罪深さとの背中合わせの快感に溺れていくエホバの証人2世の子供たち

ものみの塔協会のもたらす有害な情報

中途半端な情報だけを与えた挙句に何もかもを禁止するゆえに、刺激を求める若年層の信者は余計に多くのものを求めてしまうという弊害がものみの塔協会の戒律にはある。これは性の問題に限った話ではない。日本国内ではドラッグやエイズなど問題にもなっていない頃から、ものみの塔協会の出版物では大々的に扱われていた。

私が現役のエホバの証人2世だった1980年代から90年代のことだが、エホバの証人の本部がニューヨークにあるので情報が誰よりも早いのだと信者たちは誇らしげに語っていたものである。しかし、この世の悪い情報を誰よりも早く知って何を得するというのか。町民全員が顔見知りのような一昔前の片田舎に麻薬やエイズだとか若年層のセックスによる弊害だとか、そんな有害な情報をエホバの証人は撒き散らしていたのである。

エイズ患者やドラッグなどに触れようもない田舎町で、エホバの証人2世はその存在と恐ろしさだけを認識しているのである。私が小学生だった1980年代から90年代にかけてクラスの中で薬物中毒の危険性やエイズの原因が無差別なセックスにもあると知っていたのは私だけではないだろうか。そして頭の中ではセックスに関する妄想が無限に膨らみ始めていたのである。





過剰な性欲を罪深く発散するエホバの証人2

私は物心ついた頃からエホバの証人2世として育てられてきた。その過程で数多くのものみの塔協会の出版物に触れてきたのだが、その中で忘れられないものがある。とある出版物に出ていた差し込みの写真だ。暗がりのベッドの中で悩む若者の写真である。若年層の性の問題について扱った内容で、それをイメージさせる写真を掲載しているのである。

悩ましい写真を見せられ性に関することに興味が少年期の私に募らないはずがなかった。同年代の若者に比べて異常に性に対しての強い欲求と執着を感じるのは、エホバの証人2世として過剰に性に関する情報を供給されて育てられた幼少期に由来しているのである。しかしその性欲を正式に充たすことが出来る日は果てしなく遠いのである。

エホバの証人にはマスターベーションが永遠に禁じられている。それを前提にすると、まず自らがものみの塔協会に献身し、同じように献身した相手と健全なグループ交際などを経て結婚する。それからようやくセックスに到ることが出来るのである。果てしなく険しい道のりである。

そんな途方ない未来を目標にエホバの証人2世を続けている若者もいるのかも知れないが、通常ならばこっそりと性的欲求を叶えることを選ぶだろう。お手軽なマスターベーションであるが、その罪深さと背中合わせの快感にエホバの証人2世は溺れていくのである。

 


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