1914年を放棄して、墓穴を掘ろうものみの塔
ネットでダウンロードできるエホバの証人解約資料第5弾「1914年と終わりの日」
この資料によると、ものみの塔の1914年の教理には信憑性がなく、ものみの塔が神の是認を受けていないことは明らか。これについては、ものみの塔の起死回生の打開策はエルサレム陥落BC607年をBC587年だと認めることだと書いた。
この考古学論争は、ものみの塔上層部でもすったもんだがあり、エホバの証人の統治体は、多数決によってエルサレム陥落をBC607年と決めつけることに決着。多数決で決めた重要教理。そもそも考古学・歴史の事実に対する態度を多数決で決める時点でイカサマ。
今日のところはイカサマは置いておいて、
ものみの塔は、エルサレム崩壊を本来のBC587年だと認めれば、あーら不思議、あと20年は組織の寿命が延ばせる。目先の20年に喰いつき、根幹の1914年を放棄して、おバカっぷりを表出させてくれると面白いのだが。
世界が悪化しているのはエホバの証人の周りだけ
1914年の教理が間違っているとしても、エホバの証人の主張は「現在が終わりの日であることは間違いない」という立場。なぜなら現代には「終わりの日の複合的なしるし」が見られると主張するから。
「複合的なしるし」とは、この世の「終わりの日」に、戦争、疫病、飢饉、地震といった災厄が増えるというモノ。それらが聖書に予言されており、現在の世界環境がそのしるしの成就を示しているというのが、ものみの塔の主張。
つまり、エホバの証人は「世界は悪くなっている」と主張している。
「世の中が悪くなっている、悪くなっている」と言い続ければ、そりゃ世界が悪化しているように見えてくる。誰もが自分というフィルターを通して世界を見ているのだから。
「世の中が悪化している、悪化している」と言い続ければ、自分の周囲が悪化する。言葉には力があるし、言葉が本人の性格や行動を変えるから。世界が悪くなっているのなら、良くなるように行動すればいい。
エホバの証人の主張する「終わりの日の複合的なしるし」には「愛の低下」という意味不明なモノがある。世界の愛の総量が低下しているらしい。どうやってそれ調べんのよ。
エホバの証人が「愛が低下している」というのなら、自らその状態を招きいれているだけ。まさかエホバの証人が「世界の悪化」を訴えるから、戦争やウイルスが蔓延したとは言わないが、「愛の低下」はビンゴ。(逆に、戦争や疫病は現代で大幅改善している。世界は良くなっている。)
疫病が終わりの日のしるし?エホバの証人をやめてリアルワールドへ
エホバの証人が自ら「愛が低下した」と主張しているため、エホバの証人の周囲では「愛が低下」している。
そりゃ、変な宗教に入って、「世界の悪化と愛の低下」を叫び出した奴を、できれば誰も愛したくない。エホバの証人の周囲で愛が低下しているのは、エホバの証人自らが引き寄せたこと。ただの自作自演。
“世界を悪化させているエホバの証人、自作自演の終わりの日のしるし。” への1件の返信