宗教虐待からの、なぜか創造論否定。創造者はいない

誤った知識を仕込む宗教虐待

『宗教2世』より。Session1-5。宗教2世アンケート、昨日の記事の続き。

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宗教2世がされた「声掛け」で、エホバの証人に特徴的なもの。

「科学的知識や学校で学んだことは間違っていると言われた」

「科学的知識」の否定は、私にも身に覚えがある。エホバの証人はむきになって進化論を否定するから、私も創造論が正しいのだと思い込んでいた。恥ずかしすぎる。

エホバの証人の宗教本で得た誤った知識を元に、学校の宿題として提出したことがある。「首の長さが中くらいのキリン」や、「鳥と爬虫類の中間の生物」の絵を描いた。「こういった化石は見つかっていない」と書いて、進化論を否定した。最高に恥ずかしい黒歴史。痛すぎる。

間違った知識を子どもに教えることこそ、虐待だよ。これは冗談でなく本気。子どもが恥ずかしい思いをするというのは、本人にとって永遠の傷になる。そして、悪目立ちするのはイジメのターゲットになる。

ものみの塔協会が主張する「創造者の約束」にムリがあるワケ

創造者がいない根拠

「人類や太陽系のバランスが完璧だから、創造者がいる。偶然はあり得ない」という話になる。これに対して、私の意見。太陽系はともかく、人類は進化の過程にある。人類は進化を遂げてきて、その途上にある。

人体の神秘が創造の根拠だというのはおかしな話。人類の身体は神秘かも知れないが、全くバランスがとれていない。男なんて、素っ裸で走っているところを考えてみて。不バランスそのもの。大事な部分が揺れて揺れて走りにくい。

人体に設計図などない。人類は進化の賜物。

最近そう思うことがあった。知人が手術をした。胆嚢摘出術。胆嚢を全切除。

胆嚢は胆汁を出して消化吸収を促進する臓器らしい。その胆嚢を全摘出となると、その後の人生では食事制限があるのかと思いきや、全くないとのこと。

酒飲めないとか、脂っこいものダメとか、一気にいっぱい食べられないとか。そんなの全然ないらしく、胆嚢がなくても生活に何の支障もない。

じゃあ何のために胆嚢ついてるの?創造者がいるのなら、なぜムダな胆嚢をつけた?

だから、創造者なんかいなくて、人間は進化の過程にあるんだって。知識と科学で身を守る術を身に付けたから、進化は停まっているように見えるだけ。

他にも盲腸とかもそうでしょ。無くてもいい上に、外科手術が出来ない頃は爆弾のような臓器だったに違いない。いつ虫垂炎になるか。そんな爆弾を、、創造者は人体に仕込んだんですか?

外科手術の技術が人類の進化だと捉えると、人類は未だ進化の過程にいると考えやすい。創造者なんかいないんだよ。


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