何らかの思想と自分自身を完全同化させることの愚かしさ
エホバの証人の中でも広報担当やそれより上の地位の信者は、一般的なバランス感覚をある程度は知っている。組織の利害を守るために。
これを踏まえて、彼らにとって都合の悪い質問をすると面白い結果が得られるのではないかと。ここまでが昨日の記事。
まずは、世間の常識とかけ離れたエホバの証人の常識について問う。その究極の問いにエホバの証人感覚で答えたならば、そのまま全世界にぶっ飛び回答を晒すだけ。
例えば、エホバの証人の日本支部に電話して
「エホバの証人は日本国政府が滅ぼされることを望んでいますか?」
と問う。
全てのエホバの証人はこれを当然のように望んでいる。しかし、これは相当な危険思想。組織そのものを糾弾できる。危険な奴らを解散させよと世論を醸成できる。
私のように生まれた頃から、エホバの証人のカルト教育を受けた者だと当然のように、神の意思で現在の体制か滅ぼされると教えられた。特に自分の意思で国家転覆をはかるわけではないので罪悪感も覚えない。当たり前の感覚だった。
とはいえ、一般的な感覚で言えば相当にヤバい。「エホバの証人は国家の転覆を望んでいる」と。これにYesで答えてくれれば良いのだが、一般的な感覚を慮られると回答はもにょもにょとなるので、質問を変えた方が良い。
「日本国政府がいつか滅ぼされると思っていますか?」
この質問にNoと答えるエホバの証人はいない。間違いなくYes回答がくる。Noと言えば、その段階で背教者だ。
「では、日本国政府を滅ぼすのは誰ですか?」
エホバの証人の回答は「エホバです!」となる。子供から老人のエホバの証人までほぼ同じように答えるだろう。
私なんか子供の頃に教団の集会で「エホバです!」と答えさせられていたことを思い出して苦笑してしまいそうだが、真面目に続ける。良い大人が何を寝ぼけたことを言っているのかと思いつつ、次の質問。
「あなたはエホバの考えを支持しますか?エホバの望みはあなたの望みですか?」
これにNoと言えるエホバの証人もいない。
何かの思想と自分自身を完全同化させることの愚かしさがここにある。完全同化したモノがエホバの証人のような悪いものであれば、自身にもたらす結果が悪いのは明らか。
なにがしの本にも「人は誰であれ蒔いたモノを刈り取る」と書いてある。
- エホバの望みはエホバの証人の望み。
- エホバの望みは日本国政府の転覆。
- つまり、エホバの証人は日本国政府の転覆を望んでいる。
エホバの証人は明らかな危険集団。我々の生活に危険をもたらすエホバの証人。危険思想に信条の自由も何もあったものではない。
他にも質問次第で面白い結果が出るかもしもない。例えば、明らかにエホバの証人側がウソをついた場合。
今回の質問でも、エホバは日本国政府の崩壊など考えもしないと、外向け発言をした場合。そいつは背教者だ。教団広報が背教発言はヤバいよねと組織の崩し方が見えてくる。
神権的戦術でその場でのごまかしだと逃げられても「根幹教義を隠さなければならないとは。さすがのカルトですね」と一般信者の妄信に冷や水を浴びせることができる。この点はまた明日。
国会転覆は大罪ですよね!エホ証組織の危なさがよくわかりました。ありがとうございます。
こちらこそありがとうございます。
長い間、普通に接していると危険と思わなくなってしまいますが、
内情を知る者として訴えていきたいと思います。