騙しと搾取のカルト宗教は許せない
AmazonのKindleで読める『元宗教二世たち山上容疑者を語る: ありそうでなかった!多宗教二世たちの対談』から。
質問その2「宗教に対して1番許せない事は?」
宗教が許せない、というと語弊があり、カルト宗教が許せないだけ。
カルト宗教が許せないのは広義には「信者を騙しているところ」、個人的には「屈辱の日々を送らされたこと」。
果たして伝統的な神社や寺院が参拝者を騙していないかと言えば・・・騙してない。拝んで賽銭入れたからって「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」とは決して言わない。
エホバの証人は簡単に言うよね。大ウソを。「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」って。
カルトの許せないところは「信者を騙しているところ」。これだけで良さそうだけど、もうちょっと補足すると
「信者を騙して人生そのものを搾取するところ」。
普通の神社や寺院では献金破産することもないし、宗教活動にすべてを捧げるために仕事を辞めろとは言わない。逆に「ちゃんと働きなされ」とアドバイスしてくれるだろう。
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エホバの証人組織に対する個人的な恨み
個人的にエホバの証人組織が許せないのは、私が14才で脱会するまでの間、エホバの証人2世として屈辱的な日々を送らされたこと。こればあくまで私怨。私という人格の根幹が構成される時期に、エホバの証人という極悪罰ゲームをやらされた。
私にとって、エホバの証人は「恥」そのもので、元エホバの証人2世信者という出自を、胸を張って言うことはできない。マル秘にしているわけではないけれど、堂々と履歴書に書けるようなものではないし、屈辱と悲しみに満ちている記憶なので、開けっ広げにできるわけもない。
私自身の根っこの部分にまつわる恨みなので、簡単には消えない。エホバの証人組織の崩壊で償って貰おうと思っている。
逆にカルトを強要した親が恨めしくないかと言われれば、そりゃ恨めしい。だから、圧倒的に疎遠だし、老後のことは自己責任で何とかして欲しいと考えている。こちとらに経済的余裕があれば考えないでもないが。今のところはない。
その両親もエホバの証人を大要因として離婚。現在はいわゆる蒔いたモノを刈り取っている状態。だから、エホバの証人堕ちして、子どもの私にカルトを押し付けた罪を必要以上に問うことはしていない。両親も被害者であり、充分以上に傷付いたから。
この事態の根源、悪の根源がエホバの証人組織なので、私の恨みはやはりエホバの証人組織本体に及んでいる。



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