安全地帯から無責任発言
無輸血信者の悪書『血液の闇』。第7章「輸血不要論」。
「死ぬ予定のボロボロ血液製剤」などより、「リンゲル液」を代わりに使うのがリスクが低いと思われる
「思われる」って、命を何だと思っているんだよ。
リンゲル液が完全に人間の血液に最適な電解質バランス濃度であるかは、真の医学がこれから解明していかねばならない
人命がかかってるんだから、解明してから言ってくれ。
現代医療に飼いならされた人々は、「それで死んだらどうするのか」などと抗議の声をあげるかもしれない。何度も言うが、私は輸血のデメリットや危険性と比べるまでもないほど、リンゲル液が有効だということを述べているに過ぎない
では無意味。死んだらどんな有効なモノだって無意味。命に向き合わずに、安全地帯から無責任発言をしているにすぎない。
無輸血万歳な著者いわく、輸血必要なんだって
以前の売血では1.5ℓくらい抜いてしまう献血が横行していたということだ。だとしたら1.5ℓくらいの失血なら輸血などまったくする必要がなかったということになる。
こうした事例を知るにつれ、仮に輸血全否定までは行かなくても、現行で輸血されているものの9割以上が必要ないと考えられるようになる
ならないだろ。同じ1.5ℓの失血でも輸血の必要性は、患者の状況や体型により変わる。
そして、9割の根拠は何なの?感覚ですか?
さらに、100%じゃない。それにも関わらず、エホバの証人はなにがなんでも輸血拒否。ときには輸血が必要だって、エホバの証人に言ってやってくれ。
産婦人科問題について
この分野に関してだけは結論が出ない。残念ながらそれを明確に示したような研究も私には見つけられない。
さらにいえば、交通事故でもあり得ないとはいないが、出血し続ける状況が生じ(血を止めるのが先決なのでこの状況がおかしいが)、ほかの大きな問題がない場合も同様
そこが一番の問題なんだよ。無輸血万歳な著者も、産婦人科分野、交通事故で出血が止まらない場合でも、絶対的無輸血対応すべきとは言っていない。
都合のいい部分しか読めない、というか受け入れないエホバの証人がこんな本を読むと誤解必至。こういう都合の悪い部分はスルーして、いついかなる場合でも無輸血でいけちゃうんだ!となるから厄介。
一部の産婦人科学の発展と、社会毒に伴う現代的産婦人科疾患の発生による輸血の是非については私も迷いがあるものの、はっきり述べれば現行の99%の輸血は、西洋医学的にだけ考えても不要であると断言できる
出た。感覚%。感覚99%。さっきは9割だったのに、だいぶ盛ってきたな。こんな感覚%、一切信用できないって。
というか、エホバの証人よく聞いとけよ。
無輸血万歳の著者いわく、感覚値で現行の1%の事例で輸血が必要なんだって。その1%の事例で輸血拒否することは命への冒涜なんだよ。とくに産婦人科分野、交通事故。それは1%におさまるだろ。
One Reply to “無輸血万歳者でも認めざるを得ない、輸血の必要性。”