エホバの証人組織のやってきたことは、謝って済むことではない
エホバの証人問題支援弁護団が2023/11/20に公開した、エホバの証人の児童虐待等に関する実態調査報告書。
結論概要6『当弁護団による教団への要求事項』の5点のうち、最後の5項目め。
教団の信者に対する指導、指示、推奨に起因して、児童虐待被害に遭った2世等への謝罪をすること
エホバの証人組織のやってきたことは謝って済むことじゃない。
相当な「誠意」を示して貰わないといけないのだが、そんなモノ、数多の被害者に対して示せるわけがない。なので、児童虐待被害に遭った一人の2世の意見としては
「物理的解散にして、この世から消滅しろ」
世界本部の傀儡にすぎないエホバの証人日本支部は、謝罪するつもりもないし、できないのだから、消えてもらうしかない。
人命軽視甚だしい、エホバの証人組織
この報告書、結論概要のあとは、一つ一つの虐待について、その説明とアンケートの結果報告、事例紹介、総括と進んでいく。かなりのボリューム。
まずは、輸血拒否から。
子どもを含めた信者が持たされる輸血拒否カード。
かつては、教団が「神が認める」とする代替治療方法についての記載があった
この代替治療のなかには、
過去も 2023 年現在も存在しないもの(ヘモグロビン製剤)すら挙げられている
アホすぎる。命がかかっているのに愚かすぎないか。命を粗末にしすぎ。
聖書に「輸血するな」とも「輸血の代替治療としてこれはOK」などとは書いていない。教団が「神が認めてる」と設定しただけ。しかも架空の治療法まであると。無茶苦茶。
これで、実際に輸血拒否で死者が出ているという、笑えない話。
血塗りのものみの塔
続いて、『宗教的理由による輸血拒否がもたらしてきた死亡者数の考察』より。
少なくとも241人が宗教上の理由による輸血拒否を原因として死亡している
おぞましいカルト教団。最低でも241体の遺体が、ものみの塔の名のもと転がっている。
この調査は9210人の医師に対して行ったモノ。これを無理やり日本全国に当てはめると8917人が亡くなっていると推定されている。
日本に信者が20万人いて、信者にカウントされないその子どもたちもいる。これらの人々が、輸血の必要とされるタイミングでもれなく輸血拒否したら、これくらいの人数の人々が、今までに輸血拒否で命を落としていても不思議ではない。
恐ろしい話。9,000人弱の人々が冗談みたいな教理に命をかけて、死んでいった。命を投げ捨てる宗教に存在意義はない。ものみの塔は血にまみれている。