エホバの証人の家族への限定的愛情

エホバの証人以外を愛せないエホバの証人

私は、エホバの証人をやめて、まっさらな新環境での高校生活を満喫していた。エホバの証人だった両親と徹底的に対立して、家を出ることまで覚悟していたのだが、両親はエホバの証人でない私を見放すことはなかった。

生れついたときから私はエホバの証人2世として育てられたので、親の愛情は、私が”エホバの証人であるなら”という限定付きだと思っていた。意外とそうではなく、両親はエホバの証人でない私に対しても、親としての愛情を注ぎ続けた。

この辺りは、親次第である。親の知能指数やエホバの証人としての経験年数、体験による。エホバの証人3世のような人間だと、エホバの証人以外のことは全く知らない。

そんな環境で育つと洗脳状態が深く、エホバの証人以外は人間でないという考え方になる。こうなると、例え自分の子供であっても、エホバの証人でないならば、愛する対象ではなくなる。

また、ものみの塔への依存が強すぎると、子供・家族よりもエホバの証人組織への信仰を優先させる信者も存在する。本人は、キリストのように肉の家族よりも神を優先させるというような尊い考え方をしているつもり。

しかし、これはただのお馬鹿さんで、自分の家族すら愛せない人間がそんな聖人になれる訳がない。思考停止状態になって、ものみの塔という偶像を崇拝し、エホバという偽神に行動を制限されている。

家族を愛することを許さないものみの塔協会

また排斥処分になった家族に対しては、信者は必要以上の接触を制限される。排斥とはものみの塔協会からの破門宣告である。喫煙、淫行、輸血、背教など、エホバの証人にとっての重罪を犯すと、エホバの証人組織により宗教裁判にかけられ、有罪となると排斥になる。

排斥者は家族内でも村八分、食事など最低限の接触以外は許されない。エホバの証人組織内でも無視される。本人が復帰を望んでも、周囲は声をかけることも許されない。

組織に戻りたい場合は、村八分状態に耐え、数年の反省態度を示す必要がある。その段階でようやく組織側の判断で排斥処分が解かれるケースもある。

私は排斥にはならなかったので、両親の態度は変わらなかった。万が一、私が排斥になっていた場合は、両親は組織の掟を守り、私を家族内で無視しただろう。こうなると、両親の愛情がどちらに転んだか。一人息子か、ものみの塔組織か。今となると定かではない。

ものみの塔協会は、排斥された家族は愛するなと言っているのだ。家族を幸せにすることすら出来ない宗教がエホバの証人。ものみの塔至上主義の偶像崇拝集団なのだ。

エホバの証人をやめたい人の覚悟すべきこと

あなたがエホバの証人でなくなった際に、家族の愛情がどう転ぶかは分からない。あなたへの愛情が残るか、切れるか。エホバの証人をやめたいという人は、ある程度の覚悟を決め、組織を去るべきだ。ただ勢い余って排斥になると、家族の絆は完全に打ち切られる可能性が高い。

しかし、私は家族のことはどうでも良いと思う。まずは自分の生き方を優先させるべきだと思う。自分の自由意志が無い生き方はすべきではない。死ぬときに後悔することになる。まずは自分の健全な状態を確保し、その上でエホバの証人家族と向き合うべし。

脱塔注意点をまとめた記事はこちら

エホバの証人家族とのバランスを保ったまま脱党する方法はエホバの証人2世が脱塔宣言する際の3つの注意点(親に対しての告げ方)


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