エホバの証人の子供について、児童相談所「189」に通報

エホバの証人の子供を見かけたら、「189」へ通報を

エホバの証人の集会に子どもが参加させられている件を児童相談所に通報した。きっかけはTwitterで小学生やら幼児がエホバの証人の集会に参加させられているという投稿を見かけたから。中学生というのもあった。

未だにそんな地獄にいる子どもが存在するとは・・・21世紀になってもう20年以上も経つんだぜ。この国は子どもの人権後進国ですか?

私自身が90年代半ばにエホバの証人から足を洗って、それ以降エホバの証人活動をさせられている子どもを見たことが無かった。あの辛酸をなめ、苦渋の日々にいる子どもがまさか現代に存在しているとは。

ということで本日昼間、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」へ電話。

  • 通話料は無料
  • 匿名相談も可能

管轄地の担当につながるまで、少し待たされるので時間に余裕のあるときに。

結論から書くと「エホバの証人の集会に子どもが参加しているだけで児童虐待に当たるかは微妙」とのこと。さらに各児童相談所によって判断・対応が異なる場合もある。とはいえ

「違和感を覚えたら、電話して欲しい」とのことだった。調査する可能性は充分にあるということだった。

今回はTwitterで見かけただけなので、どこで起こっている事件か分からないので対応しようがないが、自分で見かけたときには「189」へ通報を。門前払いされることはなさそうだ。

本日の報道より、エホバの証人の子供を見かけたら児童相談所へ即通報を

エホバの証人に関わるだけで、子どもは不利益を受ける

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本日の報道より、エホバの証人の子どもを見かけたら児童相談所へ即通報を

エホバの証人の子どもを見かけたら児童相談所へ即通告を

本日(2022年12月26日)、厚生労働省により宗教2世救済のガイドラインが作成されている、と報道があった。報道によると、ガイドラインの内容は子どもを脅して宗教活動を強制することが虐待にあたると。

「信仰しないと地獄に落ちる」という言葉も、子どもを脅すというのに該当するとされる様子。近く児童相談所などに通知されるということなので、

エホバの証人活動を行っている子どもを見かけた瞬間に児童相談所に通告すれば良い。エホバの証人は「信仰しないとハルマゲドンで滅ぶ」と脅す。見事に本ガイドラインに該当する。エホバの証人の子どもはもれなく脅されており、心理的虐待下にある。

ついでに、ものみの塔協会はいまだに公式サイトで体罰を推奨しているので、エホバの証人の子どもは身体的な虐待を受けている可能性もある。

ものみの塔聖書冊子協会は児童虐待、体罰の責任を取るべき

学校行事不参加のエホバの証人の子供も即児童相談所へ通報を

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元エホバの証人2世、子どもの頃の旅行の思い出は宗教一色

楽しくない、エホバの証人の家族旅行

元エホバの証人2世、子どもの頃の旅行の思い出

私は、ほぼ生まれながらのエホバの証人2世信者だった。両親はものみの塔協会の完全マインドコントロール下にあった。

子どもの頃に家族で旅行に出かけることもあったが、旅行に関係する思い出もエホバの証人に関することだらけ。

エホバの証人の大会などに出かけ、ホテルや旅館に泊まる。すると、翌朝のチェックアウト前には部屋は綺麗に片付けて出なければならない。マナーとか常識、親の教育といったことが理由ではない。エホバの証人として皆に見られているから。

エホバの証人の子どもはそう教えられる。「エホバの証人として”ふさわしく”行動し、”この世”の人々の模範にならなければならない」と。

ホテルの食堂での朝食の際も、エホバの証人の大会用の正装に着替え、わざわざ目立つように祈りの姿勢を取らされる。抜群の恥ずかしさ。

さらに、エホバの証人の大会用のバッジをつけて動き周らないといけない。

そこまで、「私はエホバの証人です」アピールをしなければならないのか?「カルトにマインドコントロールされている危険家族です」と、言って回っているようなモノ。

何をするにしてもエホバ第一にされる。こんな家族旅行が楽しいはずがない。

旅行の際もエホバの証人の布教を行うカルト一家

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架空の神エホバは毒親、それを崇拝するエホバの証人も必然的・・・

エホバの証人の毒親

僻地へ引っ越していくエホバの証人

今から25年くらい前、私が中学生だった頃の話。この頃、私はとんでもない田舎での暮らしを強いられていた。私は、生まれは割と都会で、小学校の低学年のあいだは大都市の郊外で育った。

私が小学校高学年のときに、エホバの証人だった両親が血迷って田舎に引っ越した。それは、僻地の田舎が、エホバの証人にとって「必要な大きなところ」だとされていたから。

必要の大きな所とは、エホバの証人が少ないということ。エホバの証人が少ないため、布教活動に手が回らない。1980年~1990年代前半のことだが、僻地へ、エホバの証人の布教活動のために引っ越していく信者が存在した。

このため、私の父は、働いていた会社をわざわざ辞めて、将来を完全に棒に振った。私もこの両親の下、ほぼ生まれながらのエホバの証人2世信者として育てられた。町内にコンビニが1軒もないようなド田舎で窮屈な小学校生活を送り、中学生になろうとしていた。

エホバの証人の親の愚かな教育方針

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エホバの証人2世の子ども、親による体罰からの卒業

エホバの証人2世の初恋

エホバの証人2世の受ける体罰

私の両親は異常に熱心なエホバの証人だった。私も当然のように生まれながらのエホバの証人2世信者として育てられた。

エホバの証人はものみの塔協会の厳格な戒律に従って生活する。親がエホバの証人だった場合は、子どもに対しても厳格な戒律が適用される。このため、私は非常に制限の多い子ども時代を送ることになった。

禁止事項の多いエホバの証人2世の学校生活は苦難の連続~エホバの証人のできないことまとめ

ものみの塔の戒律を破ったときに待っているのは、懲らしめの鞭と呼ばれる体罰。親にお尻を素手もしくはベルトなどで何度も叩かれる。叩かれる回数は裁判官さながらに、親が宣言する。

エホバの証人2世の初恋

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エホバの証人が誕生日を祝うべき理由、家族を取り返すために・・・

エホバの証人の子どもの誕生日の孤独と羞恥心

『ドアの向こうのカルト 九歳から三五歳まで過ごしたエホバの証人の記録』

元エホバの証人2世の著者が書いた本。この本から、エホバの証人の誕生日の教理が間違っている理由を指摘したのが前回

ものみの塔協会の誕生日禁止が間違っている理由

聖書をよく読むと、イエスが生まれる時の方が、死ぬ時よりも盛大であった。馬小屋で生まれた時には大勢のみ使いが賛美にやってきた

それに対して杭の上で死んだ時は、み使いが現れなかった。あのみ使いたちはイエスの誕生日を盛大に祝っていたはずだ

み使いって表現が懐かしいというか、苦笑い。エホバの証人は天使と呼ばず、なぜか「み使い」と言う。おそらく翻訳が古臭くてダサいだけなのだが。英語では普通にangelなので。

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エホバの証人2世が失ったモノ、そして未来はどうする?

エホバの証人2世が失うモノとは・・・

エホバの証人2世が失う、地域コミュニティへの参加権

エホバの証人の2世信者であったばかりに失われてしまったモノがある。それは、地域のコミュニティへ参加すること。私のように子ども時代を田舎で育った人間にはとくに。

田舎だと、子どもの頃から地域の祭礼などに参加し、大人になっていく。その地域のコミュニティの中で成長し、地元に残った場合はそのコミュニティのリーダー的な存在になる。地域の年長者と子どもたち、若い人たちの間を取り持つ存在。

しかし、エホバの証人2世の子どもだった人にとって、このコミュニティへの参加権は確実に失われてしまう。

エホバの証人は、少しでも宗教臭のするあらゆる行事を禁じている。信者の子どもが、教団に関係のない行事への参加を希望すると、親はその行事を厳しく審査。エホバの証人の教理に沿っていない点のあら探しをする。

そうして、私はほぼ全ての地域の行事への参加を禁止された。地域のお祭りや行事に非参加・非協力ということは、地域のコミュニティへの参加を拒否しているに等しい。

私は14才で自分の意志でエホバの証人を脱会したのだが、中途半端な年齢でエホバの証人をやめたからと言って、地域のコミュニティに入り直すことができるわけでもない。何となく気まずいし、田舎は噂話が絶えない狭い世界。変な宗教をやっていた奴というレッテルは一生消えない。

元エホバの証人2世の生き方

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エホバの証人の子どもは、エホバの証人の親に殺される

子どもを殺すエホバの証人の親

エホバの証人の懲らしめの鞭とは

母は、私を物心がついた頃から、エホバの証人の王国会館へ連れて行き始めた。当初、幼い私は王国会館で行われるエホバの証人の集会を拒否してぐずっていた。

しかし、父まで一緒にエホバの証人の王国会館へ行くようになる。そのため、私も集会の間は大人しくせざるを得なくなる。ちょっとでも静かにしていないと、懲らしめの行われる部屋へ連れて行かれ、しこたま痛い目に会う。

懲らしめとは主に体罰で、パンツを脱がされ、声を上げて泣くまでお尻を叩かれる。その後で集会場に戻り、周囲の痛い視線を浴びるのは、子どもながらに自尊心が傷つけられた。

逆に両親は聖書の教えに従い、懲らしめのムチを振るっているということで、周囲から絶賛される。そうして微かな自尊心をくすぐられる。このようにしてエホバの証人の親たちは、体罰という暴力にやみつきになっていく。

エホバの証人2世にとって、この世での生は無意味

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元エホバの証人2世の友だちや幼なじみ、消滅した友人関係

元エホバの証人の幼なじみ

消滅するエホバの証人の友人関係

私は、ほぼ生まれながらにエホバの証人2世として育てられた。両親はともに狂信的なエホバの証人だった。私が幼い頃は、大都市の郊外に住んでいたのだが、9才のときに家族で田舎へ引っ越すことになった。

私はド田舎の中学校に通っていたのだが、同学年にエホバの証人2世が私を含めて3人もいた。我々エホバの証人2世の3人は、ものみの塔が禁止している学校の行事などには参加しないというスタンスで足並みを揃えていた。

しかし、私は中学2年生のときに自分の意志でエホバの証人をやめる。私がエホバの証人をやめたことで、他の信者の2人との交流は無くなった。

もともと、お互いにエホバの証人だったという理由でつながっていただけの関係。誰かがエホバの証人をやめればその関係は消滅する。

エホバの証人をやめることで教団の人間関係はほぼ全て失われる。むしろエホバの証人をやめる側の私からすれば、気味の悪い新興宗教団体に属している人間との接触は避けたい。カッコ悪い奴らとつるんでいるのは、もううんざりだった。

また、エホバの証人関係者に関わると、自分のエホバの証人2世という暗い過去を思い出すことになる。それも望ましくない事態。

エホバの証人2世という暗い過去は、隠したい事実で触れられたくないこと。この頃の私は、自分のエホバの証人という過去を知る人間とは一切顔をあわせたくなかった。

かつて友達だったエホバの証人たちをやめさせるには

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”ふさわしい”、”ふさわしくない”の二択で決めつけるエホバの証人

もっと思うがままに生きればいいエホバの証人

「ふさわしくない」というおぞましいエホバの証人ワード

エホバの証人をやめた後はもちろん、やめる前にもエホバの証人的思考から抜け出す必要がある。エホバの証人的思考とは、かくあるべき、こうあるべきという固定観念。

エホバの証人風に言うと”ふさわしい”、”ふさわしくない”の二択。

この”ふさわしくない”という言葉ほどおぞましい言葉はない。「エホバの証人にとってふさわしくない」、この言葉で私は何度も一刀両断にされてきた。

友達と夏休みにキャンプに行きたい。友達の家で映画を見たい。少年野球を始めたい。そんな子どもの望みが、「エホバの証人にとってふさわしくない」の簡単な一言で切り捨てられる。

そう制限されているうちに、エホバの証人2世の子どもも、かくあるべきというモデルプラン、ステレオタイプに陥りやすい思考になっていく。ものみの塔による洗脳の成果。

この思考停止状態は、ものごとを深く考えなくて良いので楽。

エホバの証人をやめたあとの思考方法

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