エホバの証人2世のマスターベーション

エホバの証人2世にとって高い両親の壁

私はほぼ生まれながらにしてエホバの証人2世として育てられた。両親は異常に熱心なエホバの証人だった。私が大人になったらものみの塔協会に献身するのは当然、開拓奉仕をするのも当然ぐらいに両親は考えていた。あわよくばベテルに入って奉仕するというエホバの証人的なエリートコースを歩ませたいと考えていた。

そんなものはエリートコースでも何でもなく廃人となって野垂れ死にする墓場までの片道切符のようなものである。ただ両親が強くそう願っていたので私もそうしても良いかもという気にはなりつつあった。小学校高学年の男の子にとってどうしても両親という壁は高い。両親の言いなりになるというよりも両親に愛されたいという思いで両親の願い通りの自分になろうとしてしまうのである。

しかし私の”模範的”なエホバの証人になろうとする努力は長くもたなかった。やはりどうしてもエホバの証人には参加を許されない世俗の行事や立ち入ることが許されない場所に関心があった。クリスマスパーティーに参加してみたかったしゲームセンターにも入ってみたかった。それ以上に何よりも性の問題を解決しなければ私は真のエホバの証人にはなれなかった。それは私にとって無理な話だった。





エホバの証人2世のマスターベーション

同年代の女の子と付き合ってみたいという私の欲求は小学校高学年の頃から高まり始めていた。結婚するということと全く関係なしに普通に恋愛がしたかった。しかしそれ以上に私は性の対象として異性を欲していたのである。

異性への欲望がエホバの証人2世であるという現状では解消されるはずがなかった。エホバの証人にとって婚前交渉は重罪である。エホバの証人2世の小学生や中学生に異性との交際が許されるはずがない。しかしどうしても異性への興味を抑えきることは出来ず私は習慣化していたマスターベーションをやめることは出来なかった。これでは立派なエホバの証人となることなど不可能である。ものみの塔協会の教義ではマスターベーションは禁止されているのである。

異常に強い性欲はこの年頃の男の子にとっては普通である。エホバの証人2世の場合は生半可に性に対する知識を小さな頃から植え付けられているのでさらに強烈な欲求となる。大人になってもそれは持続しかねない。エホバの証人2世は何も与えられなかったので全てを欲するのである。街ゆく異性の全てを欲するのだ。

これは性に関することだけでない。流行ったテレビゲームは全てクリアしたいしテレビドラマも人気作は昔にさかのぼって全て見たいのである。ギャンブルも酒もタバコにも手を出したい。何から何まで禁止されていたことをやり尽くしたいのである。


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