『宗教2世』のデタラメな世界からの再出発、そして遠回り

宗教2世の遠回り

デタラメな世界に住んでいるエホバの証人2世

『宗教2世』、Session3-3『2世たちの、その後』より。

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脱会後の当事者の声で

それまで自分のなかにあった価値観、固定観念がすべて崩れてしまい、赤ん坊のような状態になったので、立て直すのにかなり時間がかかった

ハルマゲドンがくると地球の現体制が滅ぼされる。天には神エホバとキリストがいる。地球には、悪魔サタン一派が闊歩している。輸血や中絶、選挙、応援、格闘行為、異教由来の行事はダメ絶対。

物心ついたときから、エホバの証人2世だった私は、こういったエホバの証人の教理が価値観、固定観念となっていた。

今となってみると、全部嘘八百のデタラメで、こんなことを本気で信じている人間が、21世紀のこの日本にいるのだろうかと驚愕する。しかし、

子どもの頃から世界はそんなデタラメだと教えられ、周りの大人は本気でデタラメを信じている。すると、子どもは世界はそんなモノなのだと信じざるを得ない。

地球が平らだと信じ切っている大人に教えられれば、子どもは地球は平らなのだと信じる。それと同じ。

宗教の誤った指針に疑問を持つ。『宗教2世』の体験と回復

とりあえず、エホバの証人は全否定

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『宗教2世』の闇:信者の人生を搾取する悪質な仕組み、ものみの塔レース

終わりのないものみの塔レース

開祖が死んでも終わらない宗教、エホバの証人

『宗教2世』、Session3-2。『当事者たちは何を語るか?』から。

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開祖が死んで10周年というタイミングがありました。それまですごく崇めていたし、亡くなったら、世界中の聖人や偉人が迎えに来ると聞いていました。でも、開祖が死んだところで、実際は何も起きませんでした

当たり前のことで、単なる人間が一人死んだところで、なにか奇跡的なことが起こるわけがない。エホバの証人も同じで、ハルマゲドンとか復活とか奇跡的なことが起きるわけがない。

エホバの証人の場合は、ここが多少はうまくできていて、奇跡の到来を先延ばしにする仕組みがある。

開祖はそのうち死ぬので、開祖が死んだ時点で、その宗教の化けの皮が剥がれる。レースの結果が出るギャンブル。うさん臭い宗教に賭けた大穴馬券はやはり当たらなかったかと。この点、開祖が死ぬ宗教はまだ良心的だと言える。

終わりのないものみの塔レース

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『宗教2世』の子どもたちの学校での苦難、求められる「配慮」と「共感」

学校と宗教2世の子ども

学校の先生と宗教2世

『宗教2世』、Session3-2より。『当事者たちは何を語るか?』。

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宗教2世の自助グループで語り合われたことで、宗教2世の子どもの学校での受難。

先生が子どもを受け止めきれていない
社会の規範と、宗教独自ルールがかち合ったとき、先生が権威勾配を使って、一方的に指導してきます

学校というシステムが、宗教を受け容れるように作られていないし、教員に宗教的個別理解以上の、さらなる2世被害者への助けを求めるのは酷かと。

先生の質に差があるので、期待しすぎると裏切られる。今年の先生は理解があった。しかし、来年の先生は真逆だったと。

この問題は、宗教2世の子どもにとっては死活問題。

宗教2世の子どもに対して、せめてもの「配慮」を

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宗教の誤った指針に疑問を持つ。『宗教2世』の体験と回復

ときには他人の経験が癒しに

宗教ごときが、結婚とか人生に口出しするな

『宗教2世』、Session3-2から。『当事者たちは何を語るか?』。宗教2世の自助グループで語り合われたこと。

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父からは、神の子である2世が、他の信者と結婚し、3世を産み、4世を産み、そうして正統な結婚を続けていれば成功、そうでなければ失敗と言われました

この無茶苦茶論を押し付けられたのが宗教2世。こういったバカげたことを自身満々に言うからにはキッチリ根拠を示して欲しい。

神の子って何だよ?その宗教的根拠は?そして、結婚相手を決め打ちするだけで成功できるはずがない。

宗教2世、3世、4世という悲惨な血統を残すことが失敗だろうに。失敗しているから宗教2世と、その親との分断が起きている。

根拠を示せと疑うことで、誤った宗教から自由になるきっかけになる。

この無根拠宗教親の話はまだ続く。

好きな人と結婚したいと言ったら、『おまえなんかを好きになる人がどこにいるんだ』と言われました

親が何をふざけたことを言っているのだろうか。親が子どもを好きに、愛さなければならないのに。

こんなことを子どもに言ってしまう時点で、その宗教の指針は誤っている。

好きな人と結婚することはタブー中のタブー

という宗教なので。間違った宗教であることは確実。

宗教ごときが、人の結婚とか、人生に口出しすべきじゃない。他人の人生になんの責任もとれないのに、容喙しかき回すだけ。こういった宗教は間違っている。

宗教の真偽論争とカルトの罠、宗教は人生のスパイスに過ぎない

脱会者との対話で得られること

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宗教2世の証言、洗脳と禁止事項で縛られる人生、始まりは勘違い

始まりは勘違いに過ぎないのに

子どもに勘違いさせるには・・・

『宗教2世』Session3-2『当事者たちは何を語るか?』より。

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宗教2世の自助グループで語られたこと。

エホバの証人ではない宗教2世の体験だが、祖母が教祖だったために

自分は人よりも、そして母や妹よりも偉い存在なのだと勘違いして生活してきました

大人が子どもに対して、さもそれは事実だと教えれば、子どもはそれを信じる。始まりは勘違いにすぎない。

エホバの証人も同じで、まず、周りの大人たちが突拍子もないことを信じちゃっている。そして、その間違ったことを本気で子どもたちに教える。

子どもがその突拍子もないことを疑うのは困難。大昔の子どもたちは、大人から「地球は平らだ」と教えられ、それを疑うこともなく一生を終えた。

それと同じで、「ハルマゲドン」や「永遠の命」。普通に考えれば下らない冗談でしかない。しかし、周りの大人がそれを信じて疑わない残念な人ばかりだと、子どもはそれを信じざるを得ない。

そして、真っ向からトンデモ教理を否定してくれる人が出てこない限り、疑いを抱くのは難しい。

『宗教2世』が、「宗教の残響」から自由になるには?

救世主の到来を妨害するエホバの証人組織

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エホバの証人は18禁どころか、完全禁止にするべき

エホバの証人は18禁どころか・・・

エホバの証人は18禁にすべき

『宗教2世』Session3-1、「宗教2世」を孤立させないために必要なこととは?

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  • 蛇に化けた悪魔が、人をそそのかした
  • その原罪を償うために、キリストが磔刑で死んだ
  • 組織の戒律に従わないと、ハルマゲドンで滅ぼされる

こういった

特殊な考え方を18歳未満に教えるのは、それ自体だおかしいんではないかという考え方が生まれてきています。18歳までは教育の場でフラットにいろんな宗教のことを学ばせておいて、18歳以降に自分の意思で選んでもらったり、選ばなかったりすることもOK

この考え方は、私からすると当たり前に感じる。エロすぎたり暴力的すぎるメディアは18禁になっている。当然、ヤバい教理を持った宗教は18禁にすべき。

本書では特殊教理を持った何もかもの宗教を18禁にする考え方。私は、このセッションを書いている横道氏とは、若干考え方が違い、エホバの証人のような本当にヤバい宗教だけ18禁にすれば良いと考えている。

ヤバいかヤバくないかは、教理を神話としているか、事実としているかで区別すればいい。

日本の古来の神話とかは、わりとグロい部分はあるのだけど、全部神話。例えや比喩。そのまま本気にしなくていい。しかし、エホバの証人のようなカルト宗教は、キリストが磔になって死んだのも、ハルマゲドンが来るのも事実だとしている。

そんな恐ろしいことが事実だと、しかも作り話をさも事実だと、子どもに虚偽を教えるのはダメ。当然禁止すべき。

だから、エホバの証人は18禁にするべきなのだ。

理想の未来から逆算すると、エホバの証人は完全禁止

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宗教の真偽論争とカルトの罠、宗教は人生のスパイスに過ぎない

宗教の真偽の見極め方

宗教は人生のスパイスにすぎない

『宗教2世』Session3、『語り合う2世たち』より。

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本人が宗教を抜けたと言っていても、別の宗教に入信しなおすパターンは多くて、それは本当に抜けたといえるのかな?

本当に抜けたとはいえない。宗教中毒になっている。宗教依存。次から次へとっかえひっかえしても、何も見つからない。失敗から何も学んでいない。

宗教なんて人生に不要なモノで、人生のおまけ、スパイスに過ぎない。あればあったでいいけど、無ければ餓死する類のモノではない。とりあえず味がつけばいい。スパイスにこだわるのは趣味程度にするべきだし、スパイスを直接かじるようになれば、身体の方を壊す。

人生に特別必要でない宗教に固執して、時間を無駄にする。そして、また同じ過ちを繰りかえす。今度こそホンモノの・・・って。そんなことあるわけない。

神より大事なスマートフォン、神は博物館にでも飾っておけばいい

カルトの見極め方と防御方法

ニセモノの宗教の見分け方

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脱会した宗教を、1ミリたりとも容認すべきでない理由

一切の容認の必要はない脱会宗教

脱会が必要になる宗教は、完全悪

『宗教2世』Session3、『語り合う2世たち』より。

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脱会しても、一部の教えは、数十年と長いあいだ堅持されていて、「教えの良い部分は捨てる必要がない」と考える人もいます。それがマインド・コントロールの残存の結果なのかそうでないのかは、判断が難しい

こういった状態やもっとガチガチな現役信者でも、それがマインドコントロール下にあるとみなすか意見の分かれるところ。騙されているのか、思い込まされているか、信じ込まされているのか、はたまた思考を操作されているのか、呼び方の違い。

いずれにせよ、宗教の悪影響が残っているのは間違いない。

せっかく脱会したのだから、その宗教のことは全否定しておけば間違いない。

脱会しないといけないような悪い宗教なんて、たいていが全幅の信頼、妄信仰を要求してくる。そんな横暴な宗教に対して、脱会者側が一部譲って「良い部分がある」などと認める必要はない。

怪しげな教理を掲げておいて、全幅の信仰を寄せろという根本姿勢が間違っている。そんな奴らは1ミリたりとも信用できるはずがない。

元エホバの証人(JW)2世、今日も元気に闘います

教理に良い部分があるというのは、勘違い

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真っすぐな結論、「エホバの証人組織は間違っている」

エホバの証人に対する結論

児童相談所の児童福祉司、増員

2023/3/29放送の『news23』。ちと古いが、録画視聴。昨日までの記事の続き。

番組内で、以下の事実が。

こども家庭庁、児童福祉司2000人増員、宗教的な虐待対応も強化

これは好ましい事態。血税が児童の福祉のために使われている。以前から書いているが、宗教虐待を受けている可能性のある子どもがいれば、児童相談所に通報すれば良い。

そのために、しっかり増員されている。増員したが、仕事が無かったではすぐに減員されるだろう。だから、忙しいくらいがちょうどいい。なので、

エホバの証人の子どもを見かけたら、児童相談所に通報を。

エホバの証人の子どもは、その存在じたいが児童虐待。なぜなら、エホバの証人はハルマゲドン教理を掲げているから。「ハルマゲドンで滅ぼされる」と、子どもを脅すのは児童虐待だから。

以前も書いたが、ハルマゲドンという間違った悪い教理を掲げる教団を見逃すのは、近代国家に生きる民としてよろしくない。キッチリと悪いモノは悪い、間違っているモノは間違っている、と言ってやるべき。そして、虐待を受けている子どもは救うべき。

2023/3/29放送の『news23』より、エホバの証人が存在してはいけない理由

結論「エホバの証人組織は間違っている」

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永遠に救われないエホバの証人(JW)をなんとか救う方法

永遠に逃れられない蜘蛛の巣にかかるエホバの証人

永遠に搾取されるエホバの証人

2023/3/29放送の『news23』。撮り貯めしてあったのを視聴。エホバの証人が取り扱われた番組なので。

ほとんどテレビを見ないのに、エホバの証人関連番組だけ見るというのは、執念。燃やしている怨念。などと考えつつ、3ヶ月も前の番組を今さら視聴。

エホバの証人お得意の体罰のムチを受けたために、

教団から抜けたいと訴える気力すら持てない
考えることをやめよう

という状態になった2世信者がいると。

徹底的な暴力を繰り返され、気力と思考力と奪われる。当然、行動力も奪われる。

私は、たまたまこの状態に陥らずに済んだ。

14才でエホバの証人を脱会するまで、しこたま体罰を受けたけど、気力と思考力が当時の私にはまだ残っていた。そして、私の脱会後に両親もエホバの証人をやめた。

何かがくい違っていたら、私の家族は、今でも家族丸ごとエホバの証人だった可能性がある。そして、その危機的状況にある人が現在でも教団の中にいる。

私の年齢40代。同年代のエホバの証人2世で、40年間エホバの証人を続けている人。物心ついたときから体罰を受け、気力を失い、自信も勇気も思考力もない。

周囲に言われるがまま、環境のままにエホバの証人を続けている。エホバの証人という生活習慣ができあがっている。習慣は自ら変えようとしない限り、変わらない。そして、それには大きなエネルギーを要する。

考えることができないのなら、エホバの証人教理がとんでもない誤りであることにも気づきようがない。

こういった人のように、自ら脱することができないエホバの証人が存在する。絶対に逃げられない蜘蛛の巣に捕まり、死ぬまで体から養分を吸われ続ける。

永遠に救われないエホバの証人を救うために

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