ものみの塔協会、「秩序」より「取り決め」

ものみの塔協会、「秩序」より「取り決め」体質

エホバの証人 – STOPOVER(途中下車)より。『欠陥翻訳ー新世界訳』の6章「ものみの塔協会の体質と新世界訳聖書」から。「取り決め偏重の体質」の項目。

エホバの証人(通称JW)ものみの塔組織では、「取り決め」が多い。こうなると、私みたいないい加減な人間は堅苦しくて仕方がない。子供の頃からこの「取り決め」体質がうんざりだった。

「取り決め」の元となる「教義」も堅苦しくて、信者の実生活や精神に害をもたらす。代表的なのが「輸血拒否」で、命まで亡くした信者も多々。まさにカルト。

本項では、ものみの塔の取り決め偏重姿勢が、自身が翻訳した新世界訳聖書の解釈と紐づけられて解説されている。

大概の聖書が「秩序」「order」と翻訳しているところを、なぜか新世界訳では「取り決め」「arrangement」と訳している。コリント第一14:40

組織上の権限を持つ者が「秩序正しくやりましょう」と言うのと、「取り決めに従ってください」と言うのでは雲泥の差

信者を統制しやすいように、聖書を都合よく解釈しているのが、ものみの塔聖書冊子協会の新世界訳聖書。

この翻訳は、ものみの塔協会の次のような独善的な行動指針に基づいたモノ。

聖書の教えが先ではなく、組織の取り決めが先になるという現象である。 組織の方針が先に決まっていて、まず必要な取り決めを造る。そして、その取り決めを正当化できるような聖句を、聖書の中から捜してくるというやり方※咲き⇒先に訂正

そして、その聖句は独自のご都合解釈がなされている。「秩序」より「取り決め」の解釈。

ものみの塔協会が存在を主張する悪魔サタンがいない根拠

ものみの塔協会にとってだけの都合の”良い便り”

エホバの証人の伝道者とは?奉仕報告とは?

この項目では、エホバの証人の伝道者に強制されている奉仕報告の取り決めを説明を具体例として挙げている。

伝道者や奉仕報告とは?この「STOPOVER」サイトの資料も古いが、私がエホバの証人を強制されていた時期も30年以上前なので、現在はもうちょっと効率化されているかも知れない。本質は現在も似たようなものだろうが。

伝道者とはエホバの証人組織内の資格のこと。信者は最初は研究生と呼ばれ、聖書研究というものみの塔出版物の朗読・質疑応答を繰り返し行い、洗脳される。これをちょっとやると伝道者と認められ布教活動を正式に行うようになる。

伝道者に強制されているのが奉仕報告。奉仕とは伝道、カルトの布教のこと。奉仕報告用の指定用紙に日付や時間、出版物の配布数などを記載して提出する。

たしか、研究生と伝道者の間に神権宣教学校への入学というのがあって、スクール形式で”割り当て”られた題材をこなし、布教の練習を行うはず。もう忘れたな・・・。むしろ忘れたい。

奉仕は後にボランティアと呼称が変更されたのだが、自発的にやるものが奉仕であり、ボランティア。時間を報告させるなど、ちゃんちゃらおかしいのだが、伝道者になる頃には順調に洗脳されているので、この発想に至らない。

この取り決めの根拠をものみの塔教会は以下のように説明している。

聖書には具体的に数字が報告されている箇所がたくさんある

弟子が何人いたとか、魚を何匹捕まえたとか。いやいや、聖書時代に時計ないから、時間報告できませんよね!?


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