聖書の神のイスラエルに対する矛盾
昨日の記事の続き。聖書が矛盾している件について。ChatGPTによると、聖書には以下の矛盾があるらしく。
- 創世記の創造物語の順序
- イエス・キリストの系図
- 神の性質
- 神の怒りと愛
- 選ばれた民の役割
今日で最後。選ばれた民の役割。ChatGPTに聞いてみる。「選ばれた民の役割について、聖書内の矛盾について教えてください」
選ばれた民の役割に関する聖書の記述には、異なる文脈やアプローチからくる矛盾が見られます。主に、旧約聖書におけるイスラエル民族の役割に関する異なる記述が挙げられます。
神の選びし民としての役割:
旧約聖書では、イスラエルは神によって特別に選ばれた民とされています。神はアブラハムとの契約を通じて、イスラエルを神の特別な所有物とし、律法(十戒など)を通じて民に対する義務や規律を示しました。この選ばれた民としての役割は、神の約束を実現し、神の道を守ることが期待されていました。神の国の役割:
一方で、イスラエルは神の国を象徴する存在ともされています。これは神の支配の下での理想的な社会を意味し、他の国々に対しても光となるべく存在として期待されていました。イザヤ書42:6などで、イスラエルが異教徒に対して神の救いをもたらる存在とされています。罪と神への不忠:
一方で、イスラエルはしばしば神への不忠や罪に陥り、神の戒めを守らなかったとする記述も存在します。これにより、神の懲罰や追放がある一方で、神がイスラエルに対して再び憐れみを示す瞬間も描かれています。このような異なる視点からくる矛盾は、イスラエルが神の選ばれた民でありながらもその責務を果たせなかったという歴史的な側面や、神の計画の中でイスラエルが果たすべき役割に関する複雑な理解から生じています。これについての解釈は、宗派や学者によって異なり、論争の対象となっています。
何だか、要領を得ない。「具体的にどこが矛盾しているのですか?」
一例として、イスラエル民族の選ばれた民としての役割に関する矛盾を具体的に見てみましょう。これは旧約聖書の中で異なる文脈や記述が矛盾しているとされる一例です。
神の選びし民としての約束と役割:
旧約聖書では、神はアブラハム、イサク、ヤコブ(イスラエル)との契約を通じてイスラエルを選び、神の民として特別に選ばれた存在とされています(創世記12:1-3、出エジプト記19:5-6など)。
イスラエルは神に従い、神の道を歩むことが求められ、神の約束を実現する使命を帯びていました。イスラエルの罪と神の裁き:
しかし、旧約聖書においては、イスラエルは度々神の道を離れ、異教の神々に従うなどの罪を犯しました。この背信に対して神は激しい怒りを示し、時には懲罰や捨て去ることが描かれています(申命記28章など)。このような記述の矛盾が見られます。一方で神がイスラエルを選び、神の民としての特別な地位を与えたとされ、他方でイスラエルが罪を犯し、神に背くと神が激しい怒りを示すという描写があります。この状況に対する解釈や調和の取り方は、異なる宗派や学者によって異なる場合があります。
なるほど、イスラエルを選んでみたり、捨ててみたりというブレブレ感が神にあるまじきという矛盾なんだね。確かに。
人間をつくったのは神自身という設定なのに、その人間の行動が読めず振り回され、時には怒り狂う神、メンドクサイ。全部自分のまいた種だからね。全知全能が聞いてあきれる予測力の低さ。
聖書の神の存在、それ自身が大きな矛盾を抱えている。