「神の介入」を待っている間に死んじゃうエホバの証人
『近現代日本とエホバの証人』。結章「日本のエホバの証人における<本部志向>とは」。
結章、序盤でエホバの証人とは何なのか?を簡潔明瞭にまとめてある。分かりにくいエホバの証人本人の話を聞くよりここを読んだ方が分かりやすい。まずは宗教お約束の救済について。
エホバの証人における救済の時期は、来世や没後の話ではなく、基本的には信者の存命中における救済を前提としている(=救済の切迫性)。ここにおいて個人がなすべきことは、どうすれば幸福になれるかを考えたり、社会を改良したりすることではなく、神の介入の時を辛抱強く待つこと
そんなエホバの証人は「神の介入」を待っている間に死んじゃうし、年齢を喰っちゃう。
どうすれば幸福になれるかを考えることをやめて思考放棄、人生の舵取りを他人任せにして、ひたすら耐えて待つだけ。その自堕落な努力しない態度では、当然、幸福になれないまま一生を終える。それで一巻の終わり。
エホバの証人の無根拠な主張
そして、エホバの証人の存在の根拠。自宗教の真正性。エホバの証人組織の
権威の正当性とは、キリストが天に再臨し、天における統治を開始した後、地上の唯一の経路としてラッセルの聖書研究グループ(1940念以降はエホバの証人の統治体)を選んだとするもの
これらがすべて無根拠。キリストが再臨したのも、ラッセル君が選ばれた云々も単なる誇大妄想にすぎない。
世界中のエホバの証人ども、このブログ主として2016年頃にミスター・サタンの唯一の後継者として、ものみの塔を崩壊させるべく降臨した山羊男を敬えと。私がそう主張し始めたとしたら?それと同じレベル。勝手に言っているだけ。
しかし、私はものみの塔を崩壊させられる、と山をも動かすつもりで信じている。というか、崩壊させる。だって、ものみの塔が跡形もなく崩れ去るまで、絶対に諦めないから。
信者数の増える宗教が正当なんだとしたら・・・
エホバの証人(世界本部)の自認するところによると、教勢の拡大は、エホバの証人が神に是認され祝福された組織であることの証
キリストの再臨とかラッセルや統治体が選ばれたってのが無根拠なので、信者数の増加がその証拠でっせ、というのがものみの塔の主張。
信者が増えれば、その宗教が真正であるというのなら、エホバの証人の人数なんかゴマ粒みたいなもので、何とか学会の人数のほうが圧倒的に多い。エホバの証人が目の敵にしている宗教団体のほうが圧倒的に神の祝福を受けていますな。
「人数増えているからOKルール」でいけば、地球史始まって以来の人口爆発中の現在の地球そのものが神の是認受けまくり。だから、特定の宗教なんかお呼びじゃないんだよ。
エホバの証人は,世界中で
良い知らせを広めています。
240の国や地域で,良い知らせが
増えています。
輸血拒否で人を殺し、来ないハルマゲドンで人をたぶらかすのは良い知らせとは言いませんよ