エホバの証人の子どもに対する人権侵害、集会用研究記事より

エホバの証人組織の子どもに対する人権侵害

まず、エホエホうるさい

エホバの証人の週末の集会用の記事「若い皆さん,どんな人生を送りたいですか」。

エホアシュも,自分よりずっと年上のエホヤダを友としていました。友達を選ぶ時には,次のように考えてみましょう。「この人はエホバへの信仰を強める助けになってくれるだろうか。エホバの基準を守るよう一緒に頑張ってくれるだろうか。エホバや聖書の真理についてよく話しているだろうか。エホバの基準を大切にしているだろうか。必要な時には勇気を持って助言してくれるだろうか」

エホアシュやら、エホヤダやらエホバやら、エホエホうるさいんだけど。エホアシュは悲惨な最後を遂げる失敗例だったんだけど・・・それを手本にするの?

「エホバガー、エホバガー、エホバガー」って、エホエホ言っているから、失敗したんだよ。少しは自分の頭で考えろ。

エホバを愛していない人は,あなたにとってためになる友達とは言えません。エホバを愛する人と友達になるなら,その人は必ずあなたの助けになってくれるでしょう

独善的な基準で友だちを選ばせようとしている。プライベートな事情に干渉する、かなりお節介な内容。

これを読んだ親が子どもに制限をかけるのがエホバの証人。教団の指示で子どもの人権を損ねている。

復活と寄付と十字架と妄信、組織に寄付するエホバの証人

60代でエホバの証人だと・・・

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遠い昔、遥かかなたの宇宙のできごと、そして明るい未来

遥かかなたの宇宙の話

1.AD

昔々、あるところに、とある王国がありました。その王国は世襲制で、王様の一人息子の王子が王国を継ぐ予定でした。王様はわがままで気が変わりやすく、暴力的でした。

人民は、王様の気まぐれな圧政に困り果てていました。そこで、重臣の一人が王様に進言しました。

「私の方が王様より人民を幸せにできます。私を執政にして国を治めさせて下さい。」

王様はこれを聞き、怒り狂いました。誰でも図星をつかれるとイラ立ちを覚えるものです。しかし、人の上に立つ者はそうであってはなりません。下々の者が不幸になります。

王様によって、その重臣は王国から追い出されました。

王様は、

「全く別の地で、やれるものならやってみろ!上手くいかなかったら、わが国の全勢力でお前の新国を蹂躙してやる!」と言いました。

その重臣は、新しい地で新しい政治を始めました。人々の自由意志を容認し、各地の領主が各々の方法で治めることを認めました。

それぞれの領主の間で激しい争いが起きたりもしましたが、国は次第に富み、豊かになり、科学も発展していきました。

元重臣は思いました。

「やはり悪王様の気まぐれ圧政よりは、領主たちのバラエティ豊かな統治に任せた方が、長い目で見れば国は発展し、人々は幸せになれる」と。

しかし、ここで問題が起きます。旧王国の王様は、重臣の新しい国のあり方を認めませんでした。領主たちの争いが起きたのを良しとしないのでした。

そもそも、王様は初めから重臣の新国がどうなろうと認めるつもりはなかったのです。失敗すればそれで良し、たとえ繁栄しても武力で攻め滅ぼすつもりでした。

エホバの証人の神の”小ささ”、宇宙の主権論争は当初から決着がついている

2.BC

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笑えないサムソンコントを、地で行くエホバの証人たち

サムソンとデリラのコント

笑えないサムソンコント

エホバの証人の週末の集会のテキスト。怪力のサムソンについて。昨日の記事の続き。

都合が悪いのか、今回のものみの塔のテキストには出てこないのだが、サムソンは制御不能のチンピラだった。

謎かけに破れて、その代償を支払うために30人を殺す。しかも謎かけに負けたのは、女に泣きつかれて自分から答えをバラしたから。脳みそ筋肉野郎なんだけど。

また、サムソンは愛した女性デリラに騙されるのだが、このくだりがコント。エホバの証人の生き方そっくり。

デリラは、敵にサムソンを売るために、サムソンの怪力を奪う方法をサムソン本人に聞く。

それに対して、サムソンはウソを答える。3回も。

ウソをつく時点で、サムソンもどうかと思うのだが、それはそれで正解だった。デリラはサムソンを売るつもりなので、教えられたウソの方法を実行して、敵を呼ぶ。

当然、ウソなので、サムソンは無双のまま。これを3回繰り返す。3回ともウソをついたサムソン。3回ともその都度、デリラは言われた方法を試すが、ウソなのでサムソンは事なきをえる。

この時点で、デリラがサムソンを裏切っているのは明らか。というか、1回目から明らかなんだけど。

それなのに、サムソンは最後に真実を教えてしまう。思考力なさすぎじゃね?やっぱ脳みそ筋肉だったのか?

結局、サムソンはデリラに自分の力を奪う方法を教えたせいで、敵に捕まって死んじゃう。笑えないコント。

サムソン同様に思考力を失っているエホバの証人

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残酷な神様のテーゼ、グロテスクで暴力的なサムソンエピソード

悲惨な最期を遂げたサムソン

エホバの証人の「調整」の正当化

エホバの証人の週末の集会のテキスト。「サムソンのようにエホバに頼る」。

サムソンの、ロバのあごの骨で1000人をぶっ殺したというゴリラみたいなエピソード。神のサムソンに対する無茶ぶりを引いて、現代のエホバの証人の建設プロジェクトを持ち出している。

以前は王国会館を新築していたが、居抜きの場合も出てきたと。

最初の頃は,この新しい方法を受け入れにくく感じている人たちもいました。これまで何年もやってきたやり方とは全く違っていたからです。でも,兄弟たちは新しい方法に進んで合わせようとしました。エホバは確かにこの調整を祝福してくださっていると思います

いやいや、新築より居抜きの方がよっぽど楽じゃん。こじつけて、「調整」という真理の組織にあるまじき、教理の変更を納得させようとしている。

エホバの証人の神の”小ささ”、宇宙の主権論争は当初から決着がついている

エホバの証人の神は、全開で許しはしない

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復活と寄付と十字架と妄信、組織に寄付するエホバの証人

エホバの証人の集会動画に出てくる十字架

人は復活しない

エホバの証人の週日の集会テキストから。先週の分かな。

「人は死ぬと,もう一度生きられるでしょうか」という記事。

木でさえも望みがあります。木は切り倒されても,再び芽を出し,小枝が伸びていくのです

だから、

人は死んでもまた生きられる

と。まてまて、切株掘り起こして燃やされたら無理だろ。

人は復活する

エホバの証人の集会は、こんな話を子どもに聞かせている。死生観を歪ませる間違った教育。脳みそまで燃やされて、骨だけになった人間が復活などするわけがない。人生はジャスト一回。これ一回だけ。

一度限りの人生、大事にしろよ。「神の王国ガー」とか言って無駄遣いしちゃダメだから。

組織に寄付するエホバの証人

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朝日新聞に掲載、エホバの証人の組織的な性加害の実態

エホバの証人の組織的性加害

エホバの証人の組織的悪行、審理委員会での性経験聞き取り

2023/11/9の朝日新聞朝刊の社会面にエホバの証人の記事が掲載。エホバの証人教団内で159件の性被害の申告があったと報道されている。

昨日の記事で、本記事の注目点1つ目について触れた。今日は残り2つのポイント。

  1. エホバの証人の役職がある信者から、性被害を受けたと申告されている
  2. 長老(エホバの証人の役職)に対して、性経験を話すように強制された
  3. エホバの証人は、若年者に不適切な性的表現を見聞きさせている

2つ目も、1つ目のポイント同様、やはり変態「長老」関連。

長老たちに対して自身の性に関する経験等を話すように強制されたことがある

との回答が42人。

これは単純に、長老という地位を乱用したセクハラ。ド変態もいいところ。地位を利用して、他人に性経験を話すことを強制するセクハラ&パワハラ。

エホバの証人の内部的な事情など一切鑑みることなく、変態長老による性経験聞き出しは悪事以外の何モノでもないのだが、ちょっと内部事情を書いておく。

この変態長老による性経験の聞き出しは、教団内部で行われる審理委員会のこと。

信者の誰かが、婚外者とラブホテルから出てくるのを目撃されたりして、長老に密告されると、審理委員会が発動するケースがある。

審理委員会は、信者を破門にする排斥処分を決める権利を握っている。審理委員会の呼び出しを無視したり、黙秘したりすると、排斥になる可能性もある。

排斥になると、親兄弟であっても信者からは村八分にされる。その生殺与奪権を握り、変態長老たちは性経験の聞きとりを行う。

審理委員会は、婚外の性行為を禁じる宗教的な内部事情で行われるので、茶番にすぎない。そんな茶番で、変態長老に性行為の告白を強制される。しかも、組織からの排斥という生殺与奪権を握られて。まさに強制。

審理委員会の開催は、エホバの証人組織の決まりとして、世界共通で存在する。組織的な変態長老による性経験の聞き出し。組織的悪行。

テレビ朝日「サタデーステーション」で「エホバの証人」実名報道

エホバの証人はR指定に

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エホバの証人による性加害が朝日新聞に掲載、病巣は組織に

エホバの証人の指導者層による性加害

エホバの証人による性加害が全国紙に掲載

エホバの証人に関する記事が全国紙に掲載。2023/11/9、朝日新聞朝刊の社会面。エホバの証人教団内で159件の性被害の申告があったという内容。

エホバの元2世信者でつくる「JW児童虐待被害アーカイブ」

のネットアンケート調査より。

紙面に「エホバの元2世信者」と書かれているのか、ちと面白く。

「エホバ」というのは、この教団的には神の名前。なので、正しくは「エホバの証人の元2世信者」となるところだが、世間的にはそんなモノどうでも良く、私もこれからそうやって呼んでいこうかと。エホバによる性加害。

この記事のポイント3つ。いずれもエホバの証人による性被害が、組織的であることを示す。

  1. エホバの証人の役職がある信者から、性被害を受けたと申告されている
  2. 長老(エホバの証人の役職)に対して、性経験を話すように強制された
  3. エホバの証人は、若年者に不適切な性的表現を見聞きさせている

2023/3/29放送の『news23』より、エホバの証人が存在してはいけない理由

エホバの証人の役職者による性加害

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“宗教2世”ドラマ『神の子はつぶやく』、宗教はリスク開示を

信じていないのに信じているふりをすると・・・

信じていない者の役目

2023/11/3放送、NHKスペシャル シリーズ“宗教2世”のドラマ『神の子はつぶやく』を録画視聴。昨日の記事の続き。

以下ネタバレします。

 

ドラマ的には面白い場面だった妹のカミングアウト。実は「神を信じていない」宣言。しかし、信じていない者が信じているふりをしちゃダメ。

妹は信じていない状態で、宗教儀式を受け正式な信者になっている。信じていない者からしたら、ギャグのような儀式だか、信じている側からすれば、とんでもない不敬なこと。

こんな悪宗教の神は存在しないので、不敬も何もないのだが、周囲や家族の人間関係をかき回すことになる。その人たちの信仰の有無に関わらず、信じていない者が信じているふりをするのは弊害しかない。

「マジすか?神の王国とかガチで言ってんすか?」くらいに笑い飛ばしてやらないと。

しかし、未成年の女の子が親に対してそれを言えるかというと、それは無茶ぶりではある。

だからこそ、周囲の大人が毅然とした態度を取るべき。

「マジすか?神の王国とかガチで言ってんすか?」「ハルマゲドンなんて不正義なことを、子どもに教えるのは児童虐待ですよ」と。

信じていない者は、信じてしまっている者に対しての態度を見直すべき。安易に「信仰を尊重する」とか言うべきではない。その信仰は、不正義な教理を含み、子どもを大きく傷つけるモノなのかも知れないのだから。

『神の子はつぶやく』、宗教・人物判別器としてのテレビドラマ

宗教にはリスク開示を義務付けよ

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“宗教2世”ドラマ『神の子はつぶやく』、悪宗教は制限すべし

子どもに正しくない価値観を植え付ける宗教は制限すべき

悪宗教で、人は死ぬ

2023/11/3放送、NHKスペシャル シリーズ“宗教2世”のドラマ『神の子はつぶやく』を録画視聴。

以下ネタバレします。

 

主人公の父親役の森山未來は過労死する。妻の田中麗奈が、悪宗教にうつつを抜かさず、家計を支える努力をすれば、死ぬまで働くことは無かった。

現実から逃避し宗教に逃げることで、家族を壊し、人を死に追いやる。これを悪い宗教と言わずに何と言えば良いのか。

悪宗教の判別器としての本ドラマの果たす役割については、昨日までの記事で書いた。

半分冗談だが、森山未來は呪い殺されたも同然。集中治療室に置き去りにされ、家族は悪宗教の集会場へ。そこで信者一同、森山未來の生還を祈って歌を歌う。

悪宗教の連中にこんな歌うたわれたら、そりゃ死ぬって・・・。そもそも、妻は食事の前にわけの分からない変な祈りをしているし、そんなの毎日されたら健康な人間だって体を悪くする。

悪い宗教は悪いモノを呼び寄せてくる。やはり、森山未來は悪宗教に呪い殺されたも同然。

森山未來が死んだ後でも、田中麗奈は「神様ガ―」と、やっているのだが、

「神がいるなら連れてこい」って話。ここは、思わずテレビにツッコんでしまった。

夫の死という結果を生んだのは、宗教活動にうつつを抜かした自分の責任で、その宗教の神は、ここ一番の祈りをきかなかった。結局、神はいないし、夫が死んだのは宗教のせい。

現役信者の泣き落としに揺らがず、彼らを解き放つために・・・

洗脳し、意志を奪う悪宗教

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NHKドラマ『神の子はつぶやく』、抽象視点で悪い宗教を判別すると・・・

実生活で努力しない者は、いかなる宗教でも救えない

人間に、真っ当な努力を怠らせる悪宗教

2023/11/3放送、NHKスペシャル シリーズ“宗教2世”のドラマ『神の子はつぶやく』を録画視聴。

昨日の記事で、このドラマの視点で、一つひとつの宗教を悪宗教か否か?判別できると書いた。

もうちょっと抽象的な視点で見ると

  • 人事を尽くして天命を待たない宗教
  • 頭や体を動かして実生活で努力することを放棄して、現実逃避させる宗教

こういった宗教も悪宗教。田中麗奈演じる母親が、ドラマ中でこれらを体現している。

以降、ドラマのネタバレします。

 

この母親は、出自や借金と、妊娠、子育てが重なりあい、一見八方ふさがりに見える。その時にこの悪い宗教に堕ちる。

田中麗奈演じる母親は、「私は、何もできていない、できていない」と言いつつ、この悪宗教に帰依していく。そうすれば幸せになれると騙されて。

できていないと思っているのなら、少しでも、少しずつでも、できるようになればいいのに、その努力を完全放棄し悪宗教に逃走した。そんな状態で幸せになれるわけがない。

実生活で努力せずに神に祈ったところで、人生が好転するわけがない。それなのに、とりあえず神に祈れば救われる、宗教活動を優先すれば家族が幸せになれる、と嘘をついちゃう宗教は、悪い宗教。

この母親は、「できていない、できていない」と言いつつ宗教に堕ちたが、宗教に堕ちる前はよくやっていた。できることを充分に頑張っていた。妊娠・出産・子育てを何とか乗り越えれば、働いたりして未来を切り開ける可能性があった。

その未来を奪い去ったのがこの悪宗教。

『NHKスペシャル シリーズ”宗教2世”』:無防備、無神経に現役信者の声を垂れ流すな

リスク開示しない、悪宗教

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