神はいない、だからハルマゲドンは来ない
ロシアのウクライナ侵攻。エホバの証人は、戦争が始まると、この世の終わりの徴候が来たと感じちゃう。
ものみの塔の予言解釈では、この世の終わりのしるしとして、戦争やら疫病、飢饉が流行するとされている。その後で、ハルマゲドンという神の裁きが下る設定。
ものみの塔にマインドコントロールされている現役エホバの証人、一部の元エホバの証人、つまりはエホバの証人関係者の一部が、「戦争」をこの世の終わりの兆候と、大小あれど感じてしまう。
私はエホバの証人をやめて30年弱、スカッと洗脳が解けて20年弱。今ではエホバの証人教理のすべてがウソだと信じている。よって、戦争、コロナ、この後で強烈な食糧不足がコンボでやって来ても、予言の成就だなどとは思いもしない。
ところが、エホバの証人をやめた直後10年くらいのあいだ、「ハルマゲドンが来る」のは、私の中で既定路線だった。成人年齢だったのにも関わらず。これほどに、ものみの塔の洗脳は恐ろしい。
だから、戦争を「この世の終わりのしるし?」と、心がザワつく人がいるのは仕方がない。ものみの塔に、その不安を付け込まれないようにすれば良いだけ。
私も長い時間がかかったが、今ではものみの塔の全部がウソだと、解放された。キリスト教解釈については、エホバの証人の逆を行っておけば、とりあえず正しい可能性が高いと想定しているくらい。
だから、神がいるとすれば三位一体形式、神の名はエホバでないし、霊魂は不滅に近い形で意識は残る、地獄はあるけど、そこではもう死なないのなら怖くない。そもそも、こんなことはどうでもいい。
死後どうなろうが、「今」を確実に生きられない者が死後に恵まれるわけがない。「復活」とか「楽園」とか現実逃避も甚だしい。
「今」を粗末に扱ったエホバの証人は、死後家族に恨まれる。そんな者が死後に恵まれるわけがない。
極論、エホバの証人が神の存在を唱えている以上、神はいない。絶対神としての神エホバは存在しない。全知全能の唯一神なんていない。理由二つ。
第一に仕事遅すぎ。神様クビ。使えねぇよ。
第二に最初の人間アダムから失敗作って、どこが全知全能なんすか?コントじゃん。
神はいない。だから、安心してくれ。ハルマゲドンは来ない。
ハルマゲドンが来ても、問題は死が解決してくれる
逆に、この世の終わりが来たとしたら。ハルマゲドンが来たとしたら(来ないけど)。甘んじて死ねば良い。死ねば終わりなら、何も怖いものなどない。
怖いとすれば、無念が残ること。やり残したことが残ること。納得の上、生涯に一片の悔いなく死ぬのは無理だろうから、たいていの人は後悔ばかりが残る死にかたになる。
しかし、やるべきことをやらずに死ぬのが、一番後悔が残る。
やるべきこと=「今」を確実に生きること。不確かな「永遠」とか「楽園」に囚われないこと。一度きりの短い人生で何を成すべきか、考え、迷うこと。
つまりは現役エホバの証人はエホバの証人をやめること。
エホバの証人のまま死んだ人は、死んだあとに意識が残るとすれば、死後「ものみの塔に騙された」ってなっているはず。王国会館に行くと体調悪くなるのは、亡くなったエホバの証人の怨霊が漂っているから。
ハルマゲドンが来たら、神と戦え
ハルマゲドンが来たら(絶対に来ないけど)、黙って死にはしない。神と戦う。その時こそ人類一丸となって、暴力神と戦えばいい。一方的に攻撃してくる、暴力神と戦う。
一方的ではない、事前にエホバの証人が全世界に警告したというのが、エホバの証人側の理論だろうが、そんな警告受け入れません。人類ほぼ皆殺しの暴力神など願い下げ。神が武力行使してくれば、人類が受けて立つ。
結論、ハルマゲドンが怖くない3つの理由
- ハルマゲドンが来たら、神を殺せ
- 例え神に負けても、暴力神に徹底抗戦したと納得して死ねばいい
- そもそも、ハルマゲドンなんて来ない
エホバの証人をやめて、「今」を確実に生きよう。