エホバの証人の死の記念式でグイッと「ルネッサーンス!」

エホバの証人の死の記念式へ

朝、起きたら油注がれてベッタベタになっていた。という設定で、エホバの証人の死の記念式へ行ったみた。今日はカルト教団エホバの証人の年に一度のイベント、死の記念式。

私が油注がれたというのは、あながちデタラメでもない。私の心の神が常にこう告げている。

「お前こそが、エホバの証人に荒廃をもたらし、世界を正常な姿に戻す者だよーん」と。

油注がれた者には、何らかの宣託のようなモノが下る設定になっている。

というわけで、自称「油注がれた者」の務めとして、エホバの証人の死の記念式に参加、マインドコントロール下の信者たちの解放に向かう。

ちなみに、エホバの証人の設定では、「油注がれた者」は死後に昇天し、キリストと共に地上を牛耳ることになっている。要は「油注がれた者」は偉いんだすという権威付けのための教理。そのため、エホバの証人を統治している統治体メンバーも全員、油注がれているはず。

エホバの証人の「死の記念式」では、油注がれたと感じた者だけがキリストの聖餐を食する習わし。この聖餐はカッチカチの薄焼きパンがキリストの肉を、無添加赤ワインがキリストの血を表している。

パンと赤ワインが信者に回されるのだが、「油注がれた者」は少数精鋭なので、基本的には誰も口をつけない。今回、私が参加した会場でもそう。

私も、パンは不味いのでスルー。

パンはこんなの(イメージ)

エホバの証人の記念式のパン

続いて「赤ワイン」が回される。こちらは頂きます。

エホバの証人の死の記念式でグイッと

私のところに、いよいよ回ってきた赤ワイン。

「ルネッサ~ンス」とグラスを高々と掲げた後、一気飲みで頂く。

「はい、拍手」と、自分でパチパチしながら立ち上がる。

「私と統治体は同じ、自称「油注がれた者」。大事なことを皆さんにお伝えします。ハルマゲドンは来ないし、人間は永遠に生きられない。復活なんかするわけない。人生はこれっきり、一度だけ。永遠じゃないから価値がある」

「はい!」パチンと手を叩く。

「君たち、いつまでも現実逃避を続けていないで、いい加減に・・・目ざめよ!」

海外の方もいたので

「You should Awake!」と指差しながら、言っておく。

これにて「ばいばいきーん」と退出。

この私の狼藉だが、誰も非難できない。エホバの証人の「死の記念式」は誰もが招かれている。実際に、エホバの証人が崇拝する公式サイトで、記念式に「ぜひおいでください」という掲載を確認している。

そして、私が油注がれているのか、いないのか?誰にも「否」ということはできない。私は、エホバの証人の統治体と同じ、自称「油注がれた者」。この天啓については誰もとやかく言えない。私を非難する者は、統治体をも非難することになる。

私の場合、私の心の神が常に叫んでいる。「エホバの証人を滅ぼせ!」と。だから、油注がれちゃったんだろうね。子供の頃、エホバの証人から激しい宗教虐待を受けた。そのケジメをつけろってこと。

今回のエホバの証人の死の記念式参加の目的は

  • 統治体の存在理由に一石を投じること
  • 茶番をきっちり茶番に仕上げること
  • マインドコントロール信者たちの覚醒を促す

当初の目的の半分くらいは達成したのだろうかと考えつつ、帰路につく。そして、念のため、家に入る前に体に塩を振っておく。エホバの証人の王国会館には、成仏できなかった怨霊がウジャウジャいるだろうからね。

エホバの証人(JW)にたたられないために成すべきこと

編集後記~ネタばらし

以上の予定だったのだが、我が家の神じゃなくて、妻に事前に相談した所、「時期尚早である」と止められた。

メリットに比べリスクが大きいと。「ルネッサーンス!」や演説をぶちかます瞬間は動画に収めようとしていたのだが、逆に動画に取られて素顔や住所を晒されるリスク。家族に被害が及んだり、最悪、その場で拉致されて天に送られるリスク。

あと、「スベるぞ」と妻に言われた。まだ何か足りないと。「スベるのが怖くてこんな活動できるか」と啖呵を切ったのだが・・・いや、スベるのは嫌だね。

そして、「動画、自分でちゃんと撮れるの?」「噛まずに演説ぶちかませるの?」と、痛いご指摘。「そ、それは・・・」と答えにつまると、

「スベるぞ」

うん、スベるのは神より怖いので、今年は様子見ということに。なので、全部妄想シナリオでした。


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