エホバの証人の統治体崇拝とものみの塔崇拝、人間崇拝と組織・偶像崇拝

エホバの証人の統治体崇拝

エホバの証人のヒエラルキー

エホバの証人の組織は完全な階級構造になっている。

最下層は女子どもの一般信者。この中でも献身という洗礼のような儀式を受けている・受けていないという差がある。その上が男性信者。

エホバの証人は完全な男尊女卑思想。

男性信者の中にも役職のような階級が存在する。下から一般信者、奉仕の僕(現在は「援助奉仕者」と呼称※2022年追記)、長老、巡回監督、地域監督(現在は廃止されている※2023年追記)、その上が最高権力機関の統治体。

長老までは無報酬で働かされ、逆に寄付金を集めて上納する義務が課せられる。

また、別枠で天的級という呼ばれる集団も存在する。これは油そそがれた者と呼ばれる。

エホバの証人の予言では、ハルマゲドンというこの世界の終わりが来て、地上が楽園になるという設定になっている(そんなわけないのだが)。

油そそがれた者は、ハルマゲドン前に死ねばその瞬間、ハルマゲドン時に生きていればそのときに昇天し、キリストと共に地上を支配するというイカれた幻想を抱いている。

油そそがれる瞬間は天啓のようなもので、本人にしか分からないとされている。

要するに、

  1. 確信犯的に油そそがれたことにして、上位階級に加わろうとしている権力欲にまみれた人間
  2. 完全にイカれて天啓を浴びちゃったエホバの証人

この人たちが天的級ということ。

統治体のメンバーは、もれなく全員この油そそがれた者なのだが、前者の確信犯ではないかと推測する。権力欲にまみれた老人の集団。

後者のイカれちゃった系は、もう人生の取返しがつかなくなった老婆とかが多い。

そもそも男尊女卑のエホバの証人社会で、女性が天に昇って支配するとか、世界観の設定が変わっちゃうので無理。その単純構造に気が付けないのがエホバの証人のマインドコントロール状態。

統治体を崇拝するエホバの証人

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短冊に願い事を書くと、叶う理由:七夕禁止のエホバの証人

織姫に願い事をすると叶う

七夕が禁止のエホバの証人

昨日は7月7日、息子が通う幼稚園では七夕祭りがあった。

帰宅した息子は、「笹の葉さーらさら~」と歌っている。短冊や笹につるす飾りなどを持ち帰ってきている。お願いごとはまだ書けないのか、短冊は白紙。

こんな日常が、私の子どもの頃にはなかった。エホバの証人の子どもは、七夕が禁止なので。短冊に願い事を書く、作った飾りを笹に結ぶ、七夕の歌を歌う。すべて禁止だった。

なぜなら、七夕に逢瀬を重ねる織姫と彦星は神々の子孫で神話の登場人物だから。エホバの証人は、聖書以外の神話はすべて異教として、一切の関わりを禁じている。

私が小学生のときの、7月の朝の歌はずっと「七夕の歌」、これを歌うのも禁止。憂鬱な一か月が続く。12月も同様で、朝の歌は1か月「サンタが町にやってくる」、これも歌えないので、同じく12月も憂鬱な朝を迎えていた。

短冊に願い事を書いても叶わない。子どもの頃からそう教えられた。迷信だと。大人になって、エホバの証人の言う「短冊に願い事を書いても叶わない」こそが迷信であるとわかった。これに気付いたのはつい最近のこと。

短冊や絵馬に願い事を書くと、その願望は叶いますよ

短冊や絵馬が迷信ではない理由とは

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お祭りに行けない子ども、間違った子育てのツケを支払うことになるエホバの証人の親

お祭りに行けない子ども

自分の家が普通ではないと気付く瞬間

私は、物心ついたときには既にエホバの証人2世だった。両親は異常に熱心なエホバの証人で、ものみの塔のために自分たちの生活すべてを投げ出していた。

父はあえてフルタイムの仕事を辞めて、エホバの証人活動がしやすい、時間に融通のきく不安定な職へ転職。母は正規開拓者と呼ばれるエホバの証人で、毎月100時間近く布教活動を行っていた。

私が、自分が普通の家の子どもではないと、最初に気づいたのは4才とか5才のとき。同じ団地の同じ年頃の男の子が、私をお祭りに誘いに来た。その男の子は空色のハッピを着て、うちわを持って私の家に来た。

「一緒にお祭りに行こう」と誘いに来てくれた。団地内の砂場で一緒に遊ぶ仲だったので、その延長。お祭りの前の独特の高揚感が、その子から伝わってきたのをよく覚えている。

何だか良く分からないが、楽しそうなので「うん」と、私も家を出ようとすると母に制された。「ダメだ」と、家の中に引きずり戻される。母は外に出て、一緒に来ていたその子の母親に何か理由を話しているようだった。

母に、「エホバの証人だからお祭りに行くのはダメだ」と言われ、私はこの時、初めて自分は普通の子どもと違うと気付くことになった。

エホバの証人がお祭りに行けない理由

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『解毒』:大学進学禁止の愚民であるエホバの証人、下半身で理解するしかない

愚民は下半身で理解しろ

エホバの証人脱会本の『解毒』

元エホバの証人の女性が書いた『解毒』。

現役エホバの証人信者の人は、この本を読んでエホバの証人をやめよう。この本の著者は、まだ元気に生きているのだし、顔出し実名でものみの塔を批判しても、決して裁きが下ることはない。

エホバの証人をやめた方が楽しく豊かに生きていける。

ものみの塔協会の進める信者の「愚民化政策」とは

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元エホバの証人2世の宿命、この世から「ものみの塔」を消滅せよ

元エホバの証人2世の宿命

私のトップシークレット

私の20代の頃の話。付き合っていた彼女に、私が過去にエホバの証人であったことが発覚し、指摘される。それが直接的原因だったのかは分からないが、この彼女とは、しばらくして別れることになった。

私が元エホバの証人2世であるということは、40才になった今でも誰にも話したくない事実。私にとって最も触れられたくない、最低な話題。

罪の意識があったり、後ろめたいところがあるわけではない。私がカルトにだまされたのではなく、生まれながら、親ゆえにエホバの証人2世として育てられただけ。被害者ではある。

私は14才のときに、自分の意志できっぱりと足を洗っている。親の洗脳を受け続けた少年期を、自分の考えで否定した。この宗教のせいで一家は離散しているけど、そんな家庭はどこにでもある。それでも、

エホバの証人2世だったという過去には触れられたくない。自ら進んで、誰かにこの秘密を話すなんてこともまずない。

エホバの証人2世の子どもの苦しみ

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『解毒』~エホバの証人夫婦の離婚率が高い原因とは

エホバの証人夫婦の離婚率が高い理由

元エホバの証人2世女性の離婚経験者が書いた『解毒』

この本には筆者自身の離婚・再婚の経験も書かれている。

エホバの証人は教理上の正当な理由がないと離婚ができない。作者の離婚理由はエホバの証人の教理的に正当でなかったために、教団側に再婚の自由なしと規定された。そのため、筆者はエホバの証人組織から排斥され、苦しむ。

排斥については『解毒』~日本初の排斥エホバの証人の本

エホバの証人はDV夫とも離婚できない

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『解毒』:日本初の排斥エホバの証人の本、エホバの証人の排斥とは?

日本で初めての排斥されたエホバの証人による著書

元エホバの証人2世の排斥者が書いた『解毒』

元エホバの証人2世の女性が、顔出し実名で書いた『解毒』。私は単行本で読んだのだが、家族に隠れて読みたいという人は電子書籍がおすすめ。

本書が、日本では初のエホバの証人排斥者による執筆であることが、作中で触れられている。

排斥とは、エホバの証人の組織から追い出されること。重大な戒律違反を犯した信者に適用される。私のイメージでは、ほとんどが婚姻外の性交渉、もしくは背教行為。

エホバの証人の場合は、教団に対する不信感の表明や、教理の矛盾の指摘程度の些細なレベルから背教行為とみなされる。

エホバの証人の排斥とは?

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エホバの証人の集会とは?日程・曜日・服装などまとめ

エホバの証人の集会が開かれる王国会館(イメージ)

エホバの証人の集会とは

エホバの証人には、集会と呼ばれる集まりがある。集会は、「エホバの証人の王国会館」という、エホバの証人にとっての教会のような所で開催される。

通常であれば、王国会館で集会が開かれるのだが、2021年現在、コロナ禍でリアル集合での集会は中止されている。神に是認を受けた集会でクラスターが発生するはずはないのだが、なぜ中止しているのだろうか?

迫害下でも集会を隠れて開き続けていたはずなのに、急に現実的な判断をしたのは、さすがのご都合主義のものみの塔協会。組織上層部も、実は神の是認を全く受けていないことは理解しているのだろう。

基本的に信者は健康を害している人が多い(気がする)ので、基礎疾患ありの状態からコロナになると劇的にヤバい。日本では信者の高齢化も進んでおり、この辺りを鑑みての総合的判断だろうか。

※2022/4追記。4/1からリアル+リモートのハイブリッド!型で集合型集会が再開される。現役信者には集合の同調圧力がかかっており、相当にプレッシャーになっている様子。だったらもうやめりゃいいじゃん。

エホバの証人の王国会館に病気の人が多い理由

エホバの証人の集会の日程・曜日は?

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エホバの証人のマインドコントロールを解く3つの手段まとめ

エホバの証人のマインドコントロールを解除する

ものみの塔の自作自演の予言

エホバの証人はものみの塔協会によってマインドコントロールされている。真理はものみの塔協会だけがもたらすと思い込まされている。それゆえに、外部の良心ある人々の忠告には一切耳を貸さない。

教団外部の人の忠告や助言に、ものみの塔への批判が含まれているとする。すると、批判であることが明らかになったその瞬間、批判者は悪魔サタンの手先だと決めつけられてしまう。

これは、

ものみの塔が事前に手を打っているから。あなたがエホバの証人になると、必ず家族や身近な人が反対します。それはサタンの攻撃なのですと、さも予言風にささやいている

騙されている本人は、この予言が成就したと思い込み、ますます盲信を強める。ものみの塔の言うことは当たると。そりゃ、身内がカルトにハマれば誰でも止めるんだが。この段階になると手が負えない。止めれば止めるほど、意固地になる。

マインドコントロールは、初期の段階で止めるのがベスト

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エホバの証人がマインドコントロールされる原因3つまとめ

エホバの証人がマインドコントロールされる3つの理由

エホバの証人のマインドコントロールとは

エホバの証人たちは、ものみの塔協会によって深くマインドコントロールされている。その手法は以下の3つ。

  1. 恐怖
  2. 反復
  3. 情報統制

エホバの証人の恐怖心を募らせるハルマゲドンとは

1つめは恐怖心を煽ることによるマインドコントロール。ハルマゲドンという終わりの日が近づいている、というのがものみの塔の教理。

当初1914年にハルマゲドンが来ることになっていたのだが、この予言は目下延長中。まあ、ハルマゲドンなんか来ないんだけどね。

ハルマゲドンでは、この世の事物の体制が滅ぼされ、善良なるエホバの証人だけが生き残る設定。その後、地球は健全・清潔なパラダイスに改良され、エホバの証人はそこで永遠の命を享受するというストーリー。

エホバの証人たちは、このハルマゲドンで死ぬのが怖くて、ものみの塔の言いなりになっている。自分の命惜しさに、自分の人生、命そのものを無駄遣いしている。

恐怖で平常心を失い、トンデモ教理を信じ込む。エホバの証人を続けてしまった結果、訪れる未来の方が恐怖なのだが。

ものみの塔の宗教本による反復

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