エホバの証人の祈りによる子どもへの宗教虐待とは?

結局聞かれない自己暗示の祈り

エホバの証人の初学者マインドコントロール用教材『いつまでも幸せに暮らせます』のレッスン09『祈ることによって神との友情を育てる』。昨日の記事の続き。

動画: 「祈りは問題に立ち向かうのに役立つ」で

祈り終えないうちに、平安な気持ちに包まれました

と言っているが、それは気のせいか自己暗示。

祈ると,問題はなくならないとしても,神はどのように助けてくれますか

って、誠実な祈りは聞かれるとか散々言っておいて、結局祈っても問題はなくならないんだろ。

「何も心配せず,いつでも祈り,祈願を捧げ,感謝しつつ・・・神からの平和が,キリスト・イエスを通して皆さんの心と考えを守ります」(フィリピ4:6,7)

心配しとけって。エホバの証人、将来真っ暗だよ。単なる現実逃避、考えさせず現実から目を逸らさせるマインドコントロール。

祈りによる子どもへの宗教虐待

見てみようのところのアニメ「いつでも いのる」。動画内で気持ち悪い歌が流れる。そして、子どもに学校で祈らせている。これは児童虐待。

このレッスンでこれだけ「祈れ祈れ」言っておいて、レッスン33では

ハルマゲドンの戦争で悪い人や悪い政府をなくします

悪い奴というのは、「祈れ」と言われているのに祈らない奴のこと。つまり、「祈らないと殺すよ」と脅している。

単なる脅しで祈らされているので、

児童本人が宗教を信仰していないにもかかわらず信仰している旨を宣言することを強制する行為や、児童本人が自身の信仰する宗教等を他者に知られたくない意思を有していることを考慮することなく、他者に対して信仰する宗教等を明らかにすることを強制する行為

「祈らないとハルマゲドンで殺すぞ」は信仰でなく、単なる脅し。宗教虐待Q&A3-4に該当する。

エホバの証人テキストのイヤらしさ

このテキストのイヤらしいところは「祈れ」とは直接的に書いていないところ。

祈ることができます

どんなことを祈りたいと思いますか

いつ祈ろうと思いますか

のような誘導型。本当にイヤらしい。これがエホバの証人のテキスト全体に共通するイヤさしさ。ハッキリ「祈れ」と言えばいいモノを強制していない体裁をとっている。

しかし、そうは問屋が卸さない。

このレッスンの序盤でキリスト君が

このように祈らなければなりません

って命令してきている。

こう言うと、エホバの証人はそれは「聖書ガ―」というのだが、お前の教団の翻訳した聖書だろ。それに聖典なんだろ。それが命じていれば、命令だろ。

そして、エホバの証人の場合は「聖書」の命令に「ハルマゲドンで殺すぞ」が絡んでくるんだから、間違いなく脅迫による強制。

また、

エホバも私たちに心から祈ってほしいと思っている

という一文がある。このエホバ君が「ハルマゲドンで殺すぞ」って言う奴だから、そいつが「祈ってほしい」と思っているわけだから、これも脅迫。

銀行強盗は皆が皆、素直に金を出して欲しいと思っている。そうして「殺すぞ。金を出せ」ってピストルを突き出すんだから、脅迫。エホバ君も同じ。「祈ってほしい」と思っていて、「ハルマゲドンで殺すぞ」という脅迫をしているんだから、祈らされる側にしてみれば強制。それを親が子どもに教えていれば児童虐待なんだよ。

エホバの証人の伝道、クラスメイトに目撃される悲劇


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