エホバの証人がマインドコントロールされる原因3つまとめ

エホバの証人のマインドコントロールとは

エホバの証人たちは、ものみの塔協会によって深くマインドコントロールされている。その手法は以下の3つ。

  1. 恐怖
  2. 反復
  3. 情報統制

エホバの証人の恐怖心を募らせるハルマゲドンとは

1つめは恐怖心を煽ることによるマインドコントロール。ハルマゲドンという終わりの日が近づいている、というのがものみの塔の教理。

当初1914年にハルマゲドンが来ることになっていたのだが、この予言は目下延長中。まあ、ハルマゲドンなんか来ないんだけどね。

ハルマゲドンでは、この世の事物の体制が滅ぼされ、善良なるエホバの証人だけが生き残る設定。その後、地球は健全・清潔なパラダイスに改良され、エホバの証人はそこで永遠の命を享受するというストーリー。

エホバの証人たちは、このハルマゲドンで死ぬのが怖くて、ものみの塔の言いなりになっている。自分の命惜しさに、自分の人生、命そのものを無駄遣いしている。

恐怖で平常心を失い、トンデモ教理を信じ込む。エホバの証人を続けてしまった結果、訪れる未来の方が恐怖なのだが。

ものみの塔の宗教本による反復

2つめは反復によるマインドコントロール。天にエホバがいるとか、ハルマゲドンが来るとか、ものみの塔はトンデモ教理を唱えており、傍から見るとそんなものはすぐに嘘だとわかる。

なぜ、エホバの証人が深くマインドコントロールされてしまい、このファンタジー教理を信じるに至ったか?これは繰り返し、繰り返し、何度もこの教理を叩きこまれるから。

週数回のエホバの証人の集会や、家庭での聖書研究と呼ばれる時間がマインドコントロールタイム。ものみの塔の宗教本を朗読して、その後で読んだ範囲から問題が出される。問題は欄外に書いてあり、該当する節の中に簡単に答えは見つかる。

これを家庭で繰り返し、信者が集まった集会でも毎週繰り返す。質問に対して正解を答えるのは簡単なのだが、正解すると司会者や集会の参加者に褒められる。褒められるという報酬が得られると、また正解したくなる。これは人間の脳の通常の反応。脳は報酬を求めるモノ。

この反復で、通常の思考回路は停止する。ものみの塔の教理を何度も何度も口に出して唱えることで、実際にそれが正しいことのように思えてくる。言葉には力があり、発生することで自分の耳からも頭の中に入って来る。

この傾向はエホバの証人2世の子どもたちに顕著。子どもは大人以上に報酬を欲する。褒められてうれしくない子どもはいない。褒められたくて、ものみの塔本から真剣に答えを探す。自分で探し出した答えだから、真実だと思い込んでしまう。

元々カルトにはまる人は自己肯定感の低い人が多い。こんな人に限って、集会で正解を答えて褒められたりすると、なんだか嬉しくてたまらない。また褒められたくなる。そして、愚直にものみの塔本の中から質問の答えを探す。

自分で真剣に探した答えだから、これは事実に違いない。この繰り返し、この反復がものみの塔の恐ろしいマインドコントロール手法。

情報遮断で完成するマインドコントロール

3つめのマインドコントロール手法は情報統制。ものみの塔は、自分たちの発行する出版物以外の情報に触れることを推奨しない。特に背教的な情報は厳禁。

このブログなんて絶対禁止なのだが、理由は簡単。信者のマインドコントロールが解けると、ものみの塔は困るから。寄付金や、熱心に奉仕し時間を捧げてくれるエホバの証人が減ると、上層部の統治体がリッチに暮らせなくなる。組織の維持運営が困難になる。簡単な理由。単純な搾取の構造。

ものみの塔は、「外部の情報は、悪魔サタンの誘惑の手段だから一切触れるな」と言っているのだが、これは虚言。信者のマインドコントロールを保つための都合の良いでっち上げ。

真実は自分で探さないと見つからない。予言をハズし続けた組織が真実を語ることはない。ものみの塔が語るのは、信者を純粋培養のマインドコントロール状態に留めるために必要なことだけ。

まとめると、ものみの塔のマインドコントロール手法はこの3つ

  1. 恐怖
  2. 反復
  3. 情報統制

エホバの証人2世のマインドコントロールが解ける瞬間


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