エホバの証人の伝道者が多い国
『2023奉仕年度の報告 エホバの証人の世界的な活動』について。
この記事の続き。他に気になった点。
前回とは逆に、エホバの証人の数が多い地域について。
エホバの証人の伝道者数1人当たり人口の上位の国、私的にはワースト10の地域は以下。
1位のセントヘレナはエホバの証人の伝道者1人当たりの人口35人。このセントヘレナのように、人口が少ない地域では異常値が出やすい。
35人に1人がエホバの証人というのは、クラスに1人がエホバの証人という状態。世界一のエホバの証人密度とはいえ、ここでもエホバの証人は少数派に違いない。
エホバの証人的には、この少数派のためだけにキリストは命をもって罪を贖った設定。もはや、それって無駄死に。良くてクラス1人しか救われない。バカバカしい。
この中で見ると、ザンビアが怖い。日本とほぼ同じ伝道者数の21万人。人口は日本の6分の1程度なのに。
人口の少ない国を省いてみると次のようになる。人口1,000万人以上の国だけに限定。
中南米、アフリカの国だけになる。
メキシコやマウライ、何らかの要因があるのだろうか。
踏み絵を踏むのを許されるメキシコのエホバの証人、許されないマウライのエホバの証人
続いて、単純にエホバの証人の伝道者数の多い国。
本家米国が圧巻の首位だが、このランキングには日本がベスト10入りしてしまう。人口の多さに引っ張られているとも言えるが、伝道者1人当たり人口はこれらの国の中でも多いほう。
つまり、エホバの証人的には日本はまだまだ開拓余地のある国。新規にエホバの証人に騙されるような人々が出ないよう、民度を上げていきたい。
エホバの証人の記念式とは・・・
最後。エホバの証人の死の記念式でパンを食べ、ぶどう酒を飲んだ人の数。これらの人々はエホバの証人的には「油そそがれた人々」と呼ばれ、総勢14万4,000人。死後に昇天してキリストと地上を支配する設定。
エホバの証人の統治体はこの昇天組。要するに、統治体が下層信者を支配するための権威付けのために使われている。
昇天組に選ばれたかどうかは、本人にしか分からない「天啓」のようなモノが下る設定になっている。統治体のような確信犯や、勘違いをする人々が増え続けて現代に至る。(統治体の中にも勘違い野郎がいるのかも知れないが・・・)
以前は、この14万4,000人が全員死んだら、エホバの証人的終わり「ハルマゲドン」が来る設定だった。いわば、昇天前の生き残りの者の人数が、終末のカウントダウンを兼ねていた。
その人数が増えているのだから、エホバの証人の教理が無茶苦茶なことは言わずもがな。終末の「ハルマゲドン」は来ないし、いつの間にか人数も総計14万4,000人をオーバーしちゃう。
そのグラフが以下。
1990年以前の数値が完全には揃っていないが、2007年以降、エホバの証人の14万4,000人の昇天メンバーの数はうなぎ上り。
これに対する教団側の言いわけは、明日の記事にて。