存分に体罰を味わった人間として・・・
昨日の記事の続き。ものみの塔と裁判をしている件。ものみの塔側が私のブログ記事を証拠資料として提出している。「乙32」「エホバの証人の体罰親がいる設定で、エホバの証人日本支部に電話」。というタイトルの記事。
ものみの塔側は、このブログ記事の「設定」という言葉に噛みついて、架空の事例を業務妨害を行っているなどと裁判の準備書面で述べている。偽計業務妨害とか言い出していて、穏やかじゃないんだけど、以下、お蔵入りした私の反論の下書き。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
宗教法人として公益性を求められるはずの被告は、現在でも子どもに対し体罰を推奨している。現在の対応を問い、解決策を導くために、とある設定でたった一度限り電話することが偽計業務妨害であるとはとうてい考えられない。
そもそも原告の問い合わせは以下である。
私「そちらの信者で子どもに体罰をしている人がいるのだが、本部からやめるように指導できないか？」
被告は「目撃したかのように架空の状況を設定し」と述べているが、これは架空の状況ではない。原告は被告団体の信者が体罰を行うところを幾度となく目撃し、自らも体罰を繰り返し受けた立場だからである。
ゆえに、「そちらの信者で子どもに体罰をしている人がいる」というのは偽りでも架空の状況でもない。
そして、架空の設定だろうがなんだろうが、被告の態度がどう変容しているのか、いないのか、存分に体罰を味わった人間として現在の動向を確かめることに何の問題もない。いまだに体罰を推奨しているエホバの証人という宗教を強要される子どもを危惧したものであり、正義感からの行動である。
さらに、原告は具体的にSNSでそういった情報を目撃しており、偽計業務妨害にはあたらない。（これ探したんだけど、見つからず・・・体罰している現役エホバの証人家族だったか親族がいるって投稿をXで見た気がするんだけど・・・）
禁止薬物を販売しているドラッグストアがあると噂されているとして、そのドラッグストアの本部に「禁止薬物を販売している店舗があるんですが？何か対処してくれるんですか？」と電話して実状を調べることが偽計業務妨害に当たるとはとうてい思えず、社会正義や当該ドラッグストアの従業員や地域住民のための行動である。
そして、エホバの証人の体罰は明らかな児童虐待であり、噂ではなく、エホバの証人の公式サイトで「体罰が必要」と推奨されている行為である。
他人の偽計業務妨害を言い連ねるより、自らの体罰の推奨を取りやめるべきである。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※被告＝ものみの塔、原告＝私
ものみの塔側は、私のブログの一文を切り取り、「設定」だったことをもって虚偽だと決めつけ、偽計業務妨害だと主張している。しかし、私が伝えたかったのは、過去に実際に存在した体罰の実態と、それが現在も続いている可能性への懸念。
「設定」とは、事実を伝えるための表現手法であり、フィクションではない。私は実際に体罰を受け、また目撃してきた。SNS上でも、現在進行形で体罰を受けているという投稿を目にしている（※該当投稿は見つからないけど・・・）。
それにもかかわらず、ものみの塔は、体罰の実態や現在の方針については触れず、私の表現方法を問題視し、個人攻撃に終始。公益性を有する宗教法人であるならば、まず問われるべきは「現在も体罰を容認しているのかどうか」、そして「信者に対してどのような指導をしているのか」。
私の行動が本当に「偽計業務妨害」にあたるのか。それとも、子どもたちの人権を守るための正当な問いかけだったのか。読者の皆さんにも、ぜひ考えていただきたい。
