青春のカルト殉教者、最強型のエホバの証人2世ロボット

エホバの証人中卒カルトの履歴書

神戸高専剣道実技拒否事件では、5人のエホバの証人2世が剣道実技を拒否したため留年。そのうちの3名は、翌年は一転して剣道授業を受講する。あとの2名は翌年も懲りずに剣道実技の授業を拒否。1名は自主退学、もう1名は再度留年。

2年続けて同じ学年にダブった場合は学校側から退学に出来るという決まりがあり、最後の1名は退学処分になった。

自主退学だろうが退学処分だろうが、どちらにせよ悲惨。高校1年生すら修了していない中卒ということ。ものみの塔という偶像に対する妄信、または親の強制・洗脳のため、そこまで突っ走ってしまった。その悲劇を、彼らは大人になってどう思うのだろうか。

他の高校に入り直したとしても、楽しい学校生活は待っていない。周囲は、危険なカルトのせいで前の学校を退学になった奴という目で見る。

後の人生で、履歴書を書くときに思い出すのは、剣道実技拒否というエホバの証人としては輝かしい過去。ただ、その過去はエホバの証人をやめたあとでは何の栄光でもなく、バカバカしい後悔でしかない。一般的には意味不明な愚の骨頂。

剣道の授業を受けるだけで短大卒の資格まで得られた。学歴は、就職や収入に大きな影響が出る。こういう話をすると、エホバの証人は学歴や収入などは気に留めない、という反論がある。立派で芯がある意見だ。結構なこと。しかし、

エホバの証人をやめたあとに、本当に困るのは若いときを浪費した2世信者たち。洗脳が解けた後、残っているのは中卒カルトの肩書きだけ。最低だ。

最強型のエホバの証人2世ロボット

神戸高専剣道実技拒否事件の最後の1名は、退学処分を不服として勇敢にも裁判で最高裁まで争う。

そして、彼はカルト界だけでなく法曹界にもその名を残すことに。カルト教団に対して、信教の自由を認めるという判決は、その後のエホバの証人2世たちの、さらなる洗脳の促進剤になっている。

私も、親にこの剣道少年を「手本とせよ」くらいのことは言われた。私は心の中では「嫌なこった」と思っていたのだが。「もうちょっとうまくやってくれよ」と。同じような、超絶恥ずかしい思いをするのは、まっぴらごめんだった。

むしろ、先によく調べて受験・入学しろよと。私も高専出身なのだが、入学前に何度か学校を見学(潜入)した。クラス別の男女比率などもしっかりチェックした。安易に機械系を選んでいたら、男祭りクラスになるところだった。体育に武道があるかどうか、カリキュラムや卒業生のリサーチくらいはすべき。
※2023年追記、どうやらことは単純でないらしく、教団によってリサーチ済だった様子。剣道少年は教団の駒として使われ、神戸高専は教団に狙いを定められたターゲットだった。
自ら戦いを巻き起こすエホバの証人、駒として利用される長老の息子

この洗脳勇者は最高裁で勝訴のあと、学校にも復学している。面の皮がどこまでも厚いようで、既に21才だったのだが16才のクラスの中に戻っていった。

権利ばかり主張するエホバの証人の典型。周囲の迷惑など一切お構いなし。ものみの塔という偶像への信仰第一。彼は、劇的に洗脳が濃い”模範的な”エホバの証人2世だった。もしくは、20才を超えても完全に周囲の言いなりになる、最強型のエホバの証人2世ロボットだった。

しかし、彼にも人生をやり直す機会はある。5才も年下のクラスに出席する屈辱はいかなるものだったか。その恥を思えば、今からでも何でも成し遂げられる。

現在の私の生きる糧になっているのもこれ。エホバの証人2世だった頃の不遇を思えば、ちょっとやそっとのこと、何てことない。そして、ある程度のエネルギーがあれば、いつでもどこからでも人生はやり直せる。


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