エホバの証人S-401は大問題
金沢医科大学病院の某教授氏の声明文が日本のエホバの証人の公式ウェブサイトに掲載されていた件。
当方から大学病院に苦情を入れて、当該の声明文はサイトから消えているように見えるのだが、ファイル置場のようなところにまだ残っている。ご親切に大学病院側に知らせるついでに声明文を読んでみる。昨日の記事の続き。
声明文の中で、エホバの証人の資料「妊娠中の女性のための情報」S-401をつまみ食いして、
一般的には問題ないと思う
問題ないと思う
などと肯定。
いや問題あるだろ。それで人が死ぬんだぞ。エホバの証人は、輸血が必要な状況でも輸血拒否して死ぬんだぞ。
金沢医科大学教授氏の声明文、詭弁もしくは読解力不足
声明文の中でつまみ食いで肯定している部分が
エホバの証人の資料S-401の
「深刻な黄疸に関しては, 輸血以外の方法でどう治療できるか新生
児の医師と相談してください」「早産で生まれた赤ちゃんはNICUで治療を受ける必要があります。新生児科の医師に,赤ちゃんが輸血以外のあらゆる方法を駆使して治療を受けられるようにお願いしてください」
これに対して、この教授氏は「問題ないと思う」と述べたうえで
輸血を回避するか最小限にとどめる
WHOは輸血の回避や最小限化を勧めている
と続けている。この教授は日本語読めないのかな?
エホバの証人は輸血以外の方法しかとらないように指示している。輸血の最小限化なんてことは言っていない。
悪徳なごまかし、詭弁。もしくは読解力がないのか。いずれにしろ教育者としての資質には大きな疑問符がつく。
エホバの証人の内部文書「S-401」、二枚舌のままブレないエホバの証人組織
カルト擁護者や協力者はカルトに取り込まれる
大人のエホバの証人信者が自分の意志で(ハルマゲドンで死ぬと脅されているので、自分の意志など持ち得ていないのだが)輸血拒否をして死ぬのなら、百歩譲って勝手にすればいい(この世でもっとも愚かでグロテスク、悲惨な地獄絵図だが・・・)。
そうでなく、「生きたい」という生存本能以外を持ち得ない新生児に対して、医師が必要だと判断した輸血を行わないのは宗教虐待。宗教虐待Q&Aがそう定めている。
エホバの証人のS-401は、死んでも輸血しないように、新生児を殺すことになっても輸血しないようにという指示。これは完全な児童虐待。
この教授氏は、このS-401に対して、肯定的な意見を持ち「問題ないと思う」と本気で思っているのだとしたら、日本語の理解度が低すぎる。
または、何らかの理由で肯定しないといけないから肯定しているのだとしたら?もしくは何らか理由で肯定したいから肯定しているのたとしたら?
そのために、部分的に肯定できるところをつまみ食いして、詭弁を用いているのだとしたら?それこそがカルトの所業。カルト擁護者や協力者もカルトの思考に取り込まれるという例。
金沢医科大学病院へメール送付するも・・・
2024/9/17、以下のメールを金沢医科大学病院へ再送。(私の名前とエホバの証人サイトへのリンクは書き換え)
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金沢医科大学病院管理課 ご担当者様
お世話になっております。山羊と申します。
笹川教授の声明文がエホバの証人という宗教団体の公式サイトに掲載されていた件です。
下記リンクにまだ全文が残っているようですね。
ここにリンクを記載
笹川教授は声明文のなかで、
エホバの証人の資料「S-401」を「問題ないと思う」と肯定されています。
しかし、エホバの証人の「S-401」に書かれているのは
「新生児に対して必要な輸血であっても一切行わない」ようにという指示です。
これは児童虐待に該当しますので、「問題あり」です。
山羊
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これに対して、現時点(2024/10/7)では大学病院側からの返信はない。そしてweb上にも同教授の詭弁なのか読解力不足なのかの恥ずかしい声明文も放置されたまま。
“金沢医科大学教授氏の声明文、詭弁もしくは読解力不足” への1件の返信