遠い昔、遥かかなたの宇宙のできごと、そして明るい未来

1.AD

昔々、あるところに、とある王国がありました。その王国は世襲制で、王様の一人息子の王子が王国を継ぐ予定でした。王様はわがままで気が変わりやすく、暴力的でした。

人民は、王様の気まぐれな圧政に困り果てていました。そこで、重臣の一人が王様に進言しました。

「私の方が王様より人民を幸せにできます。私を執政にして国を治めさせて下さい。」

王様はこれを聞き、怒り狂いました。誰でも図星をつかれるとイラ立ちを覚えるものです。しかし、人の上に立つ者はそうであってはなりません。下々の者が不幸になります。

王様によって、その重臣は王国から追い出されました。

王様は、

「全く別の地で、やれるものならやってみろ!上手くいかなかったら、わが国の全勢力でお前の新国を蹂躙してやる!」と言いました。

その重臣は、新しい地で新しい政治を始めました。人々の自由意志を容認し、各地の領主が各々の方法で治めることを認めました。

それぞれの領主の間で激しい争いが起きたりもしましたが、国は次第に富み、豊かになり、科学も発展していきました。

元重臣は思いました。

「やはり悪王様の気まぐれ圧政よりは、領主たちのバラエティ豊かな統治に任せた方が、長い目で見れば国は発展し、人々は幸せになれる」と。

しかし、ここで問題が起きます。旧王国の王様は、重臣の新しい国のあり方を認めませんでした。領主たちの争いが起きたのを良しとしないのでした。

そもそも、王様は初めから重臣の新国がどうなろうと認めるつもりはなかったのです。失敗すればそれで良し、たとえ繁栄しても武力で攻め滅ぼすつもりでした。

エホバの証人の神の”小ささ”、宇宙の主権論争は当初から決着がついている

2.BC

王様は一人息子の王子を新国に送り、重臣のやり方を批判させ、王様シンパを増やします。

王子は、

「王様の旧王国が間もなく攻めてくる。終わりがくる」と、新国で宣伝します。

王子は王様に似て、口だけは達者でしたので、瞬く間に旧王国シンパを増やします。そして、「終わりがくる」と、宣伝し、宣伝し、宣伝しました。

しかし、実は王様の旧王国にはそんな実力は既にありませんでした。重臣の新国が発展している間に王様の旧国は荒廃し、王様と一人息子の王子と少数の変り者だけになっていたのです。

新国の科学力や軍事力は、領主たちの切磋琢磨によって発展し、とても王様の旧国がかなうレベルではありませんでした。

元重臣の新国で王様シンパは勢力を伸ばしますが、重臣国全体から見れば大したことのない人数でした。また、重臣はもともと人民の自由意志を尊重するやり方でしたので、王様シンパの好きにさせていました。

そして、時が経ち、王様シンパの世代交代が起こります。王様シンパは重臣とは違い、人々の自由意志を容認しない集団です。考え方は悪王様そっくりでした。

そのため、シンパたちは自分の子どもたちにも悪王の考え方や思想を植え込みます。

子どもたちに、新国の自由な考え方にできるだけ触れさせないようにさせました。ときにはお尻を叩いたりして、それを強制したのです。また、教育の機会をできるだけ奪い、シンパの子どもたちから考える能力を奪おうとしました。

また、悪王シンパの世代交代が起こっている間に、悪い牧師がシンパ集団を牛耳るようになりました。悪王でさえ言わなかったようなことを言い始めたのです。

「悪王が攻めてくる終わりのときは1914年だ!」と言ったりしたのです。当然、1914年になっても悪王は攻めてきません。当時、悪王はもう死んでいたのですから、当然です。

さらに、次の悪い牧師が出て来て、「終わりは1975年だ!」と言ったり、「1914年から1世代だ!」と言ったりしました。 その間にも悪王軍団の世代交代は進みます。

また、悪王軍団は名称を変え、「悪王の証人」と名乗りました。 そして、悪王の名を借り、悪王でさえ考えつかなかった悪い掟を作り出します。

輸血を禁じたり、子どもへの性的虐待があっても証人が2人いないと無かったことにしたり、その事実をできる限り隠蔽しようとします。また、シンパをやめた人たちを無視するようになったため、多くのシンパ家族は崩壊しました。

シンパをやめた人たちは深く傷つきます。しかし、回復した人や勇気を出してシンパ軍団に立ち向かおうとする人たちが出てきました。この中から、シンパ軍団の間違ったあり方を糾弾したり、シンパ軍団と戦おうとする人が出てきました。←今ここ

明るい未来に続く


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