エホバの証人、謝っておわりはあり得ない
2023/5/22に元エホバの証人2世団体が記者会見を行った件。翌日のAERAdot.より。
エホバの証人「児童虐待は容認していない」信者に配布した文書の“ウソ”
教団がむち打ちは虐待であると公式に認め、2世、3世らに謝罪する必要がある
謝罪は要らないから、首を差し出せというのが私の意見。ものみの塔に謝られても、何の得にもならない。叩かれたことの証明は困難なので、賠償請求も無理だろう。輸血拒否で死んだ命も戻らない。
となると、エホバの証人組織が物理的に解体されない限りスカっとしない。
何らかの奇跡が起きて、エホバの証人組織が謝罪会見を行うとする。
「叩かれた皆さん、申し訳ありませんでした」と。
「輸血拒否で亡くなった子どもたちのご冥福をお祈りするとともにお詫び申し上げます」と。
そんな表面上の謝罪、要らないっしょ。ムカつくだけ。
償いようのない、取り返しのつかない罪を犯したんだから、謝って終わりなんてのはあり得ない。エホバの証人は、組織的に児童虐待を行っている反社会的組織であることを理由に、物理的に解散させるのが筋だよ。
教団が物理解散すれば、現在むち打ちを受けている子どもも解放される。少なくとも、ものみの塔的理由で叩かれることは完全に無くなる。輸血拒否で死に瀕することも無くなる。児童虐待が表面的な謝罪の影に埋もれるなんてこともない。
万にひとつ、謝ることがあれば、事実を認めたということで、厳しく追及・糾弾される。それが分かっているから、教団として責任を認めることは決してない。エホバの証人組織は、罪と共に沈めるしかない。
命を粗末にするための輸血拒否カード
同日に報道のあった、エホバの証人組織に虐待防止などを求める2.6万筆の署名が提出された件。TBS NEWS DIGより。
輸血拒否は“事実上の強制” 「エホバの証人」幹部信者が告発 元宗教2世は「命失いかねない経験を…」
番組内で署名発起人の方の経験談が語られる。
事故に遭って気が遠くなりかけたとき、輸血拒否カードを
片手で財布を出して、その中から“輸血拒否カード”を出した
その後で、どこかに捨てたのか、破ったということなのだろう。輸血拒否で死ぬことを避けたくて。
しかし、輸血拒否カードを手に握ったまま気を失ったりすると、別な文脈になっちゃう。
「この人、輸血拒否カードを手に持つことで、気を失ってまで輸血拒否の意思表示をしている」となってしまう。全く笑えない話で、本当に命の危険を伴うバカげたカード。
私も中学生の頃だが、このカードを持ったまま、自殺未遂行為をしていた。エホバの証人である自分が嫌で死のうとしていた。エホバの証人である自分があまりにも無様だったので、安易に死へ逃避しようとしていた。
輸血拒否教理の遵守など、どうでも良かったのだが、惰性で輸血拒否カードは携帯したままだった。出血多量で輸血が必要になれば、それを無意味に拒否して死んでいたかも知れない。
単なる自殺拒否よりもたちの悪い死に方。エホバの証人が嫌で死のうとしていたのに、エホバの証人の腐った輸血拒否の教理で逆に死に至る。背教者なのが殉教者なのか意味不明な死に方。
エホバの証人は、危険な輸血拒否カードをろくに考えることもせずに惰性や同調圧力のもと保有している。命を自ら危険に晒し弄ぶエホバの証人は、本当にヤバいカルトだと日本中の人に知って欲しい。
『テレメンタリー2023 輸血拒否誰がために・・・~エホバの子 信仰か虐待か~』