カルトの見極め方
自分たちと競合する集団を完全否定している組織があれば、それはカルト。外部を批判し、攻撃することで内にこもる。そして外部からの情報を遮断することで内部の人間をマインドコントロールする。
その集団の価値観こそが全てであり、他のモノはすべてまやかしであるとマインドコントロールする。その集団の一体感に心地よさを感じると、外部情報を制限され、自身の属する集団の異常さに気づけなくなる。
親の愛情に飢えていたり、精神的に問題を抱えている人は、カルトの罠にはまりやすい。自分自身の欠落を埋めてくれる気がするカルトの一体感に抱かれて、騙されてしまう。
カルトに騙されない方法
カルトに騙されない方法がある。複数の組織に属すること。複数組織への在籍認めない排他的な組織はカルト。そんな組織からはすぐに逃げ出そう。
会社と地域、子どもの学校といった複数のコミュニティに属する。それにプラスして、何かの宗教団体に属したければ属せばいい。私はエホバの証人というカルトで懲りているので、宗教はまっぴらだが。
その宗教が、他の競合宗教に参加することを制するならば、その宗教はカルト。早々に立ち去るべき。
宗教団体があなたの生活に指示を出すのは間違っている。給与を出して養ってくれているわけでもないのに、なんでもかんでも指示される筋合いはない。
一人でできることには限界がある。同様に一つの団体でできることにも限界がある。宗教団体が存続できるのは、国の法律がそれを認めているから。税制で優遇されているから。
そもそも、国など他の団体に助けられている宗教団体が、自分たちだけで世界を変えられると独善に走り始めたら、それもカルトの証拠。早々におさらばすべし。
エホバの証人は紛れもないカルト
エホバの証人は他の宗教、組織、国家をすべて悪魔サタンの手先だとしている。これだけで完全なカルトだと言える。自組織以外はすべて悪だと決めつける、そんな組織はカルト。一直線に騙しにきている。
他の集団は自分たちにとって都合の悪いことを言うので、信者たちには触れさせたくない。そのため、外部の情報はすべて悪魔サタンの攻撃だとこじつけている。
こうして信者を精神的に閉じこめ、マインドコントロールするのがエホバの証人。完全なカルト。
エホバの証人は、信者が他のコミュニティに参加するのを極端に制限する。会社の行事や地域の行事、ちょっとしたスポーツクラブに入るのだって制限される。これもカルトの特徴。
他の集団の価値観に触れると、エホバの証人の教理が頭に染み込みにくくなる。しかも、私みたいにエホバの証人にとって都合の悪いことをまくしたてる人と接する機会が増えてしまう。それをエホバの証人組織は防ぎたい。
エホバの証人は
- 競合宗教を「大いなるバビロン」、「間違った宗教」と否定
- 競合宗教も現在の世界体制も滅びると予言解釈している
- 他の宗教、政治活動に参加することを禁じている
これらの独善的で排他的な教理で、信者を縛り付ける。エホバの証人は信者を束縛し、人生を搾取するカルトだと言える。
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