二枚舌教団、エホバの証人
2023/03/17、国会の法務委員会「質疑」より。梅村参議院議員が各省と質疑。エホバの証人問題について。
まずエホバの証人の忌避問題について。同議員がエホバの証人組織の内部文書と対外向け記事を比較。エホバの証人組織の外に言っていることと、中でやっていることの相違を指摘。議員曰く
見事な二枚舌
と。梅村議員もエホバの証人2世だったとかで、よくご存じの様子。エホバの証人は、完全なる二枚舌教団。外に言うこと、内で行うことの違い。国による教理の違い。時代による教理の違い。
エホバの証人の真の姿を知ることが、民度の向上
エホバの証人の忌避問題に対する法務大臣の回答。忌避されて苦しんだら、
「法テラス」「精神保健福祉センター」
などが助けになると。エホバの証人に関わると、そういった専門部署に相談する必要が発生する。これがエホバの証人という宗教のもたらす効用。
法や権力で、エホバの証人という過ちを正すのも良いんだけど、とにかく時間がかかりそう。まどろっこしい。
であれば、国民が知ること。エホバの証人に関わると「法テラス」や「精神保健福祉センター」のお世話になる事態を招くと。
そういった真実を国民が知ること、現役信者が知ること。こうして国民に正確なエホバの証人に関する知識を与え、許しがたいカルトであると認識させる。こうすることで、民度を上げることができる。
安直に無知人がエホバの証人を擁護しない、本質的な民度向上。これがなされると、民度激低なエホバの証人は淘汰されていく。自動的に。
脱会エホバの証人2世の苦悩
脱会後の2世について、議員の見事な発言
徹底的に刷り込まれている世間離れした価値観、コミュニティを出て行った罪悪感、低い自己肯定感、圧倒的な孤独
を抱える脱会エホバの証人2世にとって
外界は心細く未知で生きづらい
私はエホバの証人脱会以降、今でもおバカな中二病なので、「自己肯定感」は高かった。来るもの拒まずで、誰とでも仲良くなれる性格なので「圧倒的孤独」にも遭遇せず。私は、一人でいるのが好きなわりに寂しがり屋なので、もしも圧倒的孤独に遭遇していたらキツかった。
「コミュニティを出て行く罪悪感」は、脱会前に両親を裏切り、両親を捨てる決定をする過程で散々舐めた。ところが、覚悟を決めたら罪悪感はすーっと消えた。自分の「脱会という選択肢が正しい」という確信と、自由を得た喜びの前に罪の意識は消し飛んだ。
残ったのは、「徹底的に刷り込まれた世間離れした価値観」。これは洗脳ですからね。
物理的根拠は説明できずとも、誰もが「地球が丸い」と信じているように、私も
世界の終わりハルマゲドンが来ると信じていた。14才の脱会以降22才になる頃まで。
天にはクソ神エホバがいやがって、キリストやみ使いも存在する。ちょっと怖いけど、神と闘うサタン一派が地上を闊歩していて、彼らは負ける宿命を負いながらも不毛に闘い続けている。そして、私はハルマゲドンで神に焼き殺されると信じていた。
だから、貯金とか資格とか就職とか、どれだけ積み重ねてもムダだと思っていた。これが、圧倒的に世間離れした価値観。
当時の私にとって、人生は短く、常に風前の灯火だった。いかに激しく生きるか、いかに刹那的に楽しく生きるか。それだけを考えていた。国家も何もかもがハルマゲドンで滅ぶ。滅びゆく国家の法など守ったところで何の意味もない。そうも考えていた。世間離れの価値観。そんな私が今まで生きてこれたのは、
エホバの証人外の世界は意外と温かく、カラフルで楽しいこと、美しいモノもままあり、正当な努力に結果が返ってくる単純な因果な世界だったから。生き続ける価値が十分にあった。
それに比べて、いかにエホバの証人内部が冷淡で、モノクロで激ダサか。どれだけ茶番な世界であるか。それを、国民が、現役信者が知ること。それが民度を高めることになる。
