現行法体制での、エホバの証人被害児童の救済
エホバの証人問題支援弁護団が2023/11/20に公開した、エホバの証人の児童虐待等に関する実態調査報告書。
結論概要4、『児童虐待人権侵害防止に態勢改善の余地』より。
「児童虐待」とは、保護者がその監護する児童に対して行う行為に限定されるため
宗教虐待Q&A記載の虐待行為で、エホバの証人組織に適用可能な法規は、ほとんどない。
親に児童虐待行為をやらせているのは、エホバの証人組織であるのは間違いなく、こんなモノはただの脱法行為に過ぎない。
この調査で、エホバの証人の子どもに対して、時代を超えて全国的に児童虐待が行われてきたことが判明した。それは、エホバの証人組織が児童虐待に関与していることを示す。
なぜなら、個別の親によるものであれば、全国的に継続して体系だった児童虐待が行われるはずがないから。
エホバの証人による児童虐待は現在でも継続しており、改善の兆しもその意思も、エホバの証人組織にはない。本調査から、このことも読み取れる。
社会としてエホバの証人組織に対して制裁を加えるべき。改善しようとしないのだから、当然。そのために、
宗教法人格を取り消す解散処置が第一段階。こんな有害な団体を、宗教法人として税制優遇する必要性がない。社会が、エホバの証人組織をカルトと認識し、その中の子どもたちは救済対象とみなすべき。
教団の収入や資産を減らせば、教勢は弱まり信者は減少する。それでひとまず、被害児童も減っていく。
現行法体制のもと可能な締めつけはこの程度。
法改正によるエホバの証人の救済と、社会の健全化
宗教法人として解散させる間に、カルトに囚われる子どもを救うための法改正をするとか、カルト宗教を禁じてしまうなどして、本格的な救済の道筋を探るべき。
こうなってくると、「信教の自由ガー」って言い出す人たちがいる。
そういう人たちを納得させるために、エホバの証人組織に対して十分に警告・勧告をしてやればいい。
「ハルマゲドンで人類皆殺し、輸血拒否、体罰、復活、こういった間違った価値観の教理を撤回するならば、カルト認定はしない」と。「カルト認定されたくなければ、危険思想な間違った教理は撤回せよ」と。
信者を惑わし、命を粗末にさせる教理を撤回するなら、カルトと認定しない。そのための時間を与えて、それでも撤回しないのなら、カルト認定。子どもにはふさわしくないので18禁宗教にするべき。
無論、カルト認定に至れば、カルトの中にいる大人は要注意人物としてマークされるし、世間からは可哀想、危険と白い目で見られる。
当然だろ。
輸血拒否で命を投げ捨て、ハルマゲドンで人類皆殺しを認めていて、子どもに体罰をふるい、死んでも復活するとほざくなんて、命を軽視すること甚だしい。著しく公序良俗に反している。
そういう悪い生き方に、何らかのペナルティが発生するのは当然。そのペナルティが嫌なら、カルト宗教をやめればいい。
社会は、脱会者に対して、騙されていた被害者として暖かく迎えいれる準備をして待つべき。社会復帰のためのプログラムや就労支援なども用意すべき。
これがエホバの証人の本質的な救済。騙されていない、誰にも人生そのものを搾取されない真っ当な生き方をさせること。この過程を経て、エホバの証人問題に関して、ようやく社会は健全化される。
エホバの証人組織として、教団の意思として、ペナルティを受けるのが嫌なら、間違った危険な教理を撤回すればいいだけ。まあ、それができないからカルトなんだけど。