エホバの証人の性的自衛行動、「お前は大丈夫だろ」

エホバの証人の性教育は逆効果

エホバの証人は布教活動を行ない、一般の人を勧誘する。勧誘された人はエホバの証人の研究生となり、エホバの証人の伝道者によってカルト道を導かれる。

この研究生と伝道者が異性だった場合は、同性の伝道者へその後の聖書研究という名のマインドコントロール活動が引き継がれる。聖書研究は、家に上がり込んで長時間2人きりになる。なので、これは当然。

ある意味では、これは教団の自衛行為と言える。

エホバの証人2世の性に対する興味は著しく高く、そして極限まで抑圧されている。そのため、エホバの証人2世は非常に誘惑に弱いから。

エホバの証人2世というのは、親の信仰を押し付けられた宗教2世信者のこと。私は、生まれながらのエホバの証人2世であることを強制された。

エホバの証人組織は、性の欲求を抑えつけると同時に、性的な誘惑の危険性について繰り返し説いている。あえて触れなければ良いものを、毎週の集会や家庭での聖書研究で、性に関する問題に必ず触れる。

エホバの証人の子どもは、物心つくかつかないかの頃から、週に1度は性に関する話題に接することになる。これが余計に性欲を膨らませる原因になる。

エホバの証人組織が、性について高頻度で扱わなければならないのは、それだけ性に関する問題で、脱会する信者が多いから。ところが、性について問題提起し、露骨に話題にし厳格に禁止していくほど、信者の欲望は余計に高まっていく

エホバの証人組織はこの負のループに陥っている。性問題で脱会するだけなら良いのだが、過剰な性教育は、多くの性的モンスターを生み出した。そのため、エホバの証人組織は、児童性虐待の温床となっている。

組織的な児童性虐待を疑われても仕方がないものみの塔協会

エホバの証人の王国会館で児童性虐待が起きる理由

エホバの証人の性的問題、「お前は大丈夫だろ」

エホバの証人組織は信者の貞節についても、口うるさく指導している。これも欲望に弱い信者への自衛行為。「異性の車の助手席に乗るな、密室で2人きりになるな」と言われる。

しかし、ほぼそんな心配のない、見た目のよろしくない信者や年配の老婆までもが、そういったことを遵守しようとしている。それを見るのは何とも滑稽だった。当時、私は中学生だったが「お前は大丈夫だろ」と、心中で苦笑することが何度もあった。

周囲のエホバの証人は、そんな思わずツッコミたくなる事象に対しても真面目に振舞う。性的対象になりえない異性の信者を見ても、心中で「あの人と間違いを起こすなんてありえない」と、思ったりもしないのだろう。

性欲が溜まりまくっているから「あり」なのか、もしくは何も考えていないからなのかは不明だが、結局はそのように貞節を守る姿勢を表出させないと、組織内で批判される。何でも物事を一義的にとらえるエホバの証人のつまらなさ。

決して危険にさらされているわけではない貞節を堅守しているのではなく、教団の「決め事を遵守しろ」という圧力になびいているだけ。自分の頭で考えることのできない人々の集まり。

男性の車の助手席でなくて「あっ、後ろの席に座らなきゃ」って言ってるババアの頭の中の方が、むしろ欲求不満で性的妄想爆発なんじゃないの?

と、はちきれんばかりの不健全な性的欲望で爆発しそうだった、当時中学生の私は思っていた。

(文中、非常に不適切な表現のオンパレードですが、1990年代の時代背景を見た世代として、当時の自分自身の気分のまま記載しております。妄想大爆発中のエホバの証人2世の中学生が考えていたことなので、ご容赦下さい)


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