カルトが解散して信者が行き場を失うのは、好ましい事態

カルト解散後に信者が行き場を失うのは望ましい事態

『宗教2世』より。Session1-6の末尾部分。

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旧統一教会を解散させるべきかという議論。本ブログでは、エホバの証人も一緒くたにして話を進める。

解散させたら、いままで信仰を持ってきた人たちも行き場を失ってしまって、もうそれが世のなか的に悪だってことに決めつけられてしまう

元2世被害者の発言なのだが、何を言っているのかサッパリ分からない。旧統一教会やエホバの証人は、世のなか的に悪だと決めつけるべきだし、そもそも悪。

信者の意思決定権を奪い、過剰な献金をさせたり、意味不明な高額壺や仏壇を買わせたり、仕事を辞めさせたり、進学させなかったり、ムダな宗教勧誘に多大な時間を捧げさせるのは悪なんだって。

しかも、そういった活動で得た資金を海外に送金するのは、日本人として、日本国として見れば、悪。また、政治に干渉したり、信者に政治不干渉を強いたりして、国の行く末を曇らせるなんてのは極悪非道。

信者をマインドコントロールして、輸血拒否で命を投げ捨てたり、見ず知らずの韓国人との結婚を斡旋したりするのも悪。

解散後の信者の行き場よりも、信者たちが現在進行形で悪の道を進んでいて、奈落の底へまっしぐらな方が大問題。放っておけば、貴重な人生の時間を無駄にし、害悪を撒き散らし、家族を崩壊させる。不幸な人を増やす一方。

それなら、解散後の信者が行き場を失う方が断然マシ。そもそも、有害なカルト活動を行っている時点で、行き場なんてとっくの昔に失っている。真っ当な方向へは進んでいない。それなら、一旦信者全員の進路を捻じ曲げてでも、方向を修正してやる必要がある。

そのうえで、一部でも真っ当な方向へ進路が変わったなら、社会全体としては前進。残りの一部の連中が行き場を失ったって構わない。元のカルト道まっしぐらよりは、行き場を見失っている状態の方が良い。

『宗教2世』より、宗教2世とは?宗教2世信者とは?

解散すると

いままでの信者の方たちが最悪の結果、自殺してしまったり、事件を起こしてしまったりということにもなりかねないので、それはしてはいけない

これも何言ってんの?という感じ。一見、人権擁護派のまともな意見に聞こえるが、表面しか見ていない。

解散後に信者が事件を起こしたりと言っているが、既に事件は起こっている。輸血拒否で死んだり、訳の分からない韓国人と結婚したり、破産したりというのは、本人や家族にとって大事件。

自殺とか事件なんて起こるかどうか分からないことを持ち出して、解散を阻止しようとしている。カルトを擁護したいだけにしか聞こえない。自殺や事件の懸念があるのなら、防げばいい。既に事件に巻き込まれている人間を放置して良い理由にはならない。

明日に続けます。


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