終わりの日の終わりのそのまた終わりの部分で月間140時間て
昨日の記事の続き。「しあわせ」という漫画を描いていた「自称」元売れっ子漫画家がエホバの証人になって「しあわせ」になったという教団側の喧伝記事。
『進化と創造 ― 人間はどちらの結果ですか』というものみの塔本を読んで
途中何度も涙で中断されながらも,夜が白みかけるころには,その本をほとんど読み終えていました。涙がとめどなくあふれました。進化論は間違っている! 全宇宙と人類には偉大な創造者がおられるのです。それは生涯で最も感動した夜でした。神は実在されるのです
アホやん。思考力足りんやろ。創造の証拠をどれだけ捏造しようが、神がどこから来たかについては永遠に沈黙。非科学の極み。
1975年以来,私は毎月140時間以上をクリスチャンの宣教に費やしています
ん??漫画家の頃は徹夜で仕事してたんじゃなかったっけ?
締め切り前には,30時間も40時間も続けて仕事をすることもありました。仕事のためにはどんなことをも犠牲にしました
それに比べて、エホバの証人活動月間140時間って、だいぶ楽になったな。「終わりの日の終わりの終わりのそのまた終わりの部分」にいるにしてはだいぶ悠長なことで。漫画のためにはどんなことをも犠牲にしていたのにね・・・。
エホバの証人はこの矛盾に気付くべき。
カルトに搾取される構図
この喧伝記事、最後まで読んだら、本名なのかなんなのか本人の名前が出てきたので、それでネット検索したら、作品がかろうじて2つ引っかかった。
この喧伝記事の内容はまるっきしのウソでもなかったんだけど・・・売れっ子漫画家ってのはどうなのかな。本人が記事中で述べているとおり、ほぼ忘れ去られている。
この記事は自称元売れっ子エホバの証人の誇大妄想、もしくはエホバの証人の出版側の誇張表現。売れっ子とはかけ離れた世間知らずな人間が騙されてエホバの証人になる。そして、教団側が大げさに話を拡大する。
こんなインチキくさい組織が主張する約束が実現するわけがなく。
世間知らずで潔癖症、ナイーブな完璧主義者が現実逃避の結果、ウソつきカルトに搾取されるという構図。
果たしてホントに「しあわせ」だったんですか?
この自称売れっ子漫画家が「しあわせ」を書いていたのが1972年。
この喧伝記事が掲載されたのが1988年。
1995年にはハルマゲドンが来て、エホバの証人以外は全員殺戮されて、信者は全員生涯「しあわせ」な気分でいられるロボトミーに生まれ変われるはずだったんだけど、そんな危険思想が実現するはずもなく、ときは西暦2024年。
この元漫画家にとっては「終わりの日の終わりの終わりのそのまた終わりの部分」がやがて半世紀も続いている。それでも「地上の楽園」は来ない。来るわけないわな。インチキくさい喧伝記事を出す組織が主張する未来が実現するはずがない。
果たして、それでホントに「しあわせ」だったんですか?
間違った宗教に生涯をかけてホントに「しあわせ」?
こんな古参信者であれば、エホバの証人組織が体罰を主導していたことは百も承知。大会会場のトイレに体罰行列ができているのをニヤニヤ眺めていた世代。
そこから半世紀、エホバの証人日本支部は「体罰をしていた親がいたとしたら残念」という声明を出している。そして、日本のエホバの証人公式ウェブサイトには体罰の文脈の上で、「一貫して暴力を振るったりすることをとがめてきた」なんて大ウソが、恥知らずにも載っている。
こういった現行不一致は間違った宗教の特徴。だとエホバの証人組織その人が述べている。
この自称元売れっ子漫画家のエホバの証人歴で言えば、1975年の予言ハズシ、1995年の予言改訂を見ている。「誰も知らないその日と時刻」を「見なさい。そこに!」と言っちゃうのは偽キリストだと聖書にも書いてある。
つまり、
エホバの証人が間違った宗教で偽キリスト教なのは確定。
それでも「しあわせ」ですか?