14万4000人の残りの者の勘違い

エホバの証人のバプテスマに伴うリスク

私はほぼ生まれながらにエホバの証人2世として育てられ、両親は熱心なエホバの証人信者だった。父親は会衆の長老を務め、母親は正規開拓者だった。しかし私は小学校の高学年の頃からいかにしていつエホバの証人をやめるかということを密かに考えていた。この頃の私の考えは両親にある程度見透かされていたのかも知れない。そんな私にバプテスマを受けさせ正規のエホバの証人にしてしまうことは私の排斥のリスクを高めることになる。

家族から排斥者を出せば会衆内では白い目で見られるようになるし、何よりも親子としてのコミュニケーションが許されない状態になる。成人すれば家から追い出すように独立させそれ以降は縁切りとなるのである。ものみの塔協会への献身を誓うバプテスマの儀式にはその危険が伴うのである。

私がエホバの証人をやめた頃は私の両親はまだものみの塔協会の強固なマインドコントロール下にあった。両親にとっては私が排斥処分になれば愛する一人息子のハルマゲドンからの救いが大きく遠のくことになるという恐怖もあった。そうして私はバプテスマを受けることなくものみの塔組織を去ることになったのである。最後の最後には熱心なエホバの証人だった両親により、私はものみの塔協会へ献身するバプテスマの儀式から守られたのである。

エホバの証人の大きな勘違い

エホバの証人の献身の儀式であるバプテスマは水の中を潜らされるだけの本当に儀式的なものである。ものみの塔協会が造り上げたエホバという神は存在しないのでバプテスマの前後に神の導きのような何らかの強烈な体験が伴うことなど無い。あるとしたらただの勘違いである。

エホバの証人に神々しい光が降臨することなどない。修験道や修道院の僧侶の修行のような過酷な荒行に挑み自分の限界を探しているわけでもない。全てはものみの塔協会の洗脳による信者の幻想と思い込みなのである。

エホバの証人の油注がれてしまった人々も同じである。最初の使徒以来14万4000人が油注がれ死後に昇天しキリストと共に地上を統治するというのがものみの塔協会の教義である。

現在のエホバの証人の油注がれてしまった人々は天に昇り地上を統治したいという何処までも出世したいという傲慢な願いが昇華した結果の勘違いである。彼らは存在しない偽神エホバへの妄信を敬虔な愛だと勘違いしている。その結果何らかの強烈体験による神からのお告げのようなものがあったと勘違いしてしまうのである。彼らの誤認により油注がれた残りの者は計算が合わない人数に増殖しているのである。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。