エホバの証人2世ロボット
私は、物心ついた頃からエホバの証人の2世信者だった。エホバの証人とは自称キリスト教系の新興宗教。2世信者とは親の信仰を押し付けられた子どものこと。
私の家では、まず母がエホバの証人に興味を示し、幼い私を連れてエホバの証人の集会所に通い始めた。エホバの証人の集会所は、「エホバの証人の王国会館」と呼ばれている簡素な建物。
その後、非信者の父の懐柔が始まる。まずは同年代の似たような神権家族を我が家に送り込んでくる。神権家族とは、両親ともにエホバの証人で、子どもたちもエホバの証人2世として育てられている家庭のこと。
父親たちが「聖書研究」をしているあいだに子どもたちだけで遊ばせる。その子どももちょっと大きくなると、同じく「聖書研究」と称して子ども向けのエホバの証人の宗教本を読ませる。
この「聖書研究」は大人も子どもも同じで、エホバの証人の宗教本の討議を行うだけ。マインドコントロールの一環。
私が初めて、同年代のエホバの証人の子どもに会ったときのこと。それをよく覚えている。衝撃を受けた。近所の子どもたちとは全然違う。大人びていて、言葉使いが尋常でなく綺麗。
「僕と一緒に遊びましょうか」というような話し方。普通に気持ち悪いんですけど。まさに、エホバの証人2世ロボットだった。
エホバの証人組織による父親の攻略
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