存在意義の無い宗教、エホバの証人
東洋経済ONLINEより。昨日の記事『脱会した宗教2世が「母に会えない」過酷な現実』前編。統一教会の話に続いてカルト宗教「エホバの証人」が名指しされている。エホバの証人よ、刮目して読め。じゃなかった。ここは「目ざめよ!!」か。
前編を読んだのだが、元エホバの証人としては普通の話。あるあるな悲劇。だが、一般人の感覚で読むと「異常」そのもの。
取材されている久美子さんという女性はエホバの証人2世の排斥者。排斥とはエホバの証人の戒律を破ったことによる破門。残存信者からは村八分にされる。
「長老」と呼ばれる世話人役が、母親に対し、久美子さんとの交流を慎むよう告げたことで、母親は久美子さんの帰省をも拒むようになる。現在に至るまで会うことが叶わず、連絡もできない。親族の集まりがある時は、久美子さんだけ招かれなくなった
娘よりも、エホバの証人の「長老」の言いなりになる母。異常すぎる。「実の娘と交流するな」なんてことを言うシチュエーションってあり得ない。親子の縁を切らせる宗教なんて存在意義がない。
そもそもエホバの証人の決まりである排斥などに従う必要がない。好き勝手に実家に帰ればいいのだが、それでもマインドコントロール下の母親には忌避されると。辛すぎる。
しょうもないエホバの証人の排斥という取り決めに従う必要はない。現実はあまり変わらないが、こう考えるだけでも、少し気は楽になりはしないか。エホバの証人の戒律に縛られる必要なんかない。
エホバの証人の行動は何一つ評価すべきではない
この「久美子さん」にちょっと同調できない点が
組織から排斥された今でも周囲の信者たちには感謝している
という点。感謝って美徳だし、この女性の徳の高さの現れであり、良い人だと思うのだが、やはりエホバの証人の行動は何一つ評価すべきではないと私は思う。
カルトはカルトで、カルトの信者である限り、社会に害なす者。少しでも褒めればその分だけカルトを容認したことになる。なので、無理やりにでもエホバの証人の行動は悪評価をしたいところ。
この女性が感謝しているのは
生活が苦しかったので、同じ会衆の人からいろんな場面で助けてもらった。やはり信者である姉妹からは中学の制服をもらったり、家を借りるときに保証人になってもらったり。会衆の人たちがいなかったらとても暮らせていませんでした
※姉妹というのはエホバの証人信者の間でも呼び方、姉、妹ではない
という点。
これがエホバの証人の狙いで、生活を支えている感を出すことでこの女性の母親はエホバの証人を辞められなくなった。結果、たった一度の人生を、娘を失った。こんな行為が褒められる訳がない。
この女性の母親も排斥されれば、エホバの証人の助けが無くなり生活が立ちいかなくなり、所属するコミュニティも失う。それが怖くてエホバの証人を辞められない。
他人なので、身勝手な意見ではあるが、恐らく今の日本でエホバの証人の助けなどなくとも生きていけるのではないか?それくらいの福祉はあるでしょ。
この点、もっと崩せそうなので明日の記事に続く。
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