金沢医科大学病院の教授の声明文、カルト協力者の思考回路

カルトサイトの意見書を読むはめに

日本のエホバの証人公式ウェブサイトに自称専門家の意見書が掲載されている件。

日本のエホバの証人公式ウェブサイトから自称専門家の意見書消失、2人目。の記事で消えた某教授氏の意見書だが、サイト上の外観は消えているのだが、ファイルそのものはweb上に残っている。

エホバの証人側の故意なのか何なのかは不明だが、ご親切に大学側に知らせることにする。

ついでに今回、当該の意見書も読んだのでその内容について。

前回、大学側に苦情を申し上げた時点では、意見書など読んでいない。未来を背負って立つ若者を教育する立場の人間がカルトに協力するなんてけしからんという主旨で苦情を入れた。少なくとも、カルトと疑われる特定宗教団体に協力するなよ、ということ。

そもそも、カルトサイトに載っている意見書など読むに値しない。時間のムダ。

というわけで、今回この意見書を読んで大いに時間をムダにしたのだが、カルト協力者の思考回路がどうなっているのか、以下に指摘する。

エホバの証人の不健康で野蛮なもっとも愚かな行為とは?

金沢医科大学病院教授という肩書と直筆のサインのもと、日本のエホバの証人公式ウェブサイトに掲載されていた声明書。

冒頭付近に次のようにある。

信教の自由は憲法で定められており、かつすべての人は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。さらに、すべての人は差別なく適切な医療を受ける権利を有する

そうですね。当然の一般論。

そして、この教授氏の意見。

万が一輸血をしなければ命が助からないと医師が判断した場合にどうするか?・・・中略・・・万が一輸血をしないことによって死亡する、あるいは障害を持つなど重大な結果が生じた場合に担当医師が責めを受けないための証文を交わす必要があるかもしれない

この教授氏はおっそろしいことに、自分で輸血しないと死ぬと判断しつつも、エホバの証人が輸血を拒否するなら、その暴挙に従い死亡させるつもりらしい。そのために事前に念書をとっておくと。

この非常に偏った教授個人の意見と、前述の一般論。これらが同時に成立すると思っちゃうのがカルト協力者の思考回路。

  • すべての人は差別なく適切な医療を受ける権利を有する
  • 万が一輸血をしなければ命が助からないと医師が判断した場合

輸血をしなければ命が助からないと医師が判断したのなら、輸血が適切な医療なんだろ。輸血すべきなんだよ。病院内で命より大事なモノなんかないんだよ。

トチ狂っているエホバの証人だって差別なく適切な医療を受ける権利があるんだよ。何とかして救ってやれ。

  • すべての人は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
  • 万が一輸血をしないことによって死亡する、あるいは障害を持つ

輸血拒否なんておバカな信条で死んだり、障害を持つようになるのは、健康で文化的な最低限度の生活じゃないんだよ。不健康で野蛮なもっとも愚かな行為なんだよ。


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