エホバの証人の暗黒の日曜日、王国会館での危険な洗脳集会

エホバの証人の王国会館、日曜日の危険な集会

エホバの証人には日曜日の午前中に2時間の集会がある。これは週に3回もある集会のなかで、最も重要な位置づけ。女性信者の旦那さんがまだ非信者だったり、初めてエホバの証人の王国会館へという人が連れて来られるのが日曜日の集会。(※2022年4月追記、現在、集会は週2回、2022年4月まではコロナ禍で王国会館は閉鎖、Zoomのリモート集会だった)

最初の1時間は公開講演と呼ばれる男性信者による講演。長々とした祈りと賛美の歌の大合唱の後で、この尋常でなく長い講演が行われる。熱烈な身振り手振りと激しく抑揚を帯びた声で話される講演。

よく練習された話し方で、壇上からマイクを通して自信満々にものみの塔協会の教義を聞かされる。聴衆は大人から子供まで熱心にノートに講演の内容を書き留め、時々うなずくような態度を見せる。

初めて連れて来られた洗脳集団の中で、違和感を覚えて恐怖を感じればセーフなのだが、そうでない人は洗脳一直線。今の私の感覚なら、賛美の歌の大合唱のあたりで気持ち悪さとヤバさを感じて即座にさようなら。

初めて王国会館に連れて来られた人は、信者たちから熱烈な歓迎を受ける。握手を連続して求められる。この段階で、今の私なら拭え切れない危険なカルト臭を感じるのだが、1980年代初頭、私の両親はそうではなかった。

そして、いつの間にか王国会館に来た人を熱烈に歓迎する側に回っていた。

熱烈な歓迎を一切疑わず、純粋に喜んでしまうような人は要注意。何物でもないあなたを熱烈に歓迎するのには、必ず何らかの裏の理由がある

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洗脳を深めるための、ものみの塔誌の討議

公開講演の後は、再び賛美の歌の大合唱をはさんで討議形式のプログラムへ移行。ものみの塔協会が発行している、その名も「ものみの塔」という機関紙の討議。(ものみの塔聖書冊子協会が日本でのエホバの証人の宗教法人格)

この枠には司会者と朗読者がいて、朗読した範囲から司会者が質問を出す。そして、出席している信者が挙手して回答する。

この回答は注解と呼ばれ、注解をするための予習を信者はしてこなければならない。(※2022年4月追記、今では注解でなくコメントと言われている?)

司会者が出す質問は、あらかじめ本文の欄外に書かれていて、文章の節毎に設定されている。決められた範囲内に書いてあることから質問が出されるのでバカでも答えは解る。そのため完全に予定調和な注解ばかり。

斬新な注解をしようものなら、直ちにベテラン女性信者が訂正の注解をするし、司会者も黙っていない。ものみの塔側が求めていない珍回答を連発していると背教者の疑いをかけられてしまう。

何が楽しくて日曜の朝からこんな無意味なことをやっているのか、甚だ疑問。自分の頭で考えることなく、文中から答えを探し出すという反復行動でエホバの証人は洗脳まっしぐら。

そして、人生そのものを骨の髄まで搾取されることになる。


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