カルトは解散一択、泥船は沈めるべき。信者に忖度する必要はない

沈みゆく泥船に残りたい者に忖度する必要なし

カルトを解散させれば、とりあえず世界は良くなる

昨日の記事の続き。カルトを解散させると、カルトにコントロールされていた信者が信仰的路頭に迷う。行き場を失って自殺する危険性さえもあるという話。だから解散させるなという論理。

私はこれに真っ向から反対。

カルトが解散して、信者が行き場を失ったとしても、信者全員が自殺する訳ではない。

信者の半分でもまともな道に戻れば、全体で見れば御の字。100がマイナスなカルト活動をしていた現状から、50がプラスのまともな道へ。50が自殺したとしても、全体で見れば、マイナス100からプラス50になっているので、結果150プラスになっている。150も世界が良くなったということ。

人権を侵害するカルト宗教、老若問わず自由な意思決定の不在

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エホバの証人に自殺者が多い理由②:エホバの証人2世の軽い命

命の価値の軽いエホバの証人2世の子ども

エホバの証人に自殺者が多い理由

なぜエホバの証人に自殺者が多いのだろうか(当社比)?その理由を考えるために、前回は、私がエホバの証人2世だった頃に起こした自殺未遂について触れた。

前回の話はこちら

今回は下記2点から、エホバの証人に自殺者が多い理由を考察する。

  • 私はなぜ自殺しようと思ったのか?
  • 当時の私にとって、なぜそんなに命の価値が低かったのか?

私の自殺未遂の理由①

幼児の私は包丁を持ち出して、自分の体に突き立てようとしていた。この理由は今となっては定かではない。

エホバの証人2世として、炎天下や雪の降る中を、来る日も来る日も伝道活動で連れまわされるのが嫌だったのか?きたるエホバの証人2世としての地獄の学校生活を予見していたからか?

どちらでもなく、ただの子どもの悪ふざけだったように感じる。気味の悪い、行きすぎた悪ふざけなのだが、このふざけすぎにはキッチリとした理由がある。

エホバの証人にとって命の価値は尋常でなく軽い。人間の命など、エホバの証人にとって吹けば飛ぶようなもの。

なぜか?エホバの証人信者以外の人類は皆、滅ぼされると教えられているから。エホバの証人信者でない人は誰もが、優しいおばあちゃんや親族のおじさん、学校の先生、隣の家の人、誰もがもうすぐ神により滅ぼされ死ぬ。

エホバの証人信者は全員、今すぐにでもその終わりの日、ハルマゲドンが来ると教えられている。エホバの証人にとって、人類全員の命が期限付きの短いモノ。もしくは忠実なエホバの証人であるという条件付きで継続するモノ。

エホバの証人の子どもにとって、命は低価値・短時間。ゆえに自分の命も吹けば飛ぶほどに軽い。包丁で突き刺してしまえるレベルだった。

私の自殺未遂の理由②

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エホバの証人に自殺者が多い理由①:2つの自殺未遂体験談

とりあえず生きろ、世界は広く美しい

エホバの証人と自殺

エホバの証人組織が高齢化しているという話があるが、若い世代にも被害者は多数いる。自殺者まで存在する。

キリスト教そのものは自殺を禁止しているので、自称キリスト教のエホバの証人も自殺は禁止。それなのに、なぜエホバの証人に自殺者が多いのか(当社比)?

  1. 私自身に自殺未遂の経験がある
  2. 私の父親もエホバの証人をやめた後、自殺未遂を起こしている

この最悪な家族の体験2つから、エホバの証人と自殺について考えてみる。

包丁での自殺未遂

私自身にも強い自殺願望があった。かつてエホバの証人2世として地獄の日々を送っていた頃。14才の秋にエホバの証人をやめたので、物心ついてから中学2年生になるまでのあいだ。

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エホバの証人(JW)2世の子供、自殺と自傷行為

子供を追い詰めるエホバの証人

エホバの証人の布教活動中のケガ

私が小学校に入る前のこと。両親は狂信的なエホバの証人で、私は毎日、エホバの証人の伝道奉仕活動に連れ回されていた。伝道奉仕とはエホバの証人の布教・勧誘活動のこと。家から家を周り、呼び鈴を鳴らし、新規信者の獲得を目指す。

ある日の伝道中、私はふとしたはずみで手にケガをした。エレベーターのドアに手を挟まれてしまったのである。

両親と一緒に伝道をしていたのだが、私を渋々病院に連れて行ったのは母だけだった。父は伝道活動中のエホバの証人のリーダー的な存在だったので、その場を離れることが出来なかった。

父が病院について来てくれなかったことはどうでも良く、私は全く別のことを考えていた。「ケガをしたら、伝道奉仕活動のために歩き周らなくて済む」ということに気付いて唖然としていた。

エホバの証人の子供が病弱な理由

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ものみの塔がエホバの証人に隠す人生の真理、パチンコ好きな元エホバの証人親子

パチンコ好きな元エホバの証人親子

エホバの証人をやめたパチスロ好きな親子

かつて私の父はエホバの証人だった。父はエホバの証人をやめた後、母と離婚。家を出る。その後、あてもなく放浪。西へ向かい、九州にまで流れ着いく。

所持金はほぼ無くなり、何も食べられず泊まる場所も無く、もう死ぬしかないというところまで至る。そして、最後の金でパチンコ屋へ入る。

このあたりが私と親子なのかも知れない。このときの父との再会の数年前。わたしは、新卒入社した会社で5年働いた後、退社し本気でパチプロになろうとしていた。

エホバの証人という無謀な生き方をしている人を何千人も見てきて、人は何とかして喰っていくくらいならできると、世の中をなめていた。エホバの証人は学歴も職歴も欲せず、定職にもつかないが、飢えて死んだ信者は見たことがない。

エホバの証人2世として生まれてしまった私の一生は、どうせろくなモノじゃない。今さら、世間的な地位などどうでも良かった。

私は、「ハルマゲドンで死ぬまでサッカーをやり尽くしたい」という強烈な意思でエホバの証人をやめた。しかし、それにも飽きて、洗脳が解け「ハルマゲドンはこない」と知った。そんな元エホバの証人2世の適当な生き方。

ハルマゲドンがこないのなら、人生は意外と長い。生き方を見定めなければならないと私は考え、パチプロへ転向した。

パチプロという他人に依存しないアウトローな生き方は、いかに反エホバであるかという、当時の私が追求していた生き方にマッチしていた。

しかし、ちょうどその頃、父はマインドコントロールが解けて、何もかもが取り返しのつかない状態であることを悟り、死ぬ気でパチンコを打っていた。

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エホバの証人の唯一の救いは、脱会後の絶望のなかに

エホバの証人をやめた先に光が・・・

エホバの証人ゆえに失ったものの大きさ

私は生まれながらのエホバの証人の2世信者だった。

エホバの証人というのは、自称キリスト教系の新興宗教。日本ではものみの塔聖書冊子協会という名称でも知られている。2世信者というのは、親の1世信者の信仰を強要される子供のこと。

私は14才のときに、両親との決別を覚悟しこの宗教をやめた。その後20才で家を出る。しばらくして、父は手紙を残していきなり出奔。音信不通となった。その後、7~8年ぶりに父親と再会した。親類の葬儀がきっかけだった。

この時、父からエホバの証人やめたあとのことを順に聞いた。

エホバの証人をやめたあとは家にいても、職場にいても、何をしていても満ち足りるということが無かったという。欠落感と喪失。満ち足りるどころか体中が欠落したように感じられたのだろう。

一人息子の私は、いち早くエホバの証人をやめて家を出た。いまだにエホバの証人のマインドコントロールが解けていない母とは家庭内別居状態。

ものみの塔に騙し取られたモノや、失ったモノは余りにも大きすぎる。もう何も返って来ない。

エホバの証人活動を優先するために、次々に仕事を変えた。転職するにしてもキャリアを重ねていくというわけではない。時間の都合のつきやすい、責任の少ない仕事を選んできた。

我が家に財産は全く残っていなかった。両親は、エホバの証人の主張するハルマゲドンがすぐにでも来ると信じていた。この世界の体制は終わると、完全にものみの塔のマインドコントロール下にあった。

そのため、勧められるがまま毎月高額な現金を教団に寄付していた。ものみの塔に捧げたあの金と時間があれば、何事かが成し遂げられたはず。

エホバの証人になったために家庭は崩壊し、父はこの世代が通常ならば手に入れていた仕事のキャリアやその成果を何も得られなかった。何もかもをものみの塔によって搾取され、若さと20年もの時間を失ってしまった。

ハルマゲドン、ものみの塔協会の大妄想

エホバの証人は楽園での永遠の命という大ウソに惑わされている

エホバの証人をやめたあとの自殺衝動

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