ったって思うと同時に、自分はすごく罪深い人間だとか、ほんとうに両親とかいままでよくしてくれた教会の人たちとかを裏切っているんじゃないかという気持ちもあって

実生活に害がでた。

私もエホバの証人をやめるときには、両親を裏切るという思いが強かった。エホバの証人とカルト化した正統派宗教の類似点、人情や親子の情が脱会を阻ませるところ。

私は、この点をハッキリ割り切っていた。自由な人生を手に入れるためなら、それを妨害する者と敵対するのは仕方がないと考えていた。たとえそれが親であっても。

なので、親を裏切ることに強い罪悪感はあったが、それで実生活に害が出ることは無かった。

この場合、裏切っているのは、宗教を押し付けてくる親なのか、それを拒否して自由を得ようとする子なのか。

子どもは、親の保護下にあっても、言いなりになる必要はない。それを宗教なんてどうでも良いモノ、カルト化しているならば害でしかないモノを押し付けてくる。この状態、実は裏切りに相当するのは、カルト親の方。

カルト親のやっていることは、人間の尊厳に対する裏切り。

ハルマゲドンで人生迷子

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カルト化した正統派プロテスタントと、エホバの証人の類似点

当然、世の人より堕落しているエホバの証人

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」。正当派プロテスタント2世の体験談。昨日の記事の続き。

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働きはじめてから、世の中の人は堕落していて悪い人ばかりって教えられてたんですけど、関わってみたら、ぜんぜんそんなことないし、いい人もいっぱいいて、うちは明らかに他の家庭と違うなっていうのを、20歳過ぎてから自覚しました

これは、元エホバの証人2世の体験談だと言われれば、全く違和感がない。エホバの証人も同じ。

エホバの証人は、世の人は汚れているみたいに毛嫌いするんだけど、どの口が言っているんだという話。カルトの世迷言を流布して被害者を増やしている奴らが何言ってんだかと。

世の人は堕落している論調。テレビのニュースとか見て、「世の中がこんなに悪いのは・・・」とか、エホバの証人は言うんだけど、ニュースになっているのは極悪事例、一般的な庶民はきちんとマジメに働いているよ。王国第一のエホバの証人とは違うんだよ。

極めて劣悪な事例がニュースとして取り上げられる。んんん?エホバの証人が児童虐待組織としてニュースになるということは?どういうことなのかな?それはつまり、世界の最も悪い部分、醜い部分にエホバの証人が位置しているということなんだよ。

カルト化した正統派宗教と、エホバの証人との類似点

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余計に厄介?正当派プロテスタントがカルト化した家庭

正統派宗教がカルト化した家庭では・・・

正当派プロテスタントがカルト化した家庭

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」。正当派プロテスタント2世の体験談。以前から、カルトでない宗教にも2世問題があるとは言われていた。純正カルト出身の私からすると、「へー、そうなんだ」くらいの感想しか持っていなかった。

頭か心が弱い親が、何に依存したかの違いで、宗教2世問題はいわゆる毒親との問題とされる部分がある。

エホバの証人だったら、輸血拒否に児童虐待、児童性虐待、そして極悪教理のハルマゲドンと、360度どこから見てもカルトなので、糾弾しやすい。自分自身や親の過去だとしても全否定しやすい。

というか、全否定しないとダメですよ。一部容認している時点で、だいぶ怪しい。本当に、エホバの証人という病が癒えているのか?全快していなくとも、快方に向かっているのか?

エホバの証人の「中には良い人もいる」「良い教えもある」という主張はヤバいですよ。そんな程度の良いモノなんか、世界に満ち満ちている。

エホバの証人だった過去をトータルで見れば、大きなマイナスであることは間違いない。だったら、とっとと切り捨てて前進するしかない。

とにかく叩かれる、エホバの証人2世の子ども:『みんなの宗教2世問題』より

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まずは1ヶ月間、エホバの証人に会わないチャレンジを

まずは、1ヶ月間。エホバの証人に会わないお試しを・・・

崇教眞光、エホバの証人との類似点

『みんなの宗教2世問題』、1章「当事者たちのさまざまな声」。崇教眞光の2世脱会者の体験。

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眞光という宗教では

三日間の初級研修を受講することで、初めて御み霊を拝受でき、これを首に掛けることで、人類で初めて一般人が手かざしという、神様の光を手から出すことが許されるとされています

「初級研修を受けた一般人」が、手から神様の光を出すことができるらしい。

これがエホバの証人の場合だと、

神から油注がれたと感じた信者のうち、教団内でうまく立ち回った米国系統の信者たちが統治体メンバーに選ばれる。統治体メンバーだけが神の言葉を伝達することが許されるとされている。

似たり寄ったり。

眞光では「神の御名を穢す」という教えがあり、眞光の組み手なのに、自分が不幸だということを一般の人に知られてはいけないというのがあります。簡単にいうと、手かざしがあるのに、なんで幸せじゃないのか、手かざしとか眞光ってインチキじゃないかって一般の人に思われただけで、「罪を積む」という教え

信者に対して情報統制を敷くのと同時に、外部に対しても真実が出ないように制御されている。やはり、エホバの証人と似たような感じ。基本は抑えているわけだ。

エホバの証人の場合は、当然「神の御名を穢す」のは罪なのだが、勝手に神の名を「エホバ」と騙っている時点で論外。まず組織として罪を背負っていると考えた方が良い。

エホバの証人も、ことさら自分が不幸だということを一般の人に知らしめるのは「ふさわしくない」と考えられている。簡単にいうと、真実が外部に漏れて、統治体とかエホバの証人ってインチキだと一般の人に気付かれる(大概の人は気付いているというか、相手にもしていないのだが・・・)のを防ぐため。

多くの場合、エホバの証人信者は家族を失い、人生を大きく損ねている。絶賛不幸のまっただ中なのだが、本人たちはそれに気付かない。

人間らしい心を失い、「エホバがー、エホバがー」を連呼。自身の圧倒的不幸な状況から目を背けている。楽園とか永遠の命、復活といった、ニセモノの希望に惑わされている。

『みんなの宗教2世問題』、宗教2世の肌感覚とは・・・

まずは1ヶ月間、エホバの証人に会わないチャレンジを

この眞光元2世信者が教団に疑問を持ったきっかけは

小さい頃から毎日眞光の道場に行ってたのを、ちょっとずつ減らしていって。まず二日に一回にして、三日に一回にして、一週間に一回、最終的に一ヶ月に一回だけ道場に行くように

したこと。

現役エホバの証人もこれがおススメ。

集会に行く回数を減らしてみる。Zoom参加を増やしてみる。隔週参加にしてみる。一ヶ月断ってみる。

「信仰が弱まるから、毎週参加するように」と教団側は指導しているが、教団の都合の悪い部分に、目ざめられるのを嫌っているだけ。信者のマインドコントロールが解けるのを防いでいるだけ。そもそも、

確信とか専心とか献身とか、大げさな言葉で信仰を表明させておいて、ちょっとやそこら集会参加を減らしたからって、信仰が揺らぐものか。その程度の信仰だったのか?

はい、まずは1ヶ月間、エホバの証人に会わないチャレンジを試してみよう。きっと心身ともに健康になるよ。