宗教虐待Q&Aを知らなかったという逃げ口上
現役エホバの証人によるオンラインカウンセリング「オリーブの葉」の問題構造を検証中。
私から相談した架空の児童虐待(エホバの証人の教理由来の体罰や輸血拒否カードの携帯)に対し、公認心理士を名乗る現役エホバの証人カウンセラーは沈黙。
その愚を糾弾するメールを送ったのだが、返信が来る前に言い訳の逃げ口上を予測して対策中。
- 「宗教虐待Q&A」を知らなかった
という返答が来た場合。体罰はともかく、輸血拒否カードを子どもに携帯させることって虐待なんですか?と開き直られた場合。
このカウンセラーは、エホバの証人現役信者である前に公認心理士なのだから、児童虐待の最新指針は知るべきだし、むしろ、相談者が児童虐待をしていると告白してきたのだから、曖昧な返答をする前に、子ども家庭庁の宗教虐待Q&Aにアクセスすべきだった。 アクセスしていたとしたら、児童虐待を制止しておらず、公認心理士失格。
「現役信者である前に、公認心理師である」という原則こそが、本件の核心。
そして、相談者が児童虐待の疑いを明言している時点で、支援者は即座に行政指針にアクセスし、対応すべき義務があった。それを怠ったなら、制度理解の欠如か、職務放棄か、いずれにせよ公認心理師としての不適格。
制度的責任追及の論理構造
① 公認心理師は国家資格者として、行政指針の把握義務がある
公認心理師法第43条:「資質向上の責務」
→ 最新の法令・行政指針を把握し、適切に対応する義務
→ 宗教虐待Q&Aは、児童虐待対応の中核的資料
② 相談者が児童虐待の疑いを明言している時点で、即座に対応すべき
「体罰」「輸血拒否カード」などの具体的事例が示されている
→ 曖昧な返答ではなく、行政指針に基づいた明確な助言と通告検討が必要
③ Q&Aにアクセスしていたなら、なおさら「やめるべき」と指導すべきだった
それをしなかったなら、制度理解があっても職務を果たしていない=失格
支援者が「現役のエホバの証人」である前に、公認心理師としての責任を負っている以上、 児童虐待の疑いがある相談に対しては、曖昧な返答ではなく、 こども家庭庁が公表している「宗教虐待Q&A」に即座にアクセスし、 行政指針に基づいた対応を取るべき義務があった。
仮にQ&Aにアクセスしていたにもかかわらず、児童虐待を止める助言を行っていないのであれば、 公認心理師としての適格性が問われる重大な問題。
宗教的立場より制度的責任が優先される、対応不在は失格の証拠。国家資格者として、行政指針の把握と対応は義務。相談者が虐待を明言している時点で、即座に対応すべき。Q&Aにアクセスしていたり、知りつつ沈黙したのなら、なおさら助言不在は失格とみなされるべき。


