エホバの証人動画のカレブとソフィアの目が虚ろな理由
昨日の記事の続き。ものみの塔製作の子ども向け洗脳用動画「カレブとソフィア」を見て気付いた点。
登場人物の目がときどき虚ろになる。これは見事に信者たちの特徴を捉えている。よくできてる。極めてリアリティーのある表現。ときどき、子どものカレブの目まで虚ろになる。
いやいや、そこまで再現してどうするの?
昔から、ものみの塔の宗教本にはオカルトの隠し絵があった。そのひとつの目的は、誰かが信者を面白半分にからかって遊んでいるためだと、私は考えている。
「このオカルト隠し絵、気付けるかな?そもそもお前たち、騙されているんだぜ」と。このエホバの証人の子ども向け動画も同様。
「カルト信者諸君、君たちは精神を苛まれて、こんなに虚ろな顔つきをしているんたぜ」と。
しかし、今回カレブ動画を見ていて、これは製作者側の良心の呵責によるものなのではないかと思い始めた。
子ども向けに、まさに子ども騙しの有害動画を製作するというのは相当な巨悪。さすがにクリエーターも良心の呵責に苛まれた。せめて登場する信者の顔つきを虚ろにすることで、カルトに対する警告を発している。気持ち悪がって見るのやめてくれと。
もしくは、ときどき虚ろな目つきになるのが、既にエホバの証人のスタンダードなのか?よって動画の方もそれを踏襲している。「正しいエホバの証人は皆、目が虚ろ」って。・・・そんな宗教やめちまえよ。
ものみの塔協会がオカルトシンボルを出版物に隠しているのはギャグ
ものみの塔の子どもに対するマインドコントロール手法
カレブ動画の他の感想。やはり、苛立つ。カレブ父の話し方。子どものあやまちを指摘して、それをママや神エホバが見たら、
「どう思うかな?」この物言い。
子どもの頃によく言われた気がする。エホバの証人の口癖みたいなものか。鬱陶しい。
子どもの間違いは、正しいあり方を言えば良いだけ。その場で直る直らないは関係ない。正解が子どもの脳にインプットされればそれで良い。繰り返し言っている間に改善される。
その場で子どもの行動を正す必要はないと考えることで、親もストレスがない。躾とは行動を正すことでなく、正しい状態を示すこと。男の子の場合は。女の子の場合は知りません。この本の受け売りなので。
「どう思うかな?」と子どもを誘導して、自分で発声して答えさせるのは洗脳の手口。どうせ親の期待通りの回答をしないと訂正される。なので、子どもは自ら考えたつもりで、親の要求に沿った回答をするようになる。
子どもの独創性を封じ、本人に分からないように思考をコントロールしている。いちいち答えさせなくても子どもは考えている。悪質なものみの塔の洗脳手法を、わざわざ子どもの躾に取り入れる必要なんかない。
子どもの教育はその道のプロに習うのがベスト。前述の本なんかがちょうどいい。素人のものみの塔に我が子の未来をゆだねるのは、完全に誤った選択。
単なる素人ならまだマシ。後述するが、子どもの教育にものみの塔をはさむと最悪な影響を及ぼすことになる。
カレブ父の言いたい放題。聖書を引いて
「親に従順であれば、物事が上手くいく」と。
ちょっと待った!!
最高にうまく行っていない例がここに。
エホバの証人親に宗教を押し付けられた2世信者、一家崩壊したわが家。一家崩壊ならまだマシ。精神を病んだ2世信者、自ら命を絶った2世信者。
「エホバの証人の親に従順にしちゃうと、人生は絶対に上手くいきませんから」
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